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THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~シーズン2

イントロダクション

エル・ファニングとニコラス・ホルトが夫婦役で豪華共演!!
ジャンルを超越したあのアンチ・ヒストリードラマがパワーアップして帰ってきた!!
ニコラス・ホルトも新たに製作総指揮に加わったシーズン2を独占日本初放送!!

作品解説

子役から見事な成長を遂げたエル・ファニングとニコラス・ホルト、豪華2大共演!

『I am Sam アイ・アム・サム』で姉ダコタ・ファニング演じるルーシーの幼い頃を演じ、弱冠3歳未満にして映画デビューを果たしたエル・ファニング。その後「TAKEN テイクン」で再び姉ダコタ・ファニングの幼い頃を演じ、2003年公開の『チャーリーと14人のキッズ』以降はエル・ファニングとして独自の力でスターへの階段を駆け上がってきた。一方のニコラス・ホルトも、弱冠12歳にして『アバウト・ア・ボーイ』でヒュー・グラントの相手役を見事に演じ大ブレイク。その後ハリウッド映画にも進出し、2015年、大ヒット作『マッドマックス 怒りのデスロード』に出演するなど、見事な経歴を築き上げている。そんな2人が初めて共演したのは2014年公開のSF映画『マッド・ガンズ』。あれから6年が経ち、主役2人の絶妙な掛け合いが大きな見どころとなっている本作では、アカデミー賞ノミネート脚本家トニー・マクナマラの巧みな脚本をベースに2人の抜群な相性が披露されており、『マッド・ガンズ』からの成長も窺える。ニコラス・ホルトは同じくトニー・マクナマラ脚本の『女王陛下のお気に入り』にも出演しており風刺やコメディー調の作品はお手のものだが、コメディージャンルが初めてのエル・ファニングにとっては、トニー・マクナマラが生み出す旨味たっぷりのハイペースな脚本のリズムを掴むのに少し時間がかかったと言う。また、恥ずかしいという気持ちを捨てることも学んだと言い、相手役がニコラス・ホルトであったことで掛け合いに安心して挑むことができたようだ。


アカデミー賞ノミネート脚本家トニー・マクナマラを筆頭に、製作陣も実に豪華!!

本作の企画・脚本・製作総指揮を務めるのは、2018年公開の『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたのが記憶に新しいトニー・マクナマラ。実は本作は『女王陛下のお気に入り』よりも前から存在したそうで、トニー・マクナマラは舞台用に本作を書き上げ、シアタープロダクションとして製作されて公開もされたようだ。トニー・マクナマラ曰く、生の観客を目の前にすると、コメディーのどの部分が成功してどの部分が失敗したかを肌で感じ取ることができるとのこと。そんな“実験”を経て、彼自身だけでなく彼の娘も見たいと思うようなツイストのある脚本が出来上がった。アメリカでは2020年5月にHuluで配信開始された本作。Huluの発表ではコメディージャンルのオリジナル作品としてはトップを争う視聴成績を残しており、早くも7月には第2シーズンの更新が決定した。公開以降、Huluオリジナル作品の中ではグーグル検索率No. 1、ウィキペディア検索率No. 1を記録し、IMDbやRotten Tomatoesの視聴者評価も高得点が相次いでいる。同年に開催された第72回エミー賞では惜しくも受賞は逃したものの、コメディーシリーズ部門の脚本賞にトニー・マクナマラがノミネート、監督賞にマット・シャックマンがノミネートされた。マット・シャックマンはシーズン1では第1話を監督し、また、2シーズン続けて製作総指揮も務めている。「ゲーム・オブ・スローンズ」や「キング・オブ・メディア」でも監督を務めた敏腕クリエーターだ。さらに、キャスティング・ディレクターを務めるのは『女王陛下のお気に入り』と同じ人物。それもそのはず、トニー・マクナマラは『女王陛下のお気に入り』でニコラス・ホルトがリハーサルしている様子を見て、本作へのキャスティングを決めたと言う。色鮮やかな美術や華やかな衣装、繊細なライティングも本作の見どころ。そして各話のエンディングで流れる毎回異なる楽曲も、本作のテーマに沿ったものが集められていて粋である。エル・ファニングにとっては本格的に製作総指揮を務めた初めての作品となっている。


時々真実の物語!?

