金田一少年の事件簿

不動高校には、旧校舎に関して七不思議の7つ目を知ると、放課後の魔術師に殺されるという言い伝えがある。ミステリー研究会会長・桜樹るい子は名探偵・金田一耕助の孫・はじめに七不思議の究明への協力を依頼する。

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死の儀式が行われた部屋に、ミステリー研究会会長・るい子の死体が吊された。はじめは事件の解明に乗り出すが、さらなる被害者が出てしまう。警備員・立花は古いミステリー研究会会報を彼に託していて…。

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はじめのガールフレンド・美雪が、放課後の魔術師に襲われてけがをした。ビルに反射する朝日を見てヒントを掴んだはじめは、密室の謎を解き、るい子が残した暗号も解き明かし、事件の裏にある恐ろしい真実を知る。

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はじめは美雪と一緒に、悲恋湖リゾートのモニターツアーに参加。その夜、近くにある刑務所から凶悪犯が脱走したとのニュースが流れる。翌朝、参加者のうちのひとりがむごたらしい死体となって発見される。

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第二の被害者が出ただけでなく、仕掛けられたわなで美雪が大けがをした。はじめは事件を推理するうちに、いくつかの疑問点を抱くのだが、解決の糸口が見えないまま、新たな犠牲者が出てしまう。

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真犯人のトリックを逆手に取ったはじめは、取り押さえることに成功。ジェイソンのマスクの下に、意外な人物の顔が隠れていた。はじめはツアーの目的自体がある共通項を持つ人間を集めることだったことを証明する。

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蝋人形城という古城で開催されるミステリーナイトに参加するはじめと美雪。ほかには、明智警視を含む8名が参加していた。みんなは、大暖炉の間に自分たちとよく似ている蝋人形が並んでいるのに驚く。

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最初の被害者は推理ゲームの蝋人形と同じ状況で殺されていた。蝋人形城は、姿を見せない殺人者・レッドラムの手により巨大な密室となっていて、通信手段も奪われていた。さらに、新たな殺人事件が発生する。

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自殺したレッドラムと思われたのは、第三の被害者であることが判明。はじめは明智警視こそ真犯人だと推理するが、それは間違っていた。明智がミステリーナイトに参加した理由はある事件の容疑者を捕らえるためで…。

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名画を盗む怪盗紳士に手を焼く剣持警部は、はじめに協力を要請することにした。予告状の届いた蒲生画伯の屋敷で、はじめは旧知のさくらと再会。彼女は蒲生画伯の娘で、しかも狙われた肖像画のモデルだったのだ。

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本物の怪盗紳士が絵を奪っていった。また、命に別状はなかったが、モデルのさくらも襲われてしまった。有力な手掛かりが掴めないまま、とうとう蒲生画伯が殺害されてしまう。はじめはその手口に違和感を抱く。

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はじめは問題の絵の前に関係者を集め、犯人を明かす。すると、あまりにも意外な名前にみんなは驚がく。真犯人のアリバイを崩し、トリックを暴いた時、浮上したのは肖像画に隠された秘密とこの屋敷の悲劇だった。

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悲報島の財宝を探すツアーに参加するはじめと美雪。島へ向かう船中で2人は、碧という女性と知りあう。一同を島で待っていたのは、彼女の父・美作の惨殺死体だった。だが参加者たちは、さっさと財宝探しを始める。

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新たな死体が見つかった。そのことを象徴するかのように、リビングに飾られた日本人形の数が減らされる。また、はじめは黒い鳥居を調べにいったのだが、噴き出した間欠泉のために軽傷を負ってしまう。

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はじめは新たな殺人の発生を防ごうとしていた。ところが、時すでに遅く、矢萩が死体となって発見される。彼は美雪の髪留めが変色したことにヒントを得て、暗号を解読し、財宝の隠し場所を突き止めることに成功する。

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はじめは美雪の友人・山根優香に頼まれ、世界的作曲家・御堂周一郎が残した「悪魔組曲」の楽譜探しに協力する。また、御堂の仕事場だった山荘で、後継者の1人・マイケルが死体となって見つかった。

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後継者4人のうち2人が殺され、亜理砂と夏岡が残される。夏岡の部屋から凶器が発見されるが、物証によれば彼は犯人ではない。はじめはたまたま耳にした優香の電話から、思いがけなく解決への糸口を掴んだ。

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はじめと美雪は剣持警部の依頼で、奥飛騨のくちなし村に向かう。剣持の幼馴染みで村の名家・巽家に後妻として入った紫乃が、助けを求めてきたのだ。次期当主に指名された征丸の命が狙われているというのだ。

