政府のスーパーコンピューター「インターセクト」内の全国家機密を脳にダウンロードされ、さらにインターセクト2号に更新されてからはカンフーも使えるようになったという、風変わりだが心優しいスパイ。禁断の「エージェントX」の真実を知ってしまったためCIAを解雇、さらにインターセクトも消去されてしまいながらも、初めて見た時から恋心を抱いていたサラをついに射止めて結婚、店員として勤めていた家電量販店「バイ・モア」バーバンク支店を店舗ごと買い取り、その裏でフリーのスパイとして新しい一歩を踏み出そうとする。しかし……。死亡した父スティーブはインターセクトの開発者、母メアリーはスパイであった。
1980年9月29日、ルイジアナ州生まれ。6歳の時から演劇に出演し、全米ABCネットワークで02~06年に4シーズン放送された“Less Than Perfect(原題)”でキップ役を演じて全米の人気者に。ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』では声優としてマンディ・ムーアと共に主演を務めた。「CHUCK/チャック」の出演によって米国の娯楽情報誌“Entertainment Weekly”から“30歳未満で最も素晴らしい30人”の第22位に選ばれ、サテライト・アワード、ティーン・チョイス・アワードにノミネート。シーズン4に続き今回のシーズン5でも第5話で監督を手掛けている。
声/草尾 毅
CIAのエージェント。「インターセクト」が頭に入ってしまったチャックを護衛し、時にはチャックやケイシーと任務に挑む。父ジャックは詐欺師で、彼が逮捕され一人になってしまっていた時にCIAからスカウトを受け現在に至る。容姿端麗、頭脳明晰で、格闘能力も一流だが高校時代は冴えない外見の女の子だった。チャックと共に過ごすうちに、彼の優しさ、純粋さにいつしか惹かれていき、ついに彼と結婚することに。現在はフリーのスパイとしてチャックのチームで働いている。サラ・ウォーカーは偽名で、任務のため本名は誰にも明かすことができない。
1982年7月30日、オーストラリア・シドニー生まれ。ポーランド系を祖先に持つ。地元の大学で演技を学んだ後、プロの俳優としてオーストラリアで“Headland(原題)”などのTVドラマに出演しながら、米国のハリウッドにオーディション用テープを送り、「CHUCK/チャック」のスタッフから声がかかって渡米。実際に共演者ザッカリー・リーヴァイと演じる審査で、相性のよさを認められてサラ役に決まる。美貌と素晴らしいプロポーションに男性ファンから注目が集まり、米国の雑誌“ウィザード(Wizard)”が選ぶ“TV史上最もセクシーな女性ベスト 25”で第24位に入り、英国の男性向け雑誌“マキシム(Maxim)”では“世界一ホットな女性ベスト100”の第94位に選ばれた。
声/魏 涼子
NSA(国家安全保障局)のエージェントで筋金入りの愛国者。CIAのサラと共にチャックを護衛している。任務に忠実で作戦に私情を挟まない厳格な男であったが、数々の任務をチャックと共にこなすうちに彼に親しみを感じてきたらしく、最近では任務と同じくらいチームの仲間を重要視しているようだ。本名はアレックス・コバーン。20年前、当時の上官に引き抜かれ、自分の死を偽装し「ジョン・ケイシー」としてNSAの特殊部隊に入隊した。現在はフリーのスパイとしてチャックと行動を共にしている。元フィアンセ、キャスリーンとの間に娘(名前は父と同じアレックス)がいる。狙撃の名手で葉巻愛好家。
1962年2月27日、イリノイ州シカゴ生まれ。映画『マイ・ボディガード』のリンダマン役で注目され、『普通の人々』、『フルメタル・ジャケット』、『プレデター2』、『ワイアット・アープ』、『インデペンデンス・デイ』など多数の映画に出演。TVも「ファイヤーフライ 宇宙大戦争」でジェインを演じ、「X-ファイル」、「犯罪捜査官ネイビーファイル」、「CSI:NY」、「スターゲイト」などにゲスト出演。アニメでの声優の仕事も多い。名字が同じであるが、アレックらボールドウィン兄弟とは無関係。
声/山野井 仁
