エピソード

第1話 「銃火の洗礼」

Feuertaufe

テロリストのハムザ兄弟の確保に向かったゲープ率いるGSG-9「チーム50」だったが、弟に逃げられ、サブリーダーのアンディが撃たれて重傷を負ってしまう。チーム50には新人のフランクが入隊し、サブリーダーに負傷したアンディの代わりにコニーが抜擢された。ゲープの予想どおり、弟のイシャーンはアメリカの水泳選手団を人質に取り、兄の釈放を要求してきた。犯人の裏をかき、チーム50は人質の救出に成功する。だが、人質の1人は手榴弾を握らされていた。

第2話 「悪魔の種」

Der unsichtbare Feind

WHO(世界保健機関)総会に暗殺予告が届いた。チーム50は予告状に記されていた建物に向かうが、そこには天然痘にかかって死にかけた男がいた。男に近づいたフランクは天然痘に感染してしまう。男が持っていた小包には謎の団体“オビロ・ウーフー”からのビデオレターが入っていた。WHOが対アフリカ支援を行わなければ、天然痘のウイルス爆弾を爆発させるというのだ。

第3話 「愛と信仰の狭間で」

Die Zelle

チーム50は、テロ容疑でイスラム過激派の男を尾行していた。男を逮捕したものの、さらなるテロの計画があることを知る。その首謀者、オマー・マダーニには、ドイツ人の妻がおり、彼女は妊娠していた。ゲープたちは、彼女を監視することに決める。一方、オマーの仲間の確保に当たったチーム70のリーダー、ファルクはオマーの仕掛けた爆弾で命を落とす。妻に接触してきたオマーを追ってバスに乗ったゲープたちは、身柄を確保しようとするが、オマーは起爆スイッチを手にしていた。

第4話 「大統領夫人を救出せよ」

Die Botschaft

ベラルーシに外遊したドイツ大統領夫人の護衛に当たったコニーとデミアだが、ドイツ大使館内で女に監禁されてしまう。その女、ヤニナは体に爆弾を巻いていた。彼女の目的は母親と子供のいるドイツに亡命することだった。

第5話 「裏切り者は・・・」

Bauernopfer

チーム50は停職を命じられ、事件に関して事情聴取されることになった。チームの中に内通者がいるという疑いをかけられているのだ。事情聴取を担当するのは内務省から派遣された調査官シャフナー。彼女の尋問と共に今回の事件が浮き彫りにされていく・・・。

第6話 「コソボの英雄」

Niemandsland

ゲープたちはコソボのドイツ軍駐屯地に出動を命じられた。民間人虐殺の容疑でセルビアの元陸軍司令官、ザラデビッチを戦争犯罪人として逮捕し、国際戦犯法廷へ移送するのが今回の任務だ。しかし、ザラデビッチの逮捕には成功したもののデミアが拉致されてしまう。

第7話 「家族のきずな」

Auge um Auge

今回の任務は、元ドイツ赤軍のテロリスト、ボンガーツ夫妻の逮捕だ。だが、仲間だったザッセからの連絡で、あと一歩というところでとり逃がしてしまう。しかし自分が留守の間、妻と娘がいる新しい潜伏場所にGSG-9が踏み込んだと知ったボンガーツは、娘のボーイフレンドが自分たちの居場所を警察に通報したと思い込み、彼を人質に取り国外に逃亡しようとするが…。

第8話 「アメリカからの訪問者」

Transatlantische Freundschaft

ゲープたちは、最近不穏な動きをしているテロ組織「アル・タウィート」の逮捕に乗り出した。ベルリン東港のアジトを急襲したものの、犯人の一人が自爆、他のメンバーには逃げられてしまう。テロ組織の暗号メールから、元軍用基地だった飛行場に「アル・タウィート」リーダーが到着するという情報を得たゲープたちは飛行場へ急行する。そこに現れたのはCIAに連行されたウヤルと名乗る実業家の男だった。

第9話 「希望からの挫折」

Abgewiesen

山岳訓練を受けていたGSG-9の訓練生が射殺される事件が起きた。ゲープたちは残りの訓練生を救助するため、山へ向かう。そこには、訓練生全員の殺害を予告する、犯人からのメッセージがあった。本部では、精神科医のユングが犯人のプロファイリングを行い、GSG-9に入隊できず、恨んでいる者だと推測した。

第10話 「合言葉」

Ausser Kontrolle

モアビット刑務所で医務室の医師と看護師を人質にとった人質監禁事件が発生した。事件を起こしたレーマーは終身刑が確定しており、脱獄するためにヘリコプターと金、そして仲間の解放を要求してきた。刑務所の構造上、すばやい突入が無理と判断したゲープたちは、同じ構造の部屋を使い人質救出の策を練る。また人質の1人、クレーバー医師が犯人に協力していることを突き止めたゲープたちは、原因をさぐるべく医師の自宅へ急行する。

第11話 「拭えぬ傷跡」

Schicksalsschlag

宝くじ売り場で爆発テロが起きた。テロを警戒していたゲープたちは、犯人がペンに仕込んだ爆弾を使用したと知る。そのころ、警察のパーティーに出席したアンホフも、不審な男からペンを受け取っていた。

第12話 「パラダイス」

Paradies

ゲープたちはBKAの指示で人身売買組織の現場に踏み込んだ。そこで救出した女性のズエラから、同じく人身売買組織に拉致された、行方のわからない妹エリラを救出してくれとコニーは懇願される。

第13話 「葛藤(シーズン1最終回)」

Ich, der Feind

訪独したアフガニスタン大統領暗が空港で命を狙われた。ゲープらの対応により暗殺事件は水際で食い止められたかに見えた。しかし事件には裏があった。アバジ大統領の警護中のゲープに電話が入る。妻、マヤがアバジ大統領の暗殺を狙うテロ集団、アル・タウィードに拘束されたのだ。
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