毎回各話の冒頭に流れるタイトルカードには「注:時折、実話。」と書かれている。歴史ものなのに実話ではない?! とびっくりするかもしれないが、確かに本作は実話とは言い切れない。もちろん女帝エカチェリーナは実在の人物で、ロシア史上最長の女性統治者であることに間違いはなく、皇帝ピョートルも実在の人物だ。しかし、マリアルやサムサ大主教など実在しない人物も多く登場し、登場人物たちの関係やストーリーのタイムラインがフィクション化されているのが本作である。企画・脚本のトニー・マクナマラは、『女王陛下のお気に入り』、本作と2作続けて歴史ものを執筆しているにも関わらず、実際はそれほど歴史もののファンではないと言っている。では、なぜ女帝エカチェリーナの物語を書こうと思ったのか? 女帝エカチェリーナについて、あまり知識がなかったというトニー・マクナマラだが、ロシアに女性教育をもたらし啓蒙時代の存続に力を注いだというエピソードをたまたま耳にしてから、女帝エカチェリーナについて色々勉強したそうだ。そして彼女がとても複雑な人間であり、間違った男と結婚してしまったと気づいた時に「一体どうすればいいのか? 夫を殺すか? 」という思考に走ったことが、とてもコンテンポラリーでとてもモダンに感じたと言う。本作では史実とフィクションの境界線を曖昧にすることでドラマチックな展開に風刺やコメディーをうまくミックスさせ、ファルスの要素を含んだ鋭いストーリーテリングが可能になった。歴史を正確に記した作品を作ることが目的ではなく、トニー・マクナマラ自身が楽しめる作品を目指したそうだ。そして、主演のエル・ファニングとニコラス・ホルトも歴史本を放り出し、史実との関係性についてはトニー・マクナマラに任せて、キャラクターを自由自在に操って人間性を持たせることに専念できたようだ。2人の掛け合いが抜群の相性を見せているのはそのおかげなのかもしれない。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン2 見どころ

シーズン1だけでなくシーズン2も数々の賞にノミネート! シーズン2では新たにニコラス・ホルトが製作総指揮に加わり、シーズン3ではエル・ファニングの監督デビューもあるかも?!

数々の賞で受賞とノミネートに輝いたシーズン1。エミー賞では脚本賞にトニー・マクナマラが、監督賞にマット・シャックマンがノミネートされた。続く全米脚本家組合賞(WGA賞)ではトニー・マクナマラがコメディーエピソード賞を受賞、新作シリーズ賞とコメディーシリーズ賞でも本作の脚本家チームがノミネートされた。全米映画俳優組合賞(SAG賞)ではニコラス・ホルトが主演男優賞にノミネートされ、本作のキャストたちがアンサンブル賞にもノミネート。そして、ゴールデン・グローブ賞で作品賞ノミネート、エル・ファニングが主演女優賞ノミネート、ニコラス・ホルトが主演男優賞ノミネートと有終の美を飾った。
その勢いは、シーズン2になっても衰えを知らないどころか増すばかりだ。本作の配信時期によりエミー賞は1年スキップすることになったが、全米脚本家組合賞(WGA賞)ではトニー・マクナマラが再びコメディーエピソード賞にノミネート、全米映画俳優組合賞(SAG賞)では今度はエル・ファニングが主演女優賞にノミネートされ、本作のキャストたちが再びアンサンブル賞にもノミネートされている。受賞式はまだだが、受賞に大いに期待したい。ゴールデングローブ賞では前年に引き続き作品賞ノミネート、エル・ファニングが主演女優賞ノミネート、ニコラス・ホルトが主演男優賞ノミネートとトリプルノミネートを飾った。
シーズン2では、新たにニコラス・ホルトが製作総指揮に加わっている。しかし、そのことを聞かれると照れるニコラス・ホルト。そして、「シーズン1で良い仕事をしたから引き続き頑張って、と言ってくれているんだと思う。とても良い人たちだよ。」とコメント。「カメラマンや監督たちが毎エピソード異なるから、スタイルやトーンが異なったり、異なるアイディアが持ち寄られたりする。エルと僕は最初から最後まで常にセットにいて、全体を通して何が起きているか、全体像を把握している。」と説明。このことが一貫性を保つことに寄与しているそうだ。
すでにシーズン3の更新も早々と決定している本作。今度はエル・ファニングの監督デビューもあり得るかもしれない。そのことを問われたエル・ファニングは、可能性は捨てずにいたいと答え、「分からないけど、そのことを考えたことはある。楽しい経験になると思う。唯一ニックにボス面できる機会ね。」と笑顔でコメントした。

エカチェリーナの母役にジリアン・アンダーソン、ピョートルの父役にジェイソン・アイザックスと、ゲスト出演も実に豪華!

