echo $thisPage ?> 全13話
第1話「遅れて来た正義/重大な秘密」
JUSTICE DELAYED/THE BURNING SECRET
遅れて来た正義:1992年、あるレイプ事件の被害者の体内から検出された犯人の証拠はロス警察の鑑識に送られたが、犯人が割り出されたのは事件の時効がすでに成立してからだった…。
重大な秘密:1978年、オハイオ州の田舎町で起きた火事で父親と息子が死亡する。一人の捜査官が殺人事件の調査を16年間続け、ある重大な秘密をつきとめる。
第2話「殺人事件の復元/放火」
RECONSTRUCTING MURDER/FIRE FLICKS
殺人事件の復元:1999年の夏、ウィスコンシン河の川岸で女性のバラバラ遺体が発見される。切断された頭部からは顔が剥ぎ取られていたため、身元が特定できない。そこで、ミルウォーキー工学院の新技術により頭蓋骨のレプリカが作られた。
放火:サンフランシスコのすぐ南、高級住宅地が造成されている地域で、11件の連続放火事件が発生する。現場から80キロ離れたハイウェー脇で、放火の現場が納められたビデオが発見された。
第3話「消えた情報提供者/人間の親友」
MISSING INFORMANT/MAN'S BEST FRIEND
消えた情報提供者:1989年ミズーリ州で、捜査当局の麻薬情報提供者が失踪する。麻薬密売人による口封じの殺人と考えた捜査官らは証拠をつかもうと試みるが、容疑者は麻薬取引で有罪になっただけだった…。
人間の親友:車椅子の老人、ダン・シュレーダーが、飼い犬のチコとともに殺害される。有力な容疑者の血痕の付着したジーンズのDNA鑑定が行われるが…。
第4話「ある冷酷な殺人」
KILLER IN THE COUNTY
テキサス州ウィチタ郡ウィチタ・フォールズ。1984年から85年にかけ、この小さな町の周辺で、若い女性の殺人事件が連続して3件、発生する。事件から6年後、検事局捜査官がついにワードリップという男を割り出す。1986年に若い女性を殺害した罪で懲役35年の刑に服していたワードリップは、刑期を10年済ましたところで仮釈放されていた。
第5話「推定死亡/レッカー車の殺人鬼」
PRESUMED DEAD/TOW TRUCK KILLER
推定死亡:ガールフレンドを絞殺し、遺体を冷蔵庫に入れた事件を解決するのに役立ったのはDNA鑑定による証拠であった。レッカー車の殺人鬼:郡保安官代理殺人事件の解決に役立ったのは催眠術だった。
第6話「殺人犯の肖像/歪曲された真実」
PORTRAIT OF A KILLER/TORTURED TRUTH
歪曲された真実:小さな子供を誘拐して骨を折っていた、十代の少年が、一人を殺し、別の一人を拷問した…。殺人犯の肖像:偶然発見された人間の頭皮によって、ひとりの男が18年前の殺人罪で有罪判決を受けた。
第7話「失踪」
VANISHED
ひとりの連続殺人犯を取り上げる。彼は自分の妻、子供のベビーシッター、女友達を殺した。そして死体を引きずった跡を残し、警察、検察官、FBIは20年以上も捜査にかかりきりになった。
第8話「行方不明者と死者」
MISSING AND THE DEAD
捜査員たちは、死んだ女性の頭蓋骨を使って、ある殺人事件を解決した。金属や木の棒を鎖でつないだ武器・ヌンチャクを使用して殺人を犯した男は、犯行後10年近くたってから裁判にかけられた。
第9話「沈黙の目撃者/少女誘拐」
SILENT WITNESS/INNOCENCE LOST
沈黙の目撃者:1984年、ヘレナ・グリーンウッドが自宅寝室で暴行され、犯人の仮釈放中に何者かに殺害される。物的証拠がみつからないまま13年が経った後、死んだヘレナの爪から検出された殺人犯のDNAが、容疑者だった暴行犯のものと一致する。
少女誘拐:1996年、カリフォルニア州サウスベイ地区で、子どもを狙った暴行事件が続発する。この犯人は犯行後、被害者を連れ去った場所に戻すという奇妙な行動を取った。
