ストーリー
ジュード・エリスは、アメリカはオレゴン州の小さな漁師町ポート・ケイナンの保安官。カリフォルニア州オークランドで警察官をしていたが、警察官としての暗い過去と、破綻した結婚から逃げるように、のどかなポート・ケイナンにやってきた。そんなポート・ケイナンの海岸ソーンビーチに、亡命先を求めて戦争から逃れてきたという47人の難民が漂着し、ジュードの平和になりつつあった生活も、ポート・ケイナンの町も一変してしまう。HSI(国土安全保障捜査局)のエマと共に未来から来たという難民に話を聞くと、戦争が起きて彼らが逃れてきた国はアメリカだというのだ。さらにその戦争は180年後、つまり未来のことであるという。この奇妙な亡命の裏に隠された真実をHSIが突き止めようとする一方で、ジュードは同僚ネスターとともに独自で捜査を始める。捜査を進めると、未来からの訪問者の中には、平和に暮らす人々の生活を崩壊に導く者たちがいると判明し……。