うえきの法則

“正義”が信念の中学1年生・植木耕助は、次世代の神様候補・コバセンにより、「ごみと認識したものを木に変える能力」を与えられていた。不思議な能力を使う植木を、同級生・森あいは宇宙人と思い込み…。

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コバセンから能力者バトルの仕組みを聞いた森は、街で出会う誰もが植木の敵に見えてしまい気が抜けないでいた。そんななか、植木と森は、銭湯の煙突の上で立ち往生していて泣きじゃくる女の子を発見する。

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ルール違反をしても平丸男を勝たせようと、神候補・ラファティは平VS植木のバトルに介入する。この反則攻撃により植木は劣勢に追い込まれるも、そこに静観していた佐野清一郎がバトルに参戦し…。

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病気になったコバセンの見舞いに行った植木と森は、“植木の法則”のデータを見つける。2人は能力で人間を傷つけると才が一つ消え、能力者を倒すごとに才が一つ追加されること、このバトルの真の目的を知る。

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植木が偶然出会った謎のヒップホッパー、B・Jは、“硬貨を風に変える能力”を持つ能力者だった。ロベルト・ハイドンという最強の能力者の名を騙ってハッタリで敵を倒す彼の前に、本物のロベルト・ハイドンが現れ…。

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最強の能力者であるロベルト・ハイドンに、植木は手も足も出ない。ロベルトの能力によって倒される寸前、植木を助けたのはコバセンだった。コバセンは“神候補はいかなる場合もバトル中の手助けを禁ずる”を破り…。

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コバセンの代わりとしてやってきた新しい神候補“よっちゃん”こと淀川は、植木にバトルを辞退するように勧めるが、植木はこのバトルで優勝する決意を明らかにする。植木の残りの才は残りあとわずかだったが…。

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だりィ」が口癖のやる気のなさそうな男・鬼山紋次郎、略して“鬼紋”。だが、その外見とは裏腹に、バトルの経験値がハンパなく高い彼は、“蹴り飛ばした土を鉄球に変える”能力で植木を苦しめる。
正々堂々！鬼紋の法則

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ロベルト・ハイドンが統率する10人の強力な能力者集団・ロベルト十団の1人、“黒影の男”が新たなる敵として植木の前に現れる。ここから先のサバイバルバトルで優勝するため、植木は仲間と共に立ち向かう。

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黒影は“正義”が何の意味も持たないと諦めていた。しかし、たとえ報われなくても自らの正義を貫こうとする植木の生き方に、彼の閉ざされていた心が開いていく。黒影は「もう1度昔の自分に戻りたい!」と願い…。

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植木と黒影との闘いの真っ最中、白影の男、カムイ・ロッソが突然現れ、黒影と交代でバトルに加わる。植木はすでに満身そういだが、黒影との正々堂々のバトルを邪魔された怒りを原動力にしてカムイに立ち向かう。

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ロベルト十団を内部から壊滅させようと入団を決意した植木だったが、仲間のふりができない。ロベルトはそんな植木に過酷な入団テストを受けさせる。一方、何も知らされないままの森は、植木の自宅へと乗り込む。

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アレッシオの“土を大鎌に変える能力”によって、植木は絶体絶命のピンチを迎える。あと少しでアレッシオの大鎌に串刺しにされるその瞬間、地面を突き上げて現れた見たこともない巨大な怪獣に窮地を救われる。

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天界獣・テンコの導きにより、植木は天界人としての能力が目覚め始める。植木に連れられ共に十団のアジトへ帰ったテンコは、ロベルトも天界人であることに気づく。しかも、ロベルトは植木とは格段にレベルが違い…。

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覚醒臓器でレベルを上げた植木は、得たばかりの神器を使いこなしドンとの再戦に勝利する。しかし、新たな十団の敵“トマトをマグマに変える能力”の使い手・マルコが休む間もなく植木に襲いかかる。

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十団同士のつぶしあいはタブー。しかし、植木の入団により、十団は残り半数の5人になっていた。度重なる戦いでボロボロに傷ついた植木を見かねたテンコは、無理やり植木を治療獣の中に押し込めて治療を始める。

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鈴子とテンコを人質に取り、明神は植木を脅迫する。その卑劣な手段により新天界人としてのパワーを発動することを封じられてしまった植木は、明神の二つの能力の攻撃をまともに受けることになり…。

