レッドセルという、行動分析課“BAU”の中でもFBI長官直属のチームの話なんだ。サムは様々な分野のスペシャリストである捜査員たちを率いていて、深刻な事件が起きた時にそのチームが呼ばれる。事件を解決し犯人を暴き、なぜ事件が起きたのかを解明するのが仕事。
ユニークなチームだよ。だから事件を解決するだけでなく、どんな問題が潜んでいたとしても、それを癒すこともできるようなチームだといいなと思う。
チームのメンバー全員がまさに主役だと思ってる。ミックもプロフェットもベスもジーナもなかなかユニークなキャラクターだから、ドラマを見ていくと彼らの興味深いストーリーが垣間見れるよ。それに、リーダのサムは強い意見を持っているから、すごくいいチームだと思うな。
このレッドセルはFBI直属のチーム。だからサム・クーパーはBAUの国内と、海外でも仕事をしていたんだと思う。戦時中のアフガニスタンとかで、戦争をする大勢の人間に対して行動分析のトレーニングをしていた。はっきり公にはされてないけど、彼のリーダーシップを見ていると何となく分かる。サムというキャラクターが自分をより知る事になった時期が、謎の数年間って思われているんじゃないかな。
みんなそれぞれ違う人間だというところがドラマを本当に面白くしていると思う。みんな違ったエネルギーを持ってるからね。始まったばかりの頃はサムはミックとの距離が一番近かった。ミックとサムは一緒に海外に行っていて、ミックはそこでスナイパーをしていた。ミックはマットが演じることでよりキャラクターが生き生きとしてるよね。これから少しずつサムとミックが共有するバックストーリーが明らかになっていくよ。マットは本当に才能がある役者。感情表現が豊かで情熱もあるし、ユーモアもある。
ベスという女性は、様々な情報からありとあらゆる事を考えることができる。それが彼女をチームに呼んだ理由でもある。たくさんの事を理解した上で理由を探ることができるんだ。
ジャニーンがベスを見事に演じてる。思いやりがあって強くて面白い、どこからどう見てもFBI捜査官。ベスも彼女自身もすごく頭がいい。本当に素晴らしい女性だから、一緒に仕事をするのがすごく楽しいんだ。物の見方が独特だしね(笑)。だから、色んなことが新鮮に感じる。ドラマの中でも、ベスはサムの意図をいつもきちんと理解してくれる。
マイクはすごく才能のある役者。彼の仕事ぶりは映画や他の作品を見て知ってたよ。彼はチームの兄貴的存在だと思う。年上で経験も豊富だからね。ジーナとマットは若手って感じかな?そういう意味ではチームの中心として彼の存在はバランスもいいし、強さもある。そこにジーナもいれば完璧だ。
ボーも最高だよね。いつもふわっとしていて前向きで、幸せそう。この間、ユニコーンについて調べたんだ。彼女がいつもユニコーンの話をしているから気になってさ。だから象徴学の本で、ユニコーンが本当は何を意味するのかを調べたんだけど、想像していたよりかなり複雑な動物だった。
一見するとかみ合ってないように見えるチームだが、手の指と同じでみんな違う。サイズが違ったり形が違うからこそ、強い力を発揮できる。それがサムの狙いだろうし、演じる役者たちのおかげで機能しているんじゃないかな。
FBIのプロファイラーのチームなんだけど、普通のチームじゃないの。クワンティコ本部にはいない、レッドセルっていう独自のチーム。チームを率いるリーダーはフォレスト・ウィテカー演じるサム。FBIやCIAの組織のルールに縛られることなく、犯罪者の思考や動機をプロファイリングすることで事件を解決していく。
彼女は、同僚といつも衝突しちゃうから何度も課を移動してきたの。それが彼女のバックストーリーの1つね。それに、彼女には親しい家族はいないみたい。
プロファイリングってすごく面白いわよね。本当に興味深いなと思った。だから、もっと複雑な事件もやってみたい。私たちが取り扱うのは、主に殺人が絡んだ事件が多いじゃない?もっと気味が悪くて、過激な殺人だったら面白そう。知的犯罪や金融犯罪、スパイ行為や国際的な事件も最高に面白そうね。
スタンドアップ・コメディをやる時はいつも本当の自分を見せるようにしてる。ジョークを飛ばしたりするよりも、ストーリーを伝えるのが得意なタイプだしね。だから基本的に話す事は全て真実。恥ずかしい話をちりばめて話すの。演技に関しては、その役を演じてる私が本当だって思ってもらえたらいいわよね。どんなにありそうもない話でも。
もちろん仕事をもらえるのは光栄なこととだけど、それ以外の大きな理由の1つはフォレスト・ウィテカーの存在ね。彼と共演できるなんてすごいチャンスだと思って飛びついたわ。だって、彼のファンだから。共演してみるとすぐに彼の人の良さを感じた。それに面白くて温かい人だってことも分かったし、この仕事をやってよかったってすぐに思ったわ。
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