第10話「凍った死体/消えた少女」
FROZEN IN TIME/LITTLE GIRL LOST
凍った死体:1991年、カリフォルニア州でデニース・ヒューバーが失踪する。3年後、近所に不審なトラックが停まっている、との通報を受けた警察はトラックを調査する。トラックに積まれていた冷蔵庫の中には…。
消えた少女:1999年、シカゴ北部のアパートの裏庭から虐待の痕がある子供の白骨死体がみつかる。70、80年代にアパート周辺に住んでいた子供を洗い出し、その母親のジョーン・ミラーを病院で発見。余命幾ばくもない彼女を集中治療室内で尋問すると…。
第11話「家族の秘密/血痕」
FAMILY SECRET/BLOOD TRAIL
家族の秘密:1958年、警察官だったベルノスキーがパトロール中に殺害される。窃盗犯に撃ち殺されたと見られたが、容疑者も、十分な証拠もないままに40年の歳月が流れた。詐欺事件に共犯した容疑をかけられたジュリーという女性はそれを免れるために、40年間隠し続けた家族の秘密を語った。
血痕:1991年消息を断ったスコット・ダンのアパートで、壁に附着した血痕が発見された。スコットのガールフレンド、レイシャの友人が容疑者として浮上した。テキサス州の法律では、死体が発見されない限り殺人事件は立件できなかったが…。
第12話「サンセットクルーズの死体/死が我らを分かつまで」
BODIES IN THE BAY/TILL DEATH DO US PART
サンセットクルーズの死体:フロリダ州のタンパ湾で手足を縛られ、首にコンクリート・ブロックが結び付けられた3人の女性の死体が発見される。被害者は、旅行に来ていたロジャーズ母娘と判明。その後、タンパ湾に程近いビーチで、観光客の女性が中年男性から暴行される事件が、殺人事件の2週間前に起きていたことがわかる。
死が我らを分かつまで:1978年、ジャック・リーブズの妻シャロンが散弾を胸に受け死亡。ジャックの証言から自殺として処理される。16年後、ジャックのフィリピン人妻エミリータが行方不明になる。警察は16年前のシャロンの自殺もジャックの偽装殺人ではないかと疑い、シャロンの遺体の検死を行う。
第13話「ジャンバラヤ作戦/クリスマス・イブの殺人」
OPERATION JAMBALAYA/CHRISTMAS EVE KILLER
ジャンバラヤ作戦:1992年、カリフォルニア州の海兵隊基地で、女性の他殺体が発見された。1997年、警察に、男友達に暴力を振るわれたと女性から連絡が入った。この女性は男友達のギプソンが海兵隊時代に殺人を犯したと告白するのを聞いたという。
クリスマス・イブの殺人:1987年のクリスマスイブ、トム・ボルチェンの他殺体が公園で発見された。被害者と知り合いだったシーファートが容疑者を名指しするが、警察は彼の証言の信憑性に疑いを持った。犯人は謎のまま、8年が過ぎた…。
第14話「サウスサイドの暴行魔」
SOUTH SIDE RAPIST
1992年、ミズーリ州セントルイスのサウスサイド地区で3ヶ月間の間、6人の女性が覆面をした男暴行される。現場はすべてサウスサイド地区で、DNAが一致したことから、警察は同一犯による犯行と断定。この連続暴行犯は「サウスサイド・レイピスト」と呼ばれるようになる。しかし、捜査が進む中、犯人は突如、姿を消してしまう。
第15話「殺人犯の痕跡/袋小路」
MARK OF A KILLER/DEAD ENDS
殺人犯の痕跡:1991年、テリー・カーラの他殺体が発見された。絞殺されたとみられる遺体の胸には人間の歯形が残っていた。前夜、酒場でカーラと一緒だった男が有力な容疑者として浮上する。犯罪捜査専門の歯科医は容疑者の歯形を自分の腕に押しつけ、そのあざが消えるまでの時間を記録した。