シーズン2では、エカチェリーナの母ヨハンナがエカチェリーナを訪ねてロシアにやって来る。ピョートル同様、エカチェリーナも母子問題を抱えていることが明らかになるのだが、なんとその母ヨハンナを演じるのはジリアン・アンダーソン。「X-ファイル」のダナ・スカリー捜査官役で大ブレークし、エミー賞主演女優賞に4年連続でノミネートされ1回受賞、同様にゴールデン・グローブ賞主演女優賞に4年連続でノミネートされ1回受賞するという快挙を成し遂げた。最近では「ザ・クラウン」のマーガレット・サッチャー役で称賛を浴び、エミー賞最優秀助演女優賞とゴールデン・グローブ賞最優秀助演女優賞をW受賞したことが記憶に新しい。
企画・脚本・製作総指揮を務めるトニー・マクナマラによると、母ヨハンナ役にはジリアン・アンダーソンをと常々望んでおり、彼女が演じるヨハンナによって本作がより一層引き立つと考えていたそうだ。実はジリアン・アンダーソンは出演オファーを受け取った際、本作についてあまり知らなかったと言う。しかし、脚本を読み、本作を視聴してすぐ彼女の気持ちは固まったという。「実際にシリーズを見てみて、モンティ・パイソン風のユーモアや信じがたいほどの無礼さをそこかしこに感じた。そして、その楽しさに自分もただただ参加したいと思った。」と語っている。
一方、シーズン1では会話内にしか登場しなかったが、シーズン2では、ピョートルの父である故ピョートル大帝も登場する。そして、その故ピョートル大帝を演じるのがジェイソン・アイザックス。「ステート・ウイズイン ~テロリストの幻影~」のマーク・ブライドン役でゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズのルシウス・マルフォイ役や「スタートレック ディスカバリー」シーズン1のロルカ船長役が印象的だ。
ピョートル役のニコラス・ホルトは、「ピョートルの父は偉大な統治者であり男であり、神話的な存在にまで高められた人物だ。素晴らしい軍隊の統率者であり、大胆不敵な統治者、そしてベッドでは女たらしだった。その一方で、ピョートルは父に見くびられ、父と同じような人物に育ててもらえなかったことに不信感を抱き、ピョートルは常に父の影にいた。これらのことがストーリー内でたくさん語られてきた中で、誰がそのキャラクターを完全なまでに演じることができるのか、正直想像できなかった。けれど、ジェイソンはそれを見事なまでにやり切ったんだ。」と語っている。

ストーリー

エカチェリーナはついに女王となる。しかし間もなく、夫ピョートルを国王から退位させたのは単なる始まりでしかなかったことを知る。自由になることを望んでいない国を“解放”することの現実に直面するエカチェリーナ。国に啓蒙をもたらすための戦いは、自身の宮廷や側近とも戦わなければならないことを意味していた。例えそれが自身の母親であっても。そして、ピョートルとの関係をやりくりする中で、自身の気持ちとも戦わなければならない。やがてエカチェリーナは、国を変えるためには国によって自分が変わらなければならないこと、理想主義と妄想の間には紙一重の違いがあること、そして“女帝”になることは想像していた以上の労力を要することを学ぶことになる。

各話あらすじ

第1話「統治者は私」/Heads It's Me

クーデターでピョートルを殺し損ねたエカチェリーナ。宮殿での双方の戦いは4か月にわたっていた。エカチェリーナのおなかはどんどん大きくなる。ある日、火炎瓶攻撃をきっかけに皇后軍が攻め込むが、ちょうどピョートルはエカチェリーナのところに隠れて会いに来ており……。

脚本:トニー・マクナマラ
監督:コリン・バックシー

第2話「クソ野郎」/Dickhead

エカチェリーナは「大主教を殺せばロシアが大混乱に陥る」と言われ、アーチーを殺すのを思いとどまる。ピョートルは軟禁中にもかかわらず、朝食を共に取るためエカチェリーナのもとへ押しかける。そして、パーヴェルが生まれれば彼を担ぎ出して反乱が起こると言うのだが……。