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「佐野清一郎が、ロベルト十団に入ってしまった」という驚がくの知らせを持って、佐野の担当神候補・犬丸が植木の前に現れる。佐野をロベルト十団から救い出してほしいと言う犬丸に、植木は協力を約束する。

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ロベルトの招待で乗り込んだ地獄界のアトラクションパーク・ドグラマンション。そこでのバトルプレイヤーに選ばれてしまった森に対するは、ロベルト十団に追加されし新メンバー・カバラ。命懸けのバトルが始まる。

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バトルフィールドには無数のネコ。3回戦、無類の動物好きの鈴子は、ネコフィールドで闘うことになってはしゃぐ。しかし、鈴子の能力“ビーズを爆弾に変える能力”では、ネコたちを傷つけずに戦うことは難しく…。

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植木チームの2勝1分けで迎えた4回戦。これに勝てば植木たちはドグラマンションでの危険なバトルから解放される。しかし、ルーレットが示した植木の対戦者は、1番戦いたくなかった相手・佐野清一郎だった。

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佐野と植木を苦悩させ、森と鈴子の命までも危険にさらすことになった事実を知った犬丸は、全員が助かるための答えを導き出す。地獄行きを覚悟の上でルール違反を犯す犬丸に、植木はコバセンの姿を重ね…。

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植木の“他人の能力をコピーする能力”を持っていたカルパッチョとの対戦は、まるでロベルト十団全員を相手にしているかのような過酷なものだった。植木は六ツ星までの神器を駆使して次々と攻撃をかわすが…。

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子供の頃、人間界で受けた仕打ちにより、心に深い傷を負った天界人・ロベルト。彼は、空白の才を手にし、世界を地球ごと消し去るという悲しい願いを持つようになる。植木はそのロベルトの目的を知り…。

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バトル中、植木に危機を救われたロベルトは当惑する。しかし、人間たちへの憎しみは強く、植木がぶつけてくる真っすぐな正義の心を理解することができない。植木はロベルトの神器になすすべもなく倒れ…。

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ドグラマンションでコバセンと再会した植木は、一時釈放だと知りがっかりするが、この機にコバセン・犬丸の命だけでも救ってほしいと現役神様に直談判する。一方、ロベルトは世界を滅ぼすことに疑問を抱き始め…。

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2次選考からは5人でのグループ参加が認められ、植木、佐野、鈴子、そしてバトル参加を決意した森は一緒にチームを組むことに。あと1人の仲間探しに向かった先に居たのは、超嘘つき男・宗屋ヒデヨシだった。

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声を似顔絵に変える能力”を使い、ヒデヨシは能力者の1人を倒す。誘拐されたケンタロウと共にヒデヨシは急いでたいようの家に戻るが、すでに子供たちはカプーショチームに人質に取られたあとだった。

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2次選考が始まるまでの期間、植木は覚醒臓器でまた1つ星を上げる。次の九ツ星への挑戦に意気込む植木だが、天界獣の覚醒臓器は星を7つ上げるのが限界。植木を九ツ星にした時点でテンコは死んでしまうのだが…。

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3次選考に突入したバトルの舞台は天界に移り、7組のリーグ戦で争われる。集まった中学生チーム7組は、バトルを勝ち抜いてきた強豪揃い。植木チームは、第1試合でグラノ率いる能力者チームと対戦することに…。

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天界のバトル会場「眠れる果実島(スリーピングフルーツ)」でのチーム戦。佐野と鈴子は、ささいなことから大喧嘩を始めてしまう。グラノチーム・ムーニンとパステロのコンビプレイ攻撃を受け続けた2人の仲は、さらに険悪に…。

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植木の強さに憧れ、弱い自身を変えたかったペコルはグラノチームとの決別を試みるが、グラノの心ない言葉に屈し、再び力を貸してしまう。ペコルが出現させたロボット模型をグラノが次々と戦闘の道具に変え…。

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植木が苦戦したカプーショチームに、マリリンチームは圧勝する。その戦い方を知る李崩は、今のままでは植木が3次選考を勝ち抜けることはできないと断言し、植木を挑発する。その言葉に植木は奮起し…。

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強敵・マリリンチームとの闘いは、よりによって全員参加の生き残りゲーム。まだ森の能力もわからない今、戦力になるのは植木、佐野、鈴子の3人のみ。しかし、試合開始直後、一瞬の隙に鈴子が気絶させられ…。