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脅迫状の送り主・呪い武者は、巽家の先祖に殺された武将・柊兼春の恨みを晴らそうとしているのか、と注目される。美雪が何者かによって連れ去られ、はじめが後を追うと、征丸の首を持つ呪い武者を目撃する。

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手掛かりを掴んだはじめは、巽家と関係者の中に呪い武者がいると言い切った。最初の被害者となった赤沼の正体を暴き、巽家と無関係な美雪が連れ去られた理由を説明。さらに合わせ扉の間の密室トリックを解明する。

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はじめは美雪の依頼で、演劇部の合宿を手伝うことになった。主役を務める月島冬子が自殺してしまったため、部員が減ってしまい、人手不足になっていたのだ。合宿場所となったのは孤島のホテル・オペラ座館だった。

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オペラ座館で連続殺人事件が発生した。また、クルーザーが流されてしまったため、みんなは孤島に閉じ込められてしまう。その犯行が｢オペラ座の怪人｣に見立ててあることから、冬子の亡霊が現れたと騒動になる。

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謎の人物・歌月が残した空のトランク、消えたボウガン、密室トリック。はじめはこれらの謎を解き明かし、みんなを食堂に集めて殺人劇の真相を説明する。真犯人は、はじめのわなにはまり、正体を現すのだった。

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はじめは推理作家・橘五柳の誕生パーティに参加した。彼の最新作の出版権は、座興に出す暗号を解けた者に渡ることになるらしい。はじめは暗号を解こうとするのだが、橘と喧嘩になってしまい…。

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犯行現場の状況から、はじめが犯人である可能性が高まる。警察に連行された彼は、真犯人を突き止めるために逃走。事件の謎を解くためには、橘が残した｢裏川辺奇々なる藻を｣という暗号を解く必要があった。

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殺害された大村、時任、桂の3人は、人から人へつながる暗号の伝言役になっていた。全ての現場に居合わせたはじめは、連続殺人事件の容疑者として指名手配される。逃走を続けながら彼は軽井沢に向かう。

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警察に追い詰められたはじめは、明智警視に銃撃される。しかしそれは、はじめが明智と仕組んだ巧妙な芝居だった。真相を解き明かそうと橘の別荘に戻った彼らの前に、コート姿の怪人物が姿を現す。

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はじめと美雪は剣持警部のおごりで、豪華客船でのクルーズを楽しむことに。だが、乗り込んだ船は、豪華客船どころかいつ沈んでも不思議ではない元貨物船で、乗組員は一癖も二癖もありそうな人物ばかり。

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船長の鷹森が姿を消したことで、楽しいクルーズは一転、恐怖の航海となった。調査をするはじめたちは船長室で血痕を発見し、幽霊などではなく人間による殺人事件だと確信。また、乗客・若王子にはアリバイがなく…。

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若王子の自殺をもって、オリエンタル号の沈没に端を発する一連の事件は終結したかのように思えた。彼の遺書には、自分こそ真犯人であると書かれていたのだ。しかし、乗客の時原が海に身を投げる。

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一行は島に上陸したが、幽霊船長の魔の手が伸びてきた。赤井義和が殺害されたのだ。彼は雑誌記者で、オリエンタル号沈没事件の記事を書いていた。はじめは真相を見抜き、幽霊船長の正体を暴き、真犯人を突き止める。

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スキー部の合宿に参加することになったはじめと美雪。2人はゲレンデで楽しい時を過ごしていたが、夕食時に部員同士の言い争いを聞いてしまう。雪岡が、白峰の細工が原因で渋沢が事故に遭ったと主張する。

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警視庁に脅迫状が届けられたことをきっかけに、はじめたちは剣持警部と寝台列車に乗る。列車では幻想魔術団のショーが行われていた。ショーがクライマックスに差しかかった頃、剣持警部の携帯電話が鳴る。

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幻想魔術団の団長の亡骸が列車内から消え、四骨ヶ原湿原ホテルの一室で見つかった。その部屋にチェックインしたのは都津根毬夫、マリオネット、つまり操り人形のアナグラム。地獄の傀儡師による死のショーが始まる。

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第1、第2の被害者に続いて狙われたのは、何とはじめだった。彼は地獄の傀儡師におびき出されて、底無し沼にはまってしまった。幸運にも、駆けつけた剣持警部たちに助け出されて事なきを得るが…。

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決定的な証拠を手に入れたはじめは、連続殺人のトリックを暴く。そして真相をみんなに説明。事件はやはり、前団長・近宮玲子の転落死と深く関わっていた。死のショー、それは地獄の傀儡師による復讐劇だったのだ。

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はじめは美雪の誘いで、北海道にやってきた。テレビ局のアルバイトでドッキリ番組の撮影を手伝っていると、モニターの前で慌てるお色気女優の加納に向かって、誰が扮しているかわからない雪夜叉が斧を振り上げる。