脚本:トニー・マクナマラ
監督:コリン・バックシー

第3話「独りぼっち」/Alone At Last

エカチェリーナはピョートルが男を刺し殺していたことを知って激怒、衛兵に殴らせて1人にして閉じ込める。ゲオルギーナはピョートルに勝ち目がないと見るや、自分たち夫婦をフランスに追放するようエカチェリーナに懇願する。

脚本:トニー・マクナマラ
監督:ゼトナ・フエンテス

第4話「悪魔の昼食」/The Devil's Lunch

エカチェリーナは朝食会で宮廷の人々とフランスの啓蒙思想家ディドロについて話し合おうとするが、グリゴールがピョートルの書いた回顧録を読み上げてぶち壊す。マリアルはアーチーにエカチェリーナと和解してほしくて助言するが、思うようにはいかず……。

脚本:タミー・セイガー
監督:ゼトナ・フエンテス

第5話「野生の本能」/Animal Instincts

スンドゥクが殺されたことを知ったヴェレメントフはオスマンがやったと考え先制攻撃を主張するが、エカチェリーナはスルタンに弁明すると言う。また宮廷に謎の生き物が出て、皆はそれをドラゴンであり、何かの前兆だと信じる。

脚本:トニー・マクナマラ
監督:マシュー・ムーア

第6話「ほんのイタズラ」/A Simple Jape

エカチェリーナから愛を否定され続けたピョートルは、ついに復権を決意する。エカチェリーナは女学院の生徒たちに言葉だけで何も実行していないと指摘され、すぐに奴隷を解放すると言いだすが、オルロは自分が計画を立てると言って止めるのだった。

脚本:トニー・マクナマラ、グレーテル・ヴェッラ
監督:マシュー・ムーア

第7話「ここはロシア」/Stapler

奴隷の解放に失敗したエカチェリーナは、味方しなかったエリザベータたちも信用できなくなり、ロシアを変える自信も失っている。マリアルは科学競技会の話でエカチェリーナを元気づけようとするが、ロシアの出品作候補にいいものはなくエカチェリーナはさらに落ち込む。

ゲスト:ジリアン・アンダーソン
脚本:トニー・マクナマラ
監督:アリー・パンキウ

第8話「7日間」/Seven Days

ヨハンナは周りに攻撃的な態度をとり続け、エカチェリーナはいつもの調子を失い周りを心配させ、エリザベータはヨハンナに何か魂胆があると考える。だがエカチェリーナは母が自分を守りたいだけなのだとかばう。

ゲスト:ジェイソン・アイザックス、ジリアン・アンダーソン
脚本:トニー・マクナマラ
監督:アリー・パンキウ

第9話「クルミの季節」/Walnut Season

エカチェリーナは無事パーヴェルを出産。ピョートルやエリザベータはパーヴェルを溺愛。エカチェリーナは膣が収縮するよう中にクルミを入れられる。

脚本:トニー・マクナマラ、グレーテル・ヴェッラ
監督:コリン・バックシー

第10話「結婚式」/Wedding

ピョートルを愛していることを認めたエカチェリーナは幸せの絶頂にいる。スルタンとの会談も決まり、戦争を終わらせると張り切る。マリアルはそんなエカチェリーナを黙って見ていられず、ピョートルがヨハンナと関係を持ち殺したことを話してしまう。

脚本:トニー・マクナマラ、フローナ・セレス
監督:コリン・バックシー

放送時間

    キャスト

    女帝エカチェリーナ/Cathrine the Great (声:早見沙織)

    1761年、ロシアの皇帝ピョートルと結婚するためにロシアへやってきた、理想を夢見るロマンチックな貧乏貴族のエカチェリーナ。しかし、ピョートルはわがままで甘えん坊の悪ガキだということを思い知らされ、愛に溢れた結婚生活を思い描いていたエカチェリーナの夢は一瞬にして崩れ去った。後戻りできないエカチェリーナは、なんとか理想通りの生活を手に入れようと奮闘する。ロシアに啓蒙をもたらすことを決心したエカチェリーナは、20歳の誕生日についにクーデターを決行する。

