エピソード

第1~4話 「序章-愛のはじまり/つかの間の幸せ/悲しみの崖/秘密」

国を動かすほどの権力を誇る富豪の父アルフォンソの元で、何不自由なく育った娘アンドレイナ。しかし、突然の悲劇が彼女を襲う。アンドレイナの身体は不治の病に蝕まれていたのだ。青年医師エルネストは二人を待ち受ける悲劇を承知した上でアンドレイナと結婚する。アンドレイナは二人の愛の結晶である女の子"カサンドラ"を産むが、赤ん坊を残してこの世を去り、エルネストも飛行機事故でアンドレイナの後を追うように急死してしまう。残された赤ん坊に激しい嫉妬を燃やすアルフォンソの後妻エルメニアは、自分の連れ子で双子のイグナシオとルイス・ダビドの二人に財産を相続させようと、赤ん坊を誘拐、町を訪れていたサーカスの女占い師ドリンダに渡してしまう。そしてその後サーカスは町を去ってしまうのだった。

第5話 「運命の再会」

アンドレイナの親友オフェーリアは、死んだ赤ん坊が別人だと疑うが確信はない。そして、18年が過ぎ、美しく成長したカサンドラはサーカスの一団と町に戻り、互いに過去を知らぬままルイス・ダビドと再会する。

第6話 「ジェラシー」

一人でサーカスにやって来たルイス・ダビドは、カサンドラにすっかり魅せられてしまう。自分を見つめるルイスを意識して踊るカサンドラに許嫁でサーカスの若き団長であるランドゥは、激しい嫉妬を覚える。

第7話 「愛の迷い」

町で再び出会ったカサンドラとルイスは、再びお互いに引かれ合う。ルイスは一方的にデートの約束をしようとするが、ランドゥのことも考え、悩み苦しむカサンドラはどうしてもそれを受け入れることができない。

第8話 「告白」

カサンドラはルイス・ダビドに、ランドゥという許嫁がいることを告白する。一方、本当はカサンドラの義理の祖母にあたるエルミニアは、カサンドラを育てた女占い師ドリンダを訪ねて一人でサーカスに姿を現す。

第9話 「運命の糸」

エルミニアは、18年前に女占い師ドリンダに渡した赤ん坊の現在を知るため、サーカスに姿を現す。しかしドリンダは、赤ん坊は死んだと嘘をつく。一方、カサンドラはドリンダの言うことをきかずルイスに会う。

第10話 「初めてのキス」

カサンドラとルイス・ダビドは、お互いの好意を確認するが、許嫁ランドゥのことを思い憂鬱になる。サーカスに帰るため別れを告げたとき、カサンドラは何かにつまずきルイスと初めてのキスをする。

第11話 「明かされた出生の秘密」

ランドゥはドリンダから初めて、カサンドラの出生の秘密を聞かされる。一方ルイス・ダビドは、突然旅に出る。そして、ルイスと双子でうり二つのイグナシオは、偶然カサンドラのお守りを拾いサーカスを見に行く。

第12話 「愛と嫉妬の迷宮」

イグナシオはサーカスを初めて見たのだが、サーカスにもカサンドラにも関心を示さない。一方、本当はカサンドラの祖父である富豪のアルフォンソは、イグナシオに財産を相続させる手続きを進めている。

第13話 「危険な訪問」

カサンドラはイグナシオをルイス・ダビドだと思いこんでいる。イグナシオの家を訪ねたカサンドラを見たマティアスは、彼女があまりにも死んだアンドレイナにそっくりなので恐ろしくなり、カサンドラを叩き出す。

第14話 「それぞれの悩み」

カサンドラの育ての親ドリンダは、ランドゥを愛するサーカスの女ヤリツアに、カサンドラとランドゥの仲を邪魔しないように頼むが、ヤリツアは逆にカサンドラが町の青年ルイスに恋をしていると告げ口する。

第15話 「失意のカサンドラ」

カサンドラは、ルイスとイグナシオが双子の兄弟であることに気付かず、ルイスが突然心変わりした思い込んで失望し、ドリンダに一部始終を告白する。一方、エルミニアはイグナシオとカサンドラの仲を疑い始める。

第16話 「原点」

カサンドラと仲の良いピエロのトマスは、カサンドラとの恋が実るかもと淡い期待を抱く。一方、アローチャ家を訪ねてきたカサンドラを見て、一瞬でアンドレイナの娘だと知ったエルミニアは驚愕し、恐怖する。