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雪夜叉のに扮していたと思われた明石が、雪だるまの中から死体で見つかった。死体の様子を確認した明智警視は、明石は加納殺しの犯人ではないと断定。あらためて加納殺害時の、一同のアリバイを洗い直す。

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加納、明石の次に殺されたのはディレクターの比留田だった。また、関係者の1人である画家の氷室が、犯行を告白する遺書を残して自殺。事件は意外な形で結末を迎えたかに思えたのだが、はじめは納得できず…。

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はじめと美雪は人気アイドル・速見玲香に招かれ、タロット山荘にやってきた。他の招待客も滞在する山荘では、事件が静かに進行していた。芸能レポーター・伊丹があるネタを使い、玲香の父・速水雄一郎をゆする。

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雄一郎は自分と娘を守るために伊丹を殺害し、死体を雪の下に埋めた。しかし、死体は運び出されて風車の上に磔にされる。何者かがタロットカードの絵柄に見立てて、死体を細工したのだ。その人物は次にはじめを狙う。

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雄一郎が殺された。はじめは彼の過去を探り、山荘にいる数人に共通するある性質に気がつく。事件の全貌を推理したはじめは、みんなを集合させ、タロットカードを配る。カードが真犯人の正体を指し示すというのだ。

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悲恋湖伝説殺人事件で死んだはずの遠野英治が、いつきの読む雑誌の写真に写り込んでいた。はじめたちは真実を求めようとして、はじめの従妹・フミを加え、目的地である斑目家の蝶屋敷に向かった。

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斑目三姉妹の三女・るりが殺害された。はじめの推理では、確かなアリバイがないのは紫紋の助手・深山だけだ。黒死蝶にまつわる呪われた伝説を聞いたはじめらは、紫紋の蝶に対する異様な執着心を知る。

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るりに続き、今度は斑目三姉妹の長女・館羽が犠牲になってしまった。また、次女の揚羽も浴場で毒蜘蛛に襲われる。幸い命に別状はなかったものの、輸血が必要となり、斑目家に隠された血の秘密が明らかに…。

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今度は斑目紫紋が死体となって発見された。警察は容疑を深山に絞るが、はじめは違った。紫紋の妻・緑は、過去に夜光蝶を研究する須賀と恋仲にあったが、須賀が自殺。彼女は夜光蝶のさなぎを発見した紫紋と結婚した。

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速水玲香の撮影に立ち会うはじめたち。玲香には鏑木社長との養子縁組の話があった。彼女は喜ぶが、周囲には良く思わない者もいるようだ。はじめと別れた玲香とマネージャー・安岡を何者かが誘拐する。

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誘拐された玲香の身代金受け渡しに指名されたのは、はじめだった。道化人形は彼に次々と謎を解かせながら、目的地へと向かわせる。玲香の命を救いたいはじめは必死になって解答を見つけ、指示に従う。

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目的地の橋が崩壊したため、身代金の受け渡しは失敗する。どうにか無傷で逃れたはじめは、電話の録音テープから推理して道化人形のアジトを突き止め、玲香を救出する。幸い命に別状はないようだった。

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無事に玲香を助け出したが、安岡は殺されてしまった。安堵とショックのなか、はじめは事件解決の糸口を掴む。彼は関係者を集め、語りだす。道化人形が玲香と安岡を誘拐したのは営利目的ではないことが判明する。

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トップモデルの高森ますみには重大な秘密があった。ゆすってきた男を殺害し、死体を海に沈めたのだ。彼女は長野で行われるファッションショーに向かう途中、たまたまはじめと美雪に出会い、チケットを渡す。

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ますみは葬送銀貨を名乗る謎の人物に操られ、デザイナーの奈緒子のワインに毒を盛る。しかし、そのワインに口をつけ、命を落としたのはブランドの社長・六条だった。はじめは推理により、捜査の網を狭めていった。

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何者かによって衣装が引き裂かれるというアクシデントがあったものの、ファッションショーは無事に幕を閉じた。ひと安心したのも束の間、新たな殺人事件が発生。ブランドの副社長・犬飼が殺されたのだ。

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新たな死体の側に立つますみは、取り乱してしまい、君沢ユリエのことを撃ってしまう。我に返った彼女は自白を始めるが、はじめは真犯人は別にいると言い切った。彼はようやく、事件の全貌を見抜いたのだ。

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はじめの同級生・神津さやかに、佐木が一目惚れする。彼女は美術部の次期部長だ。佐木は創立祭の模擬店でさやかに声をかけた。そして、はじめと美雪を加えた4人で食事に行くことにしたのだが…。