チャックの幼なじみで、家電量販店「バイ・モア」での同僚でもある親友。陽気なヒスパニック系。チャックとは20年以上の付き合いで、チャックがやってきたドジやヘマを知り尽くしており、持ち前の明るさで、チャックの抱える悩みを(自分では気付かぬうちに)解消してあげることも多い。ついにチャックがスパイであることを知らされ大喜び、さらにケイシーの力添えで自分もバトウスキー計画の一員に加わることとなり、「バイ・モア」勤務のまま裏ではチャックの親友ならではのサポートをしていた。チャックがフリーのスパイとして独立を決めた際にももちろん参加表明をするが、誤ってインターセクトをダウンロードしてしまい……。ケイシーの娘アレックスと交際中。
1975年11月20日、ニュージャージー州生まれ。TVムービー「チアーズ!2」出演やTV「ロー&オーダー」「invasion-インベイジョン-」ゲスト出演など、米国のTV・映画界で幅広く活躍するヒスパニック系俳優。TV「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」のシーズン4にはコンピューター担当分析官、ジェームズ・マッカロイ役で準レギュラー出演した。「ファイナルファンタジー X-2」「コール オブデューティ2」「テュロック」「アーマード・コア」「バイオショック」など、人気ゲームの英語版に多数、声優として出演している。TV「バンド・オブ・ブラザース」やTV「恋するブライアン」(デイヴ役)の俳優リック・ゴメスは実の兄。
声/粟野 志門
チャックの姉。知性派かつ前向きな性格で、UCLAのメディカル・スクールを卒業して医師になった。母メアリーはチャックが7歳の時に家を出ていき、父スティーブも10年前のある日突然失踪したが、「何があってもチャックのことを守れ」という父の言いつけを忘れずに、弟とお互いを支え合いながら生きてきた。父を失い、またチャックの秘密を知って、彼の身を案ずる一方で、とあるいきさつから父の残したPCの解析をすることとなり、新たな才能を開花させる。同じく医師で、周囲から「お見事キャプテン」と呼ばれるナイスガイの夫デヴォンとの間に娘クララが生まれた。
1980年2月12日、カンザス州生まれ。8歳の頃から家族とカリフォルニアで暮らし、子役として出演した全米ヒット青春コメディ“"Saved by the Bell: The New Class(原題)”のレイチェル役でアイドルに仲間入り。その後も「サブリナ」「ドーソンズ・クリーク」「ダーマ&グレッグ」「ボストン・パブリック」「ザット ’70s ショー」「シックス・フィート・アンダー」「CSI:科学捜査班」などヒット・ドラマに多数ゲスト出演し、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ではレオナルド・ディカプリオと共演。TV「エバーウッド 遥かなるコロラド」のシーズン2・3ではマディソン役に扮し、TV「恋するブライアン」ではマージョリー役を演じた。
声/寺川 府公子
エリーの婚約者。医大に入学したその日にエリーと出会って以来ずっと一緒で、現在もエリーと同じ病院に勤めている。専門は心胸外科。ハンサムな医師で、スポーツもフロスも筋肉も何でもパーフェクトな「みごと」な男であることから、チャックがつけたあだ名は「お見事キャプテン」 Captain Awesome。容姿端麗な上に気楽な性格なので軽く見られがちだが、実は思慮深く、観察眼もするどい。ひょんなことからチャックの事件に巻き込まれ・・・!?
1975年7月3日、イリノイ州シカゴ生まれ。イリノイ大学卒業後、俳優をこころざしロサンゼルスへ。「恋するマンハッタン」「CSI:NY」などにゲスト出演し、2005年から2007年まで放送されたシットコム "Living with Fran"にレギュラー出演。「CHUCK/チャック」での"お見事キャプテン"と同じように、肉体鍛錬にまじめに取り組んでおり、実際にトレーナーの資格も持っている。既婚。
声/小野塚 貴志
大学時代チャックのルームメート。インターセクトを盗んだCIA工作員。サラの元パートナー。
マシュー・ボーマー(声/中谷 一博)
チャック・バトウスキーとインターセクトの護衛任務"バトウスキー計画"を指揮するのはケイシーとサラの上官であるNSAダイアン・ベックマン准将と、CIA長官のラングストン・グラハム。
ボニータ・フリーデリシー
トニー・トッド
ナード・ハードのメンバー。アップル製品専門。アル中?!実は作曲家でJeffster!でキーボードを担当。
スコット・クリンスキー(声/坂本 くんぺい)
ナード・ハードのメンバー。アップル製品専門。2人バンドJeffster!のボーカル。
ヴィク・サヘイ(声/増田 隆之)
ナード・ハードの紅一点。実はカンフーの達人?!