第17話 「大切なお守り」

アローチャ家で自分のお守りを見つけたカサンドラは、お守りと一緒に高価なブローチまで間違えて持ってきてしまう。それを返しに来たカサンドラは、イグナシオと再会する。

第18話 「懐かしい瞳の輝き」

当主アルフォンソの先妻の妹ヘマは、カサンドラにブローチを与える。一方、アルフォンソ家で育てられた娘ロサウラは、カサンドラを見て驚愕したエルミニアとマティアスの過剰な反応を見て不思議に思う。

第19話 「金の婚約指輪」

オフェーリアは、親友だったアンドレイナの娘の死に対する疑問をロサウラに話す。ロサウラは、18年前のエルミニアの陰謀に感づく。また祭の夜、サーカスでは、ランドゥがカサンドラに金の婚約指輪を渡す。

第20話 「秘密の会話」

エルミニアは、18年前の自分が犯した陰謀の露見を恐れて、夫のアルフォンソをカサンドラと会わせないために外国旅行に誘ったり、マティアスを通じてドリンダに早く町から出て行くように言わせようとする。

第21話 「豹変」

イグナシオがサーカスに現れ、これまでとはうって変わった優しい態度でカサンドラに接する。いつもの丘でデートするふたり。ドリンダは、早くこの町を出ないとカサンドラを失ってしまうとランドゥに主張する。

第22話 「かなわぬ思い」

カサンドラが川で水浴びしているのを盗み見るイグナシオ。一方、ピエロのトマスは、カサンドラに愛の告白をしようと決意するが、彼女の口から他の男に恋をしていると聞き、告白を諦める。

第23話 「画策」

過去の陰謀の露見を恐れていたエルミニアは、カサンドラの本当の祖父アルフォンソが、カサンドラと出会わないように画策してきたが、アルフォンソが旅行に行くことを承諾したので安堵する。

第24話 「男同士の対決」

カサンドラはランドゥに婚約破棄を申し出るが、拒否される。ランドゥは、イグナシオのカサンドラ宛のメッセージを横取りし、二人は約束の場所で対峙する。そして、カサンドラを決して離さないと宣言する。

第25話 「サーカスの掟」

ランドゥは、カサンドラと3日以内に結婚式を挙げると言い放つ。イグナシオは、なんとしてもこの結婚を阻止するとカサンドラに伝言するが、ランドゥは無理矢理カサンドラとドリンダを連れて、町を去る。

第26話 「強引な逃亡」

ランドゥは、カサンドラと別の町のサーカスを訪れる。イグナシオは血眼になってカサンドラを探すが、一方では、永遠にカサンドラが姿を消してしまえばいいと、冷酷に考えている。

第27話 「後悔」

ドリンダは、カサンドラがいつまでもふさぎこんでいるのを見て、無理矢理町を出て来たのは本当に正しかったのかと反省する。象のサルバドールは、カサンドラがいなくなってから餌も食べずに痩せ細っていく。

第28話 「深まる淋しさ」

象のサルバドールはますます痩せ細り、このままでは死んでしまうと診断される。一方、イグナシオは有力な銀行家の娘との結婚を考え、早く両親に紹介しようと、旅行に出たままの二人の帰りを待ちわびる。

第29話 「帰郷」

新しいサーカスのテントで火事が起こり、ランドゥはカサンドラを助けるのに火傷を負う。三人は元のサーカスに仕方なく戻る。偶然、カサンドラに出会ったオフェーリアは、彼女がアンドレイナにそっくりだと驚く。

第30話 「真実の気配」

オフェーリアは、カサンドラがアンドレイナの子供ではないかとの確信を強める。傷が癒えていないランドゥは、観客の中にイグナシオを見つけ、怒りのあまりナイフ投げの手元が狂い、カサンドラを傷つけてしまう。