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はじめと美雪は、先輩の宗像さつきから遺跡の発掘のアルバイトを依頼される。現場は出雲地方の山間にある魔神村。数少ない住人たちがはじめたちを出迎える。封印されている魔神具を発掘するために彼らはいるらしい。

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露天風呂に現れた凶鳥様は、宝玉の館の住人・大和のいたずらだったが、その大和が、密室の凶鳥の座で殺害された。現場には魔神具のレプリカが落ちていた。脅えきった住民たちは、外界に通じるトンネルに殺到する。

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宝玉の館の主人・港屋寛一に続いて、矛の館の主人・蘇我豊広が爆殺された。蘇我は現場にダイイングメッセージを残していた。その夜、さつきの母・今日子は、はじめに娘を頼むと言い残して去っていった。

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魔神村で発生した一連の事件について、はじめは真犯人にたどり着いた。蘇我の残したダイイングメッセージのひとつ、カレンダーは犯人を指し示していた。また、割られた鏡にも重大なメッセージが込められていた。

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はじめと美雪は同級生の平嶋千絵の実家に、男女6人で遊びにいく。浮かれ気分で着いた先は、寂れた漁村だった。失望するはじめたちの前に中年の男が姿を現し、墓場島という無人島の探検ツアーを勧めてくる。

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サバイバルゲームを楽しむ大学生たち。だが、一方のチームが全員、何者かによって殺害された。姿なき殺人者は、残されたチームにも忍び寄る。メンバーの1人・萩元が、密室の防空壕で殺されてしまったのだ。

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はじめは推理をした結果、全ての謎を解く。米村のダイイングメッセージが、真犯人を指し示していたのだ。事件の全貌が白日のもとにさらされていくと、亡霊兵士の正体や、彼の意図していた復讐が明らかになる。

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はじめが警察に逮捕されてしまった。金融業者・江熊忠夫が夜の電車で殺された事件の容疑者にされたのだった。警視庁随一のエリート警視・明智健悟が、はじめに代わって事件の真相を解明すべく立ち上がる。

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胃の検査に引っ掛かったはじめは、何を勘違いしたのか、自分はそのうち死んでしまう、と思い込んでいた。そんな彼は美雪と一緒に不知火島、通称・鬼火島へ夏期講習を手伝うアルバイトで行くことになる。

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受験生の森村。友人である加藤とはじめは、彼が室内に横たわる姿を確認したのだが、ドアを開けると忽然と消え失せていた。森村の失踪は脱走事件として扱われ、翌日も講義はいつもどおり行われる。

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森村に続き、椎名までもが、謎めいた方法で殺害された。はじめは椎名の死亡推定時間を導き出し、犯人が窓から逃げたのではないことを証明する。しかし、事件の解決には至らない。加藤は過去の罪を語りだす。

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はじめが一緒にいたにも関わらず、加藤も殺された。海老沢の姉・百合が自供を始め、事件は終息したかに思えた。しかし、また被害者が出てしまう。悔やむはじめはもう一度最初から推理をやり直す。

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あるホテルで殺人事件が発生。偶然居合わせて目撃者になった剣持警部は、解決のために乗り出す。被害者は生け花の家元だ。容疑者を絞るのは容易であり、また、踊り場に残されていたヒマワリの花が物証となりそうだ。

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ホテルで発生した事件は、2人の殺人者による交換殺人の様相を呈してきた。片方は捕らえたものの、もう一方は容疑者を絞り込むことすら困難だった。事件の関係者たちは、恋愛をめぐっていさかいが続いていたようだ。

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はじめと美雪は剣持に捜査への協力を頼まれ、フミや佐木と共に函館のホテルに向かう。万代鈴江の率いる劇団・アフロディアが、赤ひげのサンタクロースを名乗る人物から脅迫されているとのことだった。

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推理劇の上演中、万代が殺された。続いて脚本家兼男優・虹川も殺される。赤ひげのサンタクロースは、予告どおりになってきた。ホテルの支配人・雪村は、赤い部屋に住みついていたというある存在を打ち明ける。

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赤ひげのサンタクロースに襲われた佐木は、瀕死の重傷を負う。はじめはショックを受けつつも、真犯人を捕らえるために懸命に推理を組み立てていく。すると、ある人物が自分が赤ひげのサンタクロースだと名乗り出る。

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劇団員の女優・花蓮が、犯行を打ち明ける遺書を残して自ら命を絶った。これで幕を閉じたかに思えた殺人劇には、真相を指し示すクライマックスが残されていた。芝居が演じ直され、台本どおりに物語が進んでいくと…。