    エル・ファニング  Elle Fanning

    1998年4月9日、米ジョージア州生まれ。プロテニス選手の母親と、野球のマイナーリーグ選手から電化製品のセールスマンに転じた父親の元に生まれ、ドイツ、アイルランド、イギリス、フランス、チャンネル諸島の血が流れる。弱冠3歳未満にしてスターへの階段を上り始め、それは『I am Sam アイ・アム・サム』で姉ダコタ・ファニング演じるルーシーの幼い頃を演じたことだった。「TAKEN テイクン」で再び姉ダコタ・ファニング演じるアリーの幼い頃を演じ、姉とは関係なしに出演した最初の大作インディー映画は『チャーリーと14人のキッズ』。それ以降は『ドア・イン・ザ・フロア』『バベル』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『SUPER 8/スーパーエイト』『マレフィセント』『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』など数々の大作に出演し、『SOMEWHERE』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』などソフィア・コッポラ監督作品の常連でもある。本作では初めてTVシリーズのタイトルロールを演じており、製作総指揮にも挑戦。そして、2年連続ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされている。

    皇帝ピョートル/Emperor Peter (声:関智一)

    宮廷内で裸の王様と化している傲慢で横暴な現皇帝。素晴らしい手腕を奮っていた父親ピョートル大帝の足元にも及ばず、その栄光の影に生きるピョートルは本物の愛に飢え、手下たちにも信頼されず空回っているせいで宮廷内は堕落と暴力に満ち、現在勃発している戦争にも大苦戦していた。結婚相手となったエカチェリーナにはまったく興味がなく、適当にあしらっていた。しかしついに、自身の子を身籠る妻エカチェリーナからクーデターを起こされてしまう。

    ニコラス・ホルト  Nicholas Hoult

    1989年12月7日、英バークシャー州生まれ。大叔母はデイム・アンナ・ニーグルで、1930〜1940年代に活躍した大女優。俳優としてのキャリアをスタートさせるため、ロンドンの権威あるシアタースクールに通う。デビュー映画は『Intimate Relations(原題)』で、その次に出演した『アバウト・ア・ボーイ』でヒュー・グラントと共演し大ブレイク。ハリウッド映画デビューとなった『ニコラス・ケイジの ウェザーマン』ではニコラス・ケイジの息子を演じ、BAFTA受賞TVシリーズ「Skins - スキンズ」で注目を集め、さらにはファッション界を代表するデザイナーであるトム・フォードに見出され、彼の映画監督デビュー作品『シングルマン』にも出演した。それからは『X-MEN』フランチャイズのビースト役や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作が相次ぎ、トニー・マクナマラ脚本に出演するのは『女王陛下のお気に入り』に続き2作目。本作では、2年連続ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされている。

    マリアル/Marial (声:清水はる香)

    エカチェリーナの召使い。かつては彼女自身も宮廷の婦人だったが、一族の身分が剥奪されて農奴にまで落とされてしまった。エカチェリーナにクーデターとピョートル殺しを入れ知恵するも、クーデター中にエカチェリーナの妊娠をピョートルにバラしたことで、エカチェリーナから裏切り者のレッテルを貼られてしまう。

    フィービー・フォックス  Phoebe Fox

    1987年、英ロンドン生まれ。両親ともに俳優。デビュー作はアン・ハサウェイ主演『ワン・デイ 23年のラブストーリー』と「ブラック・ミラー」第1シーズン。その他の代表作は『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使2015』『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』など。

    サムサ大主教/Archbishop Samsa (声:佐々木睦)

    皇帝ピョートルの指導者であり相談役。王室を左右する教会の圧力を悪い意味で象徴する人物。ピョートルの結婚相手としてエカチェリーナを選んだ張本人。有力な総主教が亡くなり、ピョートルから後継者を神の思し召しにより決めるよう命令を受けるが、ちょっとした勘違いで自分が総主教に就任することになる。

    アダム・ゴドリー  Adam Godley

    1964年7月22日、英バッキンガムシャー州生まれ。9歳の時に俳優としてのキャリアをスタートさせ、BBCラジオ製作のヘミングウェイ原作「ぼくの父さん」に出演。舞台デビューは11歳の時で、ロンドンにあるThe Old Vic劇場の「The White Devil(原題)」に出演した。子供の時にロンドンの国立劇場でも演技を披露し、演劇・オペラ界ではイギリスで最も権威ある賞とされるローレンス・オリヴィエ賞に4回ノミネートされた実績を持つ。また、2011年には「Anything Goes(原題)」でトニー賞のミュージカル部門最優秀助演男優賞にもノミネート。TV・映画分野では『チャーリーとチョコレート工場』「ブレイキング・バッド」「SUITS/スーツ」「ブラックリスト」「アンブレラ・アカデミー」などに出演している。