第31話 「生まれ故郷へ」

ナイフ投げのショーで傷ついたカサンドラをイグナシオは、自分の家へ連れ帰る。ランドゥは、介護のためにドリンダをアローチャ家へ行かそうとする。

第32話 「二人の邪魔者」

アローチャ家に行くことを嫌がるドリンダの代わりにヤリツアが派遣される。そんな時、当主アルフォンソとエルミニアが旅行から帰ってくるという電報が届く。

第33話 「思惑」

カサンドラがイグナシオの家に保護されてからランドゥは気が落ち着かない。アローチャ家では、早くカサンドラを追い出そうとロサウラたちが画策している。

第34話 「すれ違い」

アルフォンソとエルミニアが旅行から帰って来た。しかし、カサンドラはこっそり部屋を抜け出しサーカスに戻った後だった。彼女を追ったイグナシオは、ランドゥと対峙する。

第35話 「一瞬の真実」

ヘマとフェリアはイグナシオとカサンドラの仲を疑う。カサンドラはイグナシオにランドゥと結婚する決意を固めたことを告げる。

第36話 「暴かれた陰謀」

ヘマとオフェーリアにカサンドラは自分の孫かもしれないと聞かされたアルフォンソは、エルミニアにカサンドラのことを問いつめる。

第37話 「同居」

真実を知ったアルフォンソはエルミニアにカサンドラを家に住まわせるよう命令する。彼はその裏に隠された本当の理由を告げぬままカサンドラを家に呼び入れる。

第38話 「予期せぬ出来事」

アローチャ家に呼ばれた本当の理由を知りたがるカサンドラに、ドリンダはアルフォンソの死んだ娘にカサンドラが似ていたからだと説明する。

第39話 「招かれざる晩餐会」

カサンドラはアローチャ家の面々が顔を揃えた夕食の席につく。そこにはカサンドラに悪意を抱く人々が同席していた・・・。

第40話 「思い違い」

イグナシオの正体に気づいたアルフォンソはカサンドラとの結婚を許そうとしない。カサンドラはそれを、自分がイグナシオにふさわしくないのだと勘違いしてしまう。

第41話 「第二の誕生」

アルフォンソはカサンドラのイグナシオへの深い愛を理解し、ついに二人の結婚を許す。一方ヘマはカサンドラの教育係を任され、彼女を一人前のレディーにしようと張り切る。

第42話 「幸せのそばに」

美しく変身したカサンドラを見て、誰もが感嘆の声をあげる。しかしその一方で結婚式の日を待つばかりのカサンドラの元に二人の結婚を妨害しようとする脅迫電話が入る。

第43話 「初めての夜」

ついにカサンドラとイグナシオとの結婚式の日を迎えた。式の翌日、イグナシオが彼女と結婚した本当の理由を誰かに話しているところにカサンドラが出くわしてしまう。

第44話 「夫の裏切り」

真実を知ったカサンドラは、イグナシオを拒絶するようになり、アルフォンソに全てを話すと、イグナシオを脅す。

第45話 「殺害」

イグナシオはロサウラと口論する。そしてついに彼は、何者かに射殺されてしまう。そうとは知らずカサンドラは一人家に戻る。

第46話 「身代わり」

泣きながら帰って来たカサンドラを見て発作で倒れるアルフォンソ。一方、ルイス・ダビドは、犯人探しのため、イグナシオになりすます。

第47話 「ハンカチーフがそこに」

ルイス・ダビドは、イグナシオの殺害現場にカサンドラのハンカチが落ちていたことから、カサンドラを犯人と疑いだす。

第48話 「仮面夫婦」

カサンドラは病気のアルフォンソを心配させまいと、イグナシオの死を彼には告げず、ルイス・ダビドをイグナシオの代わりに仕立て、理想的な夫婦を演じようとする。

第49話 「それぞれの思い」

ルイスとカサンドラは、ヘマとロベルト、チャベラとマンリケの6人でトリプル・デートをする羽目に。そこに偶然ノルマも居合わせそれぞれの恋が複雑に絡み合う。

第50話 「隠された愛の糸」

ロベルトは妻オフェーリアがいる身でありながらヘマと婚約してしまう。周囲に非難されたロベルトは、オフェーリアとは離婚する気でいることを告白する。

第51話 「旅立ちの日」

サーカスの座長マルセリーノが目の前で倒れてしまい動揺するカサンドラ。ルイス・ダビドは、死んだイグナシオの身代わりを演じていることなど忘れて彼女を慰める。

第52話 「命の芽生え」

体調がすぐれないことを軽い病気のせいだとばかり思っていたカサンドラだが、その原因が実は、亡夫イグナシオの子供を妊娠しているせいだということがわかる。

第53話 「望まれぬ命」

カサンドラは、亡くなった今も憎しみを忘れられないイグナシオの子供を産みたくないと思っている。ルイス・ダビドは、イグナシオの元恋人ノルマの身元を調べようとする。

第54話 「恐ろしい罠」

オフェーリアは、ヘマの恋人が皮肉にも自分の夫だと知ってしまう。一方、ロサウラは、イグナシオ殺害の凶器をカサンドラの荷物の中に紛れ込ませる。

第55話 「うごかぬ証拠」