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はじめと美雪はスキーの途中で道に迷い、とある山荘にたどり着く。そこには、オフ会を開くために集まったミステリーサークル・電脳山荘のメンバーたちがいた。彼らはパソコン通信で知りあっていたのだ。

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トロイの木馬という人物に呼び出されたはじめらは、サークルメンバーの1人・僧正の死体を見つける。自分たちで捜査を始めると、到着の遅れていた乱歩も現れる。まだ来ていないのはスペンサーだけだった。

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僧正の次に殺されたのは乱歩だった。何者かによって電話の回線が切断されてしまったため、警察を呼ぶことができない。はじめはアガサとワトソンのアリバイを崩すが、犯人と断定することはできず…。

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スペンサーは死体となって発見され、パトリシアまで、トロイの木馬の魔の手によって消されてしまう。また、パトリシアが残したパソコンには、過去に電脳山荘のメンバーが交わしていた通信記録が残されていた。

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はじめと美雪はバレンタインを2人きりで過ごすため、胸をときめかせながらスキー場に向かう。2人が宿泊するコテージには、病院の御曹司3人と、彼らとインターネットで知りあった女性たちも滞在していた。

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御曹司三兄弟の末弟・京極拓弥が、冷凍室で死体となって見つかる。はじめたちはこれ以上事件が起こらないよう、警察を呼ぶことにしたが、悲劇は続く。何者かが京極兄弟をつけ狙い、黒い影が美雪を襲った。

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美雪は救出されたが、京極優介が変わり果てた姿になって見つかった。京極兄弟の秘密が少しずつ明らかとなり、はじめは完璧に思えたアリバイを崩して真犯人を絞り込む。彼は、正義の宣告を真っ向から突きつけた。

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はじめの妹・金田一二三は、フリーマーケットで儲けたお金を銀行に預けようとした。そこで銀行強盗の現場に遭遇する。しかも犯人・相馬敦士に人質として誘拐されてしまった。だが彼女は名探偵の血を引いている。

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フミは強盗事件を解決したご褒美として、はじめたちに遊園地に連れていってもらう。園内で出会ったのは、アナウンサー志望の女子大生4人組。そのうちの1人・円が、アトラクションの中で絞殺死体となって見つかった。

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美雪は、はじめとのデートにいそいそと出かけた。待ち合わせの場所で時間を潰していると、そこに通りがかった明智警視から思い出話を聞くことになる。彼は警部時代、長野の山奥である事件に遭遇していた。

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映画界で評判の高校生監督・蔵沢光の次回作のヒロインが美雪に決まった。美雪ははじめやフミと一緒に部室を訪れ、蔵沢の過去の作品をチェックする。彼の作品は評判どおり、プロ顔負けの仕上がりだった。

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恐れていたとおり、事件が発生する。新作の撮影中に、脚本担当の泉谷が殺されてしまったのだ。しかも、以前作られた映画のシーンと全く同じ殺され方だった。それでも、監督の蔵沢は撮影を続行する。

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はじめは問題の映画『大追跡』を見直し、映研には存在を抹消されたもう1人の部員がいたことに気がつく。それは危険なシーンで代役を務めるスタントマンだ。部員たちを追求し始めると、彼は強烈な眠気に襲われる。

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告白フィルムを残して死んでいった蔵沢こそ、連続殺人犯・スコーピオンだったのか。はじめは真犯人がほかにいると確信し、残された3人の女子部員に鋭い目を向ける。彼は証拠を手に入れると、全員を集めた。

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進学校・秀央高校の明智健悟少年は、得意の推理で「秀央のホームズ」と評され、ちょっとした有名人だった。成績も優秀な彼は、いつもは友人たちと丘に集まって謎解き合戦に興じたりと、青春を満喫していた。

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不良の内田が図書館で死体となって見つかった。犯人は、健悟に罪を着せようとしているようだ。彼は「秀央のホームズ」の名にかけて、敢然と謎解きに乗り出す。事件を解決に導くには3つの謎を解く必要があった。

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美雪はペンフレンド・レイリーに会おうと、はじめと共に上海にやってきた。初海外旅行で舞い上がり、特にはじめは上海ガニを食べるのが待ちきれない。レイリーは雑伎団の花形スターだ。2人はショーを見せてもらう。

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「魚人遊戯」のショーの直後、レイリーの父・ワンが死体となって発見された。現場に残されていたのは、春の文字だった。捜査の陣頭指揮を執るのは、現地のリー刑事。剣持も駆けつけ、はじめも独自に捜査を開始する。

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新たな殺人事件が発生した。被害者となったのは雑伎団の団員・レンメイ。ショーが行われている真っ最中に殺されてしまったのだ。すると、レイリーの兄・シャオロンが容疑者として厳しく追及される。