    グリゴール・ディモフ/Grigor Dymov (声:長谷川敦央)

    皇帝ピョートルの親友。どんな状況下においても逆らうことは絶対にしないので、皇帝ピョートルにいいように扱われている。しかし、ピョートルが妻ゲオルギーナと頻繁に性的関係を持っていることについに我慢ができなくなり、ピョートルの食べ物に毒を盛ってしまう。

    グウィリム・リー  Gwilym Lee

    1983年11月24日、英ロンドン生まれ。デビュー作はアドベンチャーシリーズ「Animal Ark(原題)」。その他の代表作は『ツーリスト』「フレッシュ・ミート」「もう一人のバーナビー警部」と、何よりも『ボヘミアン・ラプソディ』のブライアン・メイ役。

    ゲオルギーナ・ディモフ/Georgina Dymov (声:下田屋有依)

    グリゴール・ディモフの妻。皇帝ピョートルとは頻繁に性的関係を持っており、なんとそれは宮廷中どころか夫まで公認の関係。夫婦でベッドにいるところにピョートルが割り込んでくることも……。しかし、ピョートルがエカチェリーナとの間に後継ぎをもうけることを真剣に考え始め、ゲオルギーナは拒絶されてしまう。

    チャリティー・ウェイクフィールド  Charity Wakefield

    1980年9月18日、英ケント州生まれ。祖父はジェームズ・ヘイターで、1940〜1950年代に活躍した俳優。若い時にスペインに住んでいたこともある。オックスフォードにあるドラマスクールで演技を学んだ。デビュー作はトム・ハーパー主演『(Past Present Future) Imperfect(原題)』で、「分別と多感」では実際にピアノも披露している。その他の代表作は「ザ・プレイヤー ~究極のゲーム~」「ウルフ・ホール」『リディバイダー』など。

    オルロ/Orlo (声:東明弘)

    元は皇帝ピョートル側近の伯爵だったが、エカチェリーナと意気投合し、クーデターのために味方を探していたエカチェリーナの標的になる。最初はクーデターではなく正当な方法でピョートルを更生させようとするが、身の危険を感じエカチェリーナの味方につくことを決心する。

    サッシャ・ダーワン  Sacha Dhawan

    1984年5月1日、英チェシャー州生まれ。キャリア初期の頃は『ヒストリーボーイズ』など映画出演もしていたが、2010年代からはTV出演がメインになる。シットコム「Outsourced(原題)」への出演を皮切りに、TV映画「ザ・ディープ 深海からの脱出」や「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」「Marvel アイアン・フィスト」「ドクター・フー」などに出演している。

    ヴェレメントフ/Velementov (声:辻親八)

    元は皇帝ピョートルに仕える将軍だったが、現状に満足していない将軍を味方につけようと画策するエカチェリーナの目に留まる。最初はエカチェリーナのことを性的対象としてしか見ていなかったが、スウェーデンとの戦争で素晴らしいリーダーシップを発揮したエカチェリーナを見て、クーデターに参加することを決める。

    ダグラス・ホッジ  Douglas Hodge

    1960年2月25日、英デボン州生まれ。トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞受賞歴のある舞台俳優。特に、演劇・オペラ界ではイギリスで最も権威ある賞とされるローレンス・オリヴィエ賞には、これまでに5回ノミネートされミュージカル主演男優賞を1度受賞している。作曲家、監督、脚本家としての顔も持つ。最近の映画出演は『レッド・スパロー』『ザ・レポート』『ジョーカー』『ジェミニマン』など。TVでは「ブラック・ミラー」「フレイザー家の秘密」などに出演。。

    作品基本情報

    原題:The Great Seson 2
    データ:今回シーズン2・2021年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン2全10話/HD作品
    製作総指揮:エル・ファニング、ブリタニー・カーハン・ウォード、ジョシュ・ケッセルマン、トニー・マクナマラ、ニコラス・ホルト
    出演:エル・ファニング、ニコラス・ホルト、フィービー・フォックス、アダム・ゴドリー、グウィリム・リー
    日本語吹き替え:早見沙織、関智一、清水はる香、佐々木睦、長谷川敦央、下田屋有依、東明弘、辻親八

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