ルイス・ダビドは、カサンドラの荷物の中にピストルを見つける。それを警察に見せ指紋の照合の結果、カサンドラが犯人だと確信し、告発を決意する。

第56話 「真実を求める者たち」

カサンドラを告発する前に、殺人の動機を知りたいと思ったルイス・ダビドは、海辺の別荘に関係者を集めるという計画を実行しようとする。

第57話 「憎しみよ再び」

海岸の別荘でルイス・ダビド、ノルマとカサンドラの3人で馬の遠乗りをすることになった。その時、ロサウラはこっそりカサンドラの馬を一番気性の荒い馬にとりかえる。

第58話 「消えかける命」

落馬したカサンドラは危うく流産しそうになる。別荘へ駆けつけたマンリケは、ルイス・ダビドの不注意を責め立てる。

第59話 「暗闇に光る宝石」

ルイス・ダビドはカサンドラへの愛を自覚し、マンリケへの嫉妬を感じる。また、ある夜何者かがカサンドラの寝室に入り込み、彼女の枕元にエメラルドの原石を置いていく。

第60話 「広がる疑惑」

ノルマは、ロサウラがカサンドラに対して抱いている悪意に気づき、昨夜、部屋に入り込んだのは、ロサウラの友人のカルンガではないかと問いつめる。

第61話 「黒い侵入者」

再度カサンドラの寝室に何者かが忍び込み、今度は黒い石が置いてあった。一方、カルンガは、別荘内で不審な男と対峙し、ナイフで切りつけられる。

第62話 「偽証」

カルンガを傷つけたナイフは、カサンドラのものだった。意識の戻ったカルンガは、自分を襲ったのは黒衣に身を包んだ男だったと証言する。

第63話 「深まる謎と告白」

カサンドラがカルンガを傷つけた犯人をかばっていると感じるルイス・ダビド。一方、町に戻ったカルンガは、イグナシオを殺したのはロサウラだと気付く。

第64話 「侵入者の正体」

ルイス・ダビドは、カサンドラをイグナシオが殺された場所へ連れていき、罪を自供するように言う。カサンドラは、夫が何を言っているのかわからない。

第65話 「迷路」

カサンドラは、生まれてくる子供を望んでいないと、ドリンダに告白する。マンリケもアルフォンソに離婚話を切り出すべきであると提案する。

第66話 「告白劇」

カサンドラは、アルフォンソの健康を気遣って離婚話をされるのをためらう。一方、リリア・ロサはロベルトが自分の本当の父親だということに気付き始める。

第67話 「救いの道」

リリア・ロサはロベルトに反発し、歩く練習をやめるという。一方、ルイス・ダビドは、カサンドラを告訴しなければならないと悩む。

第68話 「信頼への一歩」

カサンドラは、サーカスの仲間が働いているホテルを訪ねたいとルイスに頼む。一方、オフェーリアは、娘のリリアがピエロのトマスに恋心を抱いていることに気付く。

第69話 「新たなる出発への思い」

ホテルに友人に会いに行くカサンドラ達。チャベラはグリンカのバイオリンに心惹かれる。カサンドラとルイス・ダビドは、すべてを忘れて新たにやり直そうと考えるようになる・・・。

第70話 「ふくらむ希望」

ヘマは、ロベルトが結婚についてはっきりしない事をエルビラに相談する。一方、ロベルトのオフェーリアとの離婚話も進んでいた。

第71話 「それぞれの葛藤」

オフェーリアは、ロベルトと離婚するにあたり経済的な援助はいらないから、リリア・ロサだけは手放したくないと言い募る。

第72話 「嵐の前ぶれ」

ヘマは、ロベルトにプロポーズされ喜びをかくせない。一方、チャベラは自分の出生の秘密をロサウラに問いつめる。

第73話 「父親の名前」

マティアスは、チャベラに母親がロサウラであることを教える。そして、ロサウラは遂に父親の名前をチャベラに明かすのだった。

第74話 「相続人」

チャベラは自分がイグナシオの子供だということをアローチャ家の人間に明らかにする。相続権をほのめかす彼女を前にして、アルフォンソは、孫であるカサンドラに全財産を譲渡すると宣言する。

第75話 「突然の帰宅」

突然、旅行から帰ったエルミニアが現れ、皆がイグナシオだと思っているルイス・ダビドを見て、イグナシオはどこへ行ったのかと聞く。ルイスは、自分の正体とイグナシオが死んだことを告白する。

第76話 「告発」

ロサウラは、イグナシオ殺しの犯人はカサンドラで、物的証拠もあると発言する。アルフォンソは、あまりのショックの大きさに発作を起こし倒れる。ロサウラはカサンドラを告訴すべきだと主張する。

第77話 「深まる苦悩」

危篤状態のアルフォンソは誰とも話ができない。アロンソ家の人々は、ヘマからアローチャ家で起こった大問題について語り、皆はカサンドラを心配する。

第78話 「たちこめる暗闇」

エルミニアは、カサンドラとドリンダにこの家から出ていくように言う。友人の家から帰宅したルイス・ダビドは、カサンドラが自分に何の挨拶もなしに出ていくことはないと思う。