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雑伎団関係者たちが、魚人伝説の詩になぞらえた方法で殺されていく。シャオロンは逮捕され、捜査を妨害したという理由ではじめは帰国を命ぜられる。シャオロンはもう一度だけステージに立つことが許されるが…。

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フミは絵画教室の講師・猪熊英夫に連れられて、彼の故郷・鵜飼村に合宿にやってきた。村は鵜飼祭で賑わっていた。祭りの夜、フミは意中のボーイフレンド・青柳拓哉とのデートに成功。気分は上々だった。

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はじめと美雪はいつきに誘われて、伝説の財宝を求めて天草上島へ向かう。同行するのはトレジャーハンターなど、怪しげな人ばかり。だが、彼らは本当にあるのかどうかも不明なお宝の発見に執念を燃やしているのだ。

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島の子供たちの「白髪鬼に殺されちゃうよ」という不気味な言葉が、現実のものとなる。同行メンバーのうちの中田絹代が死体となって発見されたのだ。はじめは彼女が何らかの手掛かりを握っているはずだと見抜く。

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白髪鬼による事件は、おぞましい連続殺人の様相を呈し始める。事故で死んだはずの竜崎三郎が、白髪鬼の正体なのか、注目されるが、はじめたちは財宝探索を続ける。白髪鬼は次の犠牲者を求めていた。

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殺された葉月は、自分こそ白髪鬼であるというメッセージを遺書にしたためていた。そんななか、はじめはショックで憔悴しているいつきのためにも、赤峰殺害のトリックを突破口に事件の謎に挑んだ。

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連続殺人犯・白髪鬼は心理トリックを駆使して、一行をかく乱し、恐怖のどん底に叩き落とした。しかし、はじめの仕掛けたわなに落ちる。はじめはトリックの秘密を解明しようと、ひとりひとりの時計を確認する。

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夏休み、はじめたちは剣持警部の実家に泊まる。はじめは1人で買い出しに行った帰りに夕立に遭ってしまい、雨宿りをしようと近くの貸別荘に飛び込む。別荘の中では、美少女3人が降霊術を行おうとしていた。

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かつての同級生・朝木秋絵に誘われて、はじめと美雪は雲場村にやってくる。伝統ある雷祭の準備で忙しく、村には活気が満ちあふれている。だが2人が滞在する秋絵の家は、人間関係がギクシャクしていた。

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稲妻が御神木を撃ち、土砂降りの雨と共に雷祭が始まる。その頃、秋昆虫学者・武藤恭一が何者かによって襲われた。気づく者は誰もいない。はじめは朝木冬生の後妻の娘・時雨に会うと、彼女の心の深淵を垣間見た。

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昆虫学者の武藤恭一が、雷祭の夜に奇怪な方法で殺害された。警察は葉月こそが容疑者であるとして標的を絞る。しかし、はじめはほかに真犯人がいると主張。彼は推理によって確実な証拠を掴んだ。

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小さなレストランで執拗なゆすりを受けていた男が、恐喝犯である女店主を殴り殺すという事件が発生。男は証拠隠滅は夜になってからと考え、死体を客席の下の物入れに隠す。そこに、金田一たちがやってきた。

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はじめは同級生の千家たちとキャンプに出かけたが、宿泊する予定だったコテージは荒れ果て、壁には獣の爪痕のような傷まで残っていた。一行は仕方なく別の宿泊地を探すことになり、とある建物にたどり着く。

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はじめたちがたどり着いた施設では、医大生たちが秘密の遺伝子操作実験を行っていた。彼らのうちの2人が殺され、はじめは現場で獣の毛と爪痕を見つける。千家は野犬に襲われ、狂犬病に感染してしまったらしく…。

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研究所の周囲にバリケードを張り巡らせるはじめたち。だが、野犬たちはそれを破って侵入してくる。建物の中では医大生の渡辺が殺害され、元研究所員の男が姿を消した。一同はその男の行方を追う。

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最後のクイズを解いたはじめは、やっと事件の真相にたどり着いた。一連の殺人事件は、ある人物が緻密な計画に基づいて実行したのだ。さえない顔をしたはじめは、なかなか真犯人の名前を明かそうとしない。

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高校生時代、明智警視は負傷したバイオリニストの代役に抜擢され、東京音芸大学のクラシック・コンサートのステージに立つことになった。ニューヨーク国立音楽院への留学をめぐり、楽団内部は荒れていた。

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コンサートが始まってすぐ、会場が暗闇に包まれる。再び明るくなると、桐島レオナは冷たい亡骸になっていた。彼女の背中には矢が突き刺さっている。駆けつけた刑事は、頼りになりそうな男ではなかった。

