ストーリー
幼い頃に戦闘種族クリンゴン人に両親を殺されたマイケル・バーナムは、バルカン人の惑星連邦大使サレクの養女となり、地球人ながらもバルカンの教育を受けた。成長した彼女は、惑星連邦の宇宙艦隊USSシェンジョウの優秀な副長として活躍していたが、調査中に惑星連邦と100年の冷戦状態にあるクリンゴン帝国の戦士と偶然対峙し、誤って殺してしまう。その後、姿を現したクリンゴン艦に友好的な呼びかけを試みるも相手は一切応じない。ジョージャウ船長は交戦の恐れがあると非常警報を出しつつも、クリンゴンを刺激しないよう外交的手段を用いて穏便に進めようとする。しかし、サレクからの助言により、クリンゴンに先制攻撃をしない限りこちらに分がなく、クルーたちが全滅すると確信したマイケルは、船長の命令に背き独断で攻撃を開始。これが引き金となり、全面的な戦争が勃発。マイケルは反逆罪で中佐の階級をはく奪され終身刑となる。囚人となったマイケルは護送中にUSSディスカバリーのロルカ船長と接触し、能力を買われクルーとして戦時徴用されることになるが……。