第79話 「家を追われて」

アローチャ家を追い出されたカサンドラとドリンダは、ロベルトの好意でアロンソ家に迎え入れられる。ルイス・ダビドは、ヘマからイグナシオとカサンドラの結婚の真相を聞かされる。

第80話 「逮捕」

エルミニアは警察に通報し、カサンドラはイグナシオ殺しの容疑で逮捕されてしまう。しかも、物的証拠がルイス・ダビドによって提出されていることを知り、カサンドラはショックを受ける。

第81話 「留置場の夜」

マンリケは保釈金を持って警察へ行くが、名家アローチャ家の子息を殺した容疑では、保釈金で釈放できないと言われる。彼は、ホテルのバーでルイスと出会い、殴り合いの喧嘩をしてしまう。

第82話 「自由を奪われて」

ルイスはカサンドラに面会して、イグナシオを本当に殺したのかと聞く。カサンドラは彼に対する怒りから、もしそうだとしてもマンリケが無罪にしてくれる、と言ってしまう。その言葉を聞いたルイスは、カサンドラを告訴する書類にサインをするのだった。

第83話 「試練の時」

マンリケは、トマスの紹介でカサンドラの力になりたいという男と会う。実は、成功し大金持ちになったランドゥだった。カサンドラは、子供を養育するというエルミニアの申し出を拒絶する。

第84話 「新しい命の誕生」

カサンドラは監獄の中で産気づき病院に移される。ロベルトが男の子を取り上げる。病院には心配したルイスが来ていたが、マンリケはカサンドラに会うことを許さなかった。

第85話 「わが子という名の十字架」

カサンドラは、ロベルトに生まれた男の子が虚弱であると告げられる。また、監獄へ戻るよう命令されるが、ランドゥが提供した巨額の保釈金によって、カサンドラは一時釈放される。

第86話 「さまざまな愛の形」

トマスは、ランドゥとカサンドラを再会させる。その後、ランドゥはトマスにルイス・ダビドをある女に殺害させるとほのめかす。

第87話 「愛と疑惑の渦」

カサンドラの弁護に有利な証拠を探しに海辺に行っていたマンリケは、何の成果もあげられず帰ってくる。ルイスは、カサンドラを救う唯一の方法は彼女をさらって逃げることだと考えている。

第88話 「悲しみの真実」

チャベラは自分がイグナシオの子供だということをアローチャ家の人間に明らかにする。相続権をほのめかす彼女を前にして、アルフォンソは、孫であるカサンドラに全財産を譲渡すると宣言する。

第89話 「突然のプロポーズ」

あまりのショックにヘマは家を飛び出し、呆然と歩いているところを車に轢かれてしまう。ロベルトは、病院に駆けつけるが、意識の戻ったヘマに拒絶されてしまう。

第90話 「罠に落ちて」

カサンドラに突然プロポーズしたマンリケは、言下に断られるが将来に希望を持つ。ヘマは、ロベルトを愛しているが、彼が妻であったオフェーリアにしたことを許せないので二度と会わないという。

第91話 「不本意な調査結果」

掘り返されたイグナシオの死体からは、カサンドラに不利な証拠しか出てこない。カサンドラは、アルフォンソ家を出て、トマスが借りたアパートに移り住む。

第92話 「ランドゥのわな」

ノルマは、ルイス・ダビドを誘惑しようとして自分の家へ招待する。彼を脅かそうとランドゥから借りてきたおもちゃのピストルの引き金をひくと、本物の弾が飛び出してしまう!

第93話 「告白」

家にかつぎ込まれたルイス・ダビドを見て、ノルマに事情を問い質したエルミニアは、ルイスの怪我までもカサンドラのせいにしてしまう。

第94話 「追いつめられて」

ルイス・ダビドはカサンドラが見舞いに来たかどうかをいろんな人に尋ねるが、誰もが彼女は現れなかったと嘘をつき、ルイスを落胆させる。

第95話 「逃亡」

カサンドラは、赤ん坊を祖父の名前から「アルフォンソ」と名付ける。その洗礼の儀式のあと、ルイス・ダビドに出会い、カサンドラとルイスは、二人で逃亡する。

第96話 「過酷な運命」

小さな村のホテルで愛を確認し合ったカサンドラとルイス・ダビド。甘い雰囲気の二人にいきなり冷水が浴びせかけられる。子供の容体が、突然、悪くなってしまったのだ!

第97話 「すれちがう恋人たち」

子供