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はじめには中学1年生の頃、母親と共に訪ねた雪影村の中学生と仲良くなり、一緒にタイムカプセルを埋めた想い出がある。月日が経過し、再び会うこともなかった友達からはじめに電話がかかってきた。

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春菜の葬儀に参加するため、はじめは再び雪影村を訪れた。そこで再度悲劇が起きる。昔の友人の1人・杜冬美が遺体となって見つかったのだ。警察は自殺だと主張するが、はじめはそれに納得せず、調査を始める。

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はじめはまた1人、大切な友達を失う。真実を追うはじめは各自のアリバイを考証し、殺人現場でついに決定的な証拠を入手。素朴な村で発生した連続殺人事件。はじめは悲しみを乗り越え、真相に迫る。

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はじめが苦渋の表情で真犯人だと指摘した人物は、かつての友達の1人だった。頑強に否定するその人物に対し、はじめは丁寧に証拠を突きつける。あまりにも辛い推理の結果、事件の真相が明らかになる。

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フミはスキー場で、代議士の息子・黒塚巧と出会った。母親を亡くした彼は、世話係の女性・若林夕雨子に面倒を見てもらっていた。だがその巧が、何者かによって誘拐される。犯人は3千万円の身代金を要求してきた。

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はじめ、美雪、フミ、いつき、佐木、えみりの5人は、何者かの手配で山荘に集められた。はじめはリビングの壁に掛かった絵に違和感を抱く。誰が仕掛けたのか、ミステリークイズを解いていけば判明すると彼は言う。

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金沢吉野高校の演劇部員である辻口令衣子は、「嘆きの鬼伝説」という芝居を演じることを強固に反対する。彼女の家は代々面打ちを生業としてきた。しかも、昔から鬼の面だけを手掛けてきたというのだ。

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演劇部長・中野宏和が、机に突っ伏したまま死んでいるのが発見された。脇の壁には「鬼」と血の文字が残されている。正体不明の人影も目撃された。警察は特段に難しい事件ではないと自信を見せる。

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中野が殺された後も演劇部は稽古を続行。物語はクライマックスに達し、舞台装置が大がかりな仕掛けによってせり上がってくる。その上には、演劇部員である坂本裕子が変わり果てた姿で横たわっていた。

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フェンシングをたしなむ明智警視は、高校生時代に全日本の強化合宿に参加した経験を持つほどの腕前だ。彼は試合になればレギュラーの代表選手をも苦戦させるほどだった。地獄の強化合宿の練習がスタートする。

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厳重に警備された合宿所内で、東城が服の上から剣を突き立てられて殺害された。その剣は、2年前にも円山という選手の命を奪っていた。円山は練習中に誤って刺殺されたのだった。明智少年が捜査を開始する。

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はじめ、美雪、佐木は、ミステリー研究会の合宿と称して、泊まりがけで海に遊びにいく。すると、はじめは同宿した高校の美術部員たちと仲良くなり、一緒に肝試しを楽しむことになったのだが…。

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美術部員の伊能が、肝試し中に姿を消す。翌日、彼は無惨にも遺体となって見つかる。容疑は肝試しに参加した人間に向けられるが、みんなには完璧なアリバイがある。証拠に従い推理すると、疑わしい人間は皆無だった。

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はじめは、肝試しの最中に起こった殺人事件に関して推理を重ねて真相にたどり着く。しかし、真犯人を捕らえるためには巧妙極まりないアリバイトリックを突き崩す必要があった。その鍵となる証拠はあるのだが…。

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間もなく不動高校では文化祭が開催される。美雪が部長を務めるミステリー研究会も、部員たちが準備で大忙し。今回は部員たちが持ち寄った「ミステリーにまつわるお宝」を展示する予定になっている。

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はじめと美雪は友人の藍沢茜から、ホテルのオープニングパーティに招かれた。ホテルは絢爛豪華で景色は圧倒的に美しい。パーティの催しでは、シャオロンの率いる上海雑伎団がショーを予定していた。

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テロリストの一団がレストランに現れ、ホテルを占拠する。彼らは島の観光開発を阻止しようとしていた。そしてキングシーサーのもとに、独立国家を建設することだった。はじめたちは突然の出来事に困惑する。

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テロリストに連れていかれた藍沢由里絵は殺された。指導者のキングシーサーが、ついに冷酷な本性を現したのだ。はじめたちは脱出しようとするが、なかなかキングシーサーの目を逃れることができない。

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剣持の執念が実を結ぶ。テロリスト・太刀の身元を突き止めたのだ。明智警視は手に入れた情報を武器にして、キングシーサーたちを着実に追い詰める。はじめも、やられっ放しでいるわけにはいかず…。