ジュリア・リン(声/〆野 潤子)
家電量販店、「バイ・モア」のバーバンク店長。部下と話すのが嫌い。
マーク・クリストファー・ローレンス(声/朝倉 栄介)
#8(1-1)
レイチェル・ビルソン「The OC」(声/嶋村 侑)
#4(1-4)
ミニ・アンデン「ファッション・ハウス」『オーシャンズ12』(声/紗川 じゅん)
#14(2-1)
マイケル・クラーク・ダンカン『グリーンマイル』(声/石井 康嗣)
#15(2-2)
メリンダ・クラーク「The OC」(声/加納 千秋)
#16(2-3)
スティーブ・ヴァレンタイン「女検察医ジョーダン」(声/渡辺 穣)
#16(2-3)
マイケル・ストレイハン(元NFL選手)(声/松田 健一郎)
#17(2-4)
ニコール・リッチー(声/片岡 身江)
#19(2-6)
ジョーダナ・ブリュースター『ワイルドスピード』(声/北西 純子)
#20(2-7)
マーク・ペレグリノ「LOST」(声/増田 隆之)
#22(2-9)
ブルース・ボクスレイトナー「バビロン5」『トロン・レガシー』(声/加藤 亮夫)
#22(2-9)
モーガン・フェアチャイルド「ファッションハウス」(声/唐沢 潤)
#23(2-10)
ゲイリー・コール「ザ・ホワイトハウス」(声/世古 陽丸)
#25(2-12)
ドミニク・モナハン「LOST」(声/五十嵐 明)
#31(2-18)
トリシア・ヘルファー「バトルスター・ギャラクティカ」(声/浅野 まゆみ)
#32(2-19)
スコット・バクラ「スタートレック エンタープライズ」(声/谷口 節)
#32(2-19)
チェビー・チェイス『ザボテンブラザーズ』(声/辻 新八)
#37(3-2)
ミニ・アンデン「ファッション・ハウス」『オーシャンズ12』(声/花園 潤)
#39(3-4)、#40(3-5)、#42(3-7)~#44(3-9)、#46(3-11)~#48(3-13)、#51(3-16)、#53(3-18)、#54(3-19)
ブランドン・ラウス『スーパーマン・リターンズ』(声/花輪 英司)
#40(3-5)~#43(3-8)
クリスティン・クルック「ヤング・スーパーマン」(声/小松 由佳)
#50(3-15)
スウージー・カーツ「プッシング・デイジー」(声/佐藤 しのぶ)
#53(3-18)、#54(3-19)
スコット・バクラ「スタートレック エンタープライズ」(声/谷口 節)
#55(4-1)、#60(4-6)、#61(4-7)、#64(4-10)、#66(4-12)、#67(4-13)、#68(4-14)、#74(4-20)、#77(4-23)、#78(4-24)
リンダ・ハミルトン『ターミネーター』(声/塩田 朋子)
#59(4-5)
エリック・ロバーツ「HEROES/ヒーローズ」(声/谷 昌樹)
#60(4-6)
ロバート・イングランド(声/小島 敏彦)
1976年8月6日、ロードアイランド州プロビデンス生まれ。南カリフォルニア大の映画学科で脚本を学び、2年生の時に書いた脚本が注目され、3年生で早くも映画会社に脚本が売れる。続いてTV界に進出し、企画した「The OC」のドラマ化によって弱冠26歳にしてネットワークTVにおける史上最年少プロデューサーになると共に、番組も世界的に大成功。07年秋には製作総指揮する「CHUCK/チャック」と「ゴシップガール」をほぼ同時期に放ち、名声をますます高めた。新作映画は『X-MEN』シリーズ最新作『X-Men Origins: First Class(原題)』や『Looking for Alaska(原題)』を予定し、『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』のリメイクで監督するという噂も。
1968年8月9日、ミシガン州生まれ。少年時代をカリフォルニア州ニューポート・ビーチ(後に「The OC」の舞台になる)で過ごし、音楽業界でカメラマンとして働きだす。音楽プロデューサー業やTV・CMの監督業に進出する一方、シュガー・レイ、スマッシュ・マウスらのプロモーション・ビデオを手がけた結果、売れっ子音楽ビデオ監督となる。
初の劇場用映画『チャーリーズ・エンジェル』を大ヒットさせ、一躍ハリウッドの寵児に。それからTV界にも進出し、「ファストレーン」「The OC」「スーパーナチュラル」などのヒット・ドラマを製作総指揮。最近では映画『ターミネーター4』を監督。その後も映画・TVの新プロジェクトを10本前後も準備中。