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植木は、「戦場こそ自分の生きる場所、ただ闘いが好きだから闘っている」というマリリンの思いを知り、寒気を感じる。植木はそんな戦闘狂者から仲間を逃がそうと1人でおとりになっていたが、マリリンに気づかれ…。

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佐野、森、ヒデヨシに対するは、マリリンチームのメモリー、マシュー、プディング。同じ3対3でも、戦力外の2人を守りつつ闘う佐野の負担は大きく、植木不在の今、チームを背負うことに佐野は1人躍起になっていた。

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佐野、森、ヒデヨシの眼前に現れたマリリンは、3人を相手にほんのひと蹴りで体の自由を奪うダメージを与えるほどの強さだった。敵の隙をつき、逃げだすことに成功した安堵の瞬間、ヒデヨシをピンチが襲う。

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闘いの中でマリリンの能力を見破る植木だったが、それを知ったところでマリリンの優位には違いなかった。それは別の場所で闘う佐野とマシューも同様で、与えられた能力のはなからの違いに佐野は苦戦を強いられる。

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植木との闘いを楽しむマリリンだったが、自身が傷つき痛めつけられているさなかにも、仲間の安否を気遣う植木を見てマリリンの脳裏に過去の記憶がかすかによぎる。一方、植木は攻撃のパターンに気づき…。

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メモリーとの対戦、森は追い詰められ逃げ場を失う。能力がわからずじまいの森だったが、メモの中から能力を試し最後まで諦めない。続いての第5試合は、以前にも植木たちが圧勝したカプーショチームだったが…。

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一時帰宅を許された植木は、久々の人間界を家族と共に過ごす。相変わらずマイペースな父と姉は、耕助が天界人だと知らされても今までどおりに接してくれる。植木が天界に戻ると、偶然パグが現れ…。

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3次選考最終戦、謎めいた仮面の集団・バロウチームは、全員が植木やロベルトと同じ天界人だった。なぜか鈴子はバンの神器攻撃を食らい続けてしまう。その神器には、バンの能力でつけ加えられた秘密があった。

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見えない神器を操るディエゴスターは、佐野との“知恵と力のおとこ対決”でフィールド上の能力無効化エリアを巧みに使い分ける。一方、森は能力のあまりに難しい限定条件をクリアする方法に悩み…。

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パグから短期間でレベル2になれる唯一の方法を聞かされていた植木は、天界人としての能力“神器”を捨てて決勝戦でバロウの前に立ち、神器の攻撃に木のみで対抗していく。力の差は歴然で、植木は傷を負い…。

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植木のレベル2は、全ての能力を無効化する“相手の能力を元に戻す能力”だった。“過去像を現実に変える”バロウの攻撃はその効果によりかき消されるため、バロウは植木がレベル2を使いこなす前に攻撃を畳みかける。

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25年前、人間界で神様が出会った少女・春子。何事にも前向きな彼女の姿勢に、神は未来を信じる大切さを教わった。これが“守人の一族”を正しい道へ導くヒントとなり、今回のバトルを開くきっかけにもなっていた。

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神とマーガレット、一進一退の攻防は十ツ星神器・魔王の撃ちあいでも雌雄を決しない。天界・地獄界の争いも、この2人の闘いを通し引き分けに収束しようかと緊張の糸が解けかけたその時、アノンが殺気と共に現れ…。

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神を飲み込んでバトルを乗っ取ったアノンの「誰でもいい、僕を倒してくれたチームが優勝です」という突然の新ルールに困惑する一同をよそに、一方的にバトル開始が告げられる。植木は急いで決戦の場に向かうが…。

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植木は天界獣の姿となったマーガレットの覚醒臓器に入る決意をする。佐野たちはアノンに傷を負わせることもできず、勝負の行方は絶望的な状態に。全員が満身創痍のなか、アノンに捕まった森は崖下へ突き放され…。

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アノンと植木の十ツ星神器対決。アノンの魔王はこの世の物とは思えない異形の巨大生物神器だった。対する植木は、仲間を守らんとする想いの強さでそのバケモノに打ち挑む。ロベルトを取り込んでいたアノンだが…。

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能力者ではないアノンを傷つけるたび、植木は残り少ない才を減らし続ける。確実に仕留めない限り、植木自身が才をなくして消滅してしまうため、森は植木の捨て身の攻撃をやめさせようと叫ぶのだが…。

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