袋小路:1996年、18歳のジェミー・ウェイスが自宅の浴槽で死んでいた。同居していたボーイフレンドのビリーが殺人の有力な容疑者となるが、起訴に持ち込むだけの証拠はなかった。捜査チームは窮余の策として隠しカメラと盗聴器をジェミーの墓近くに設置するが、容疑者が殺人の告白をすることはなかった。
第16話「誘惑ゲーム」
THE BAITING GAME
1992年10月、バージニア州山中で、男性の腐乱死体が発見される。遺体の傷みが激しかったものの、被害者の指紋採取は成功、自動指紋識別システムによって、この男性は、海軍基地から行方不明になっていた水兵のジェリー・マクレンドンであると判明する。警察が死体発見現場のすぐ近くに住んでいるデイビッドと婚約者のロクサンナの2人に事情を聞くと、2週間前まで、マクレンドンの家で部屋を借りていたことが判明するが、二人は殺人容疑を否認した。6年後、2人の離別を知った警察は再度取り調べを開始する。
第17話「行き先のない切符/新聞配達」
TICKET TO NOWHERE/THE PAPER ROUTE
行き先のない切符:1979年、ダイアン・チョルバが姿を消した。翌日、シカゴ・オヘア空港でアメリカン航空191便が墜落した。実はダイアンはオリーのという男性の愛人で、彼と彼の妻ジュディーは墜落した飛行機にダイアンが乗っていたと主張する。しかし、犠牲者の中にダイアンがいた形跡はなかった。
新聞配達:1988年、63歳のバーサ・ニーマンが行方不明となり、遺体で発見された。遺体から何者かの精液が採取されその精液が容疑者として名前の上がっていたフレイジャーのものかどうかを調べるためにDNA鑑定を依頼したが、結果はシロだった。しかし、嘘発見器によるテストはフレイジャーが犯行に関与している可能性を示していた。
第18話「殺人の形跡/バスタブの殺人」
TRACES OF MURDER/BATHTUB KILLER
殺人の形跡:運送会社の倉庫内で、ペルーからの移民エリザーベが鈍器で殴られた遺体が発見される。同僚のウィーラーの目撃証言によると、裏口のドアの外にエリザーベが頭から血を流して立っていたという。しかし、倉庫内から凶器、屋外に犯人のものと思われる足跡が発見される。
バスタブの殺人:1987年、ニューハンプシャー州。23歳のミシェル・ラフォンドが自宅で殺害され、暴行を受けた彼女の死体がバスタブの中で見つかる。犯人の精液は採取されたが、当時の技術ではDNAの解読ができず、事件は迷宮入りする。しかし10年後…。
第19話「高慢と転落/爪やすり」
PRIDE AND THE FALL/THE NAIL FILE
高慢と転落:ロバートと妻のドナはグランドキャニオンを訪れた。その2日後、国立公園監視事務所を訪れたロバートは、妻のドナが岸壁から転落死したと話した。事故死として処理されてから一年後、ロバートの最初の妻ナンシーが20年前に2人の子どもを殺害し、自殺したとされていた事件の再捜査が行われる。
爪やすり:レストランで働くテリー・ブルックスが他殺体で発見された。金庫やレジから現金が盗まれていたことから強盗殺人とみられたが、犯人の手掛かりはなかった。14年後の再捜査を始めた警察は、殺害現場に残された証拠の洗い出しを行う。
第20話「殺人ベビーシッター/致命的な嘘」
IN THE CARE OF A KILLER/DEADLY LIES
殺人ベビーシッター:私設託児所で、2歳のビリー・ブランケンシップが頭蓋骨骨折で死亡した。ベビーシッターのトーニーは階段を昇ろうとして、誤って転げ落ちたのではないかと説明したが、食事の支度中だったため自分は転落の瞬間を見ていないという。ビリーの死は不幸な事故として扱われたが、8年後、再びトーニーに預けられていた生後3ヶ月のマライアが突然死する。
致命的な嘘:フランク・ロスが週末を過ごした町で行方不明になる。前の晩、バーでケント・ヒルという地元の札付きとビリヤードをしている姿が目撃されていたが、犯罪の証拠はどこにもなかった。4ヵ月後、戦前に湖に沈められたクラシック・カーを捜索していたダイバーが、偶然、湖底で人骨を発見する。