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脱出作戦によってはじめたちは、テロリストの目を盗み、エレベーターに乗り込む。だが、到着してドアが開くと、催眠ガスが流れ込んできた。一同は次々と倒れ込むが、事件の鍵を握るある人物は別だった。

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ワゴン車にひき逃げされた美雪は、意識不明の重体に陥った。ナンバーから特定された車は写真スタジオ所有のもので、3人のカメラマンが利用する可能性がある。このうちの1人がひき逃げ犯ということになる。

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はじめたちは刺されて倒れている男を発見。「ヤマタノオロチ」という言葉を残して絶命した男は、建設会社の取締役を務める朱雀という人物だった。彼は出雲にある八雲館という旅館に行く予定だったらしい。

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停電と共に、八雲館に悲鳴が響き渡る。はじめたちが急行した現場には、ヤマタノオロチの屏風が残されていた。そして炎が上がる。はじめは推理をめぐらせ、精霊文書という古文書が鍵を握っていることを知る。

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八雲館付近の滝壺から、白骨化した遺体が見つかる。遺留品に含まれていた眼鏡から、行方不明となっている乾教授である可能性が高い。はじめたちはさらにオロチの墓らしき場所を見つけ、足を踏み入れてみる。

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八雲館の宿泊客の共通項は、全員が精霊の子孫であるということ。一連の事件の犯人は、この中にいる。はじめはタレント議員・青山龍子殺害の謎を解くが、真犯人を指し示すにはもう少し踏み込む必要があり…。

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明智警視はラスベガスで開催されているチェスの世界選手権に出場していた。彼は準々決勝に駒を進めるほどの強豪なのだ。また、友人の舟木も優勝候補だ。2人は心地良い緊張感のなかで束の間の休暇を楽しんでいた。

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ラスベガスで開催されているチェスの世界選手権。明智の友人で、優勝候補の舟木が、同じ出場者・ゴールドマンに殺された。ゴールドマンはアリバイトリックを用いて無実を主張するが、明智を欺くことはできない。

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美雪ははじめと一緒にプールに出かけた。楽しい1日を過ごす予定だったが、高慢な医大生に絡まれたりと、雲行きが怪しい。とうとう、恐ろしい事件が起こってしまった。死体を乗せたビーチマットが流れてきたのだ。

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ミステリー作家の山ノ内恒聖が亡くなった。遺族や関係者たちが浮島の上に建っている別荘に集められる。山ノ内が生前に残した謎を解いた者に限り、莫大な遺産を相続することができるというのだが…。

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別荘内で殺人が発生するが、外部との連絡が断たれているために逃げ出すことも助けを呼ぶことも不可能だった。一同は不安に包まれながら夜を迎える。朝を迎えると、新たな殺人が行われていたことが判明する。

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殺人者・コンダクターは、第三の犠牲者を毒牙にかけた。密室トリックを解けないはじめに対し、地獄の傀儡師こと高遠遙一は自分が先に犯人を見つけて処罰すると言い放つ。はじめは山ノ内の暗号の解読に挑む。

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どうしてもわからなかった密室トリックを、はじめはやっと解き明かした。ところが、悲鳴が響き渡ったかと思うと、第4の死体が見つかってしまう。高遠は物証から犯人を指摘し、ナイフで刺殺する。

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はじめが真犯人だと指摘したのは、かなり意外な人物だった。その人物は頑なに否定するが、はじめが丁寧に謎を解き明かしていくと、犯行を認めて動機を語り始める。そこには露西亜館に関するあることが隠されていた。

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美術鑑定士・藤田時継のもとに怪盗紳士からの予告状が届く。名画「朝日のあたる家」を、本物の朝日が3度昇るまでに盗み出すと訴えているのだ。美術雑誌の編集者など、関係者が集い、厳重な警戒網を敷く。

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はじめと美雪とフミは、剣持に連れられてバカンスにやってきた。ホテルに到着するとはじめは、近くにサーカスのテントが立っているのを見つける。覗いてみた途端、どこからか悲鳴が聞こえてきた。

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ピエロのエドが惨殺された。犯人だというモンスターとは、練習中に事故死した石川という男のこと。サーカスの団員は全員、石川から復讐を受ける心当たりがあるらしい。誰が被害者になっても不思議ではなかった。

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被害者となったのはスペードのピエロことサムだった。はじめは殺害現場で正体不明の巨人を目撃するが、巨人は窓のない密室から姿を消した。はじめと剣持が頭を悩ませていると、ある人物から電話がかかってくる。

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はじめは焼かれた死体の上にあったドラム缶のトリック、そして密室の謎を解明し、現れたモンスターが架空の存在であることを証明する。はじめは焼け残った紙切れに書かれた文字を読み解くことに成功していたのだ。

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