第21話「箱の中の女性」
LADY IN THE BOX
1991年、ジョン・スミスの2番目の妻、フラン・スミスが行方不明になった。フランの娘ディーナと姉のシェリーは、夫のジョンに疑いを持つ。シェリーがジョンの過去を調べると、ジャニスという女性と結婚し、離婚直後にジャニスが消息を断っていたことが分かる。1997年、地元警察署を訪ねたFBI捜査官がフランの失踪事件に関心を持ったことから、事件はFBIの管轄に置かれた。
第22話「KKKの犯罪」
CRIMES OF THE KKK
1966年、ミシシッピ州に住む黒人運動家、白装束の一団に自宅を焼き討ちされたバーノン・デイマーが焼死する。捜査にあたったFBIは、KKK関係者の証言から、14人の容疑者を割り出す。現場で発見された犯人の拳銃が、KKKメンバーの一人の物であることが判明。男は訴追免除と引き換えに、バーノン殺害の実行犯9名の名前を明らかにする。
第23話「殺人のメニュー」
MURDER ON THE MENU
1978年の冬、ミネソタ州でヒューリング家の母親と3人の子どもが惨殺された。その数日後、ウエイトレスに嫌がらせをしている男の件で通報を受けた保安官はその男、ジョー・ツゥリーの車から女性の名前や住所を記したリストを見つける。そのほとんどがウエイトレスだった。ヒューリング家の長女もウエイトレスのバイトをしていたことから、この男、ジョー・ツゥリーが容疑者として浮上するが、証拠不十分で捜査は行き詰まった。
第24話「未亡人と狼/ユニコーンとワニ」
WIDOW AND THE WOLF/UNICORNS AND ALLIGATORS
未亡人と娘:1983年、カリフォルニア州で、88歳のガートルードが殺される。顔見知りによる殺人と睨んだ警察は、被害者の姪、ジェーンをマークする。ガートルードの遺産を相続することで経済的に潤う立場のジェーンは、得体の知れない恋人のトム・オドーネルと同棲していた。ところが、捜査が進む中、オドーネルが姿を消す。
ユニコーンとワニ:1985年、ワシントン州で8歳のリマ・トラクスラーが行方不明になる。1996年、今度は12歳のキャラ・ラッドが姿を消す。目撃者の証言から、キャラと顔見知りのジョー・コンドロが容疑者として浮上する。
第25話「ビンテージ殺人事件/楽園の混乱」
VINTAGE MURDER/TROUBLE IN PARADISE
ビンテージ殺人事件:1973年、ミシガン州で20歳の女性、ドーン・マグヤーが殺害された。遺体からは暴行を受けた証拠と2種類の銃弾が出てきた。その1年後、付近の川底から殺人に使われた銃が発見されるが、銃の持ち主、ロバート・ショーの行方は掴めないまま23年が過ぎた。
楽園の混乱:1997年、カリフォルニア州。夫のエリックとボートで沖に出ていたペギーが行方不明なった。妻のペギーは波にさらわれたと語るエリックに、捜査当局は疑惑を持った。破綻した結婚生活、高額の保険金―。殺人の動機は十分だった。だが、遺体が発見されず、確かな証拠は何もなかった。
第26話「完璧な殺人/無邪気な死(終)」
PERFECT MURDER/DEATH OF THE INNOCENTS
完璧な殺人:1991年、フロリダ在住の主婦が、自宅で死亡しているのが発見される。地元で検死官を勤めていた夫のビル・サイバーズは「検死の必要なし」との決定を下す。健康体だったケイの突然の死に対し、検死もせずに「心臓発作」と断定したサイバーズの行動に疑問を抱いた警察は、翌日になってようやく遺体を解剖し、薬物を使った殺人の可能性が浮上する。
無邪気な死:1996年、アラバマ州。中古のトレーラーを購入した女性が、車内からミイラ化した嬰児の死体を2体発見する。警察は、そのトレーラーに前の所有者の姪、スーザン・コネルが出入りしていたことを突き止める。DNA鑑定では、嬰児は2人ともスーザンの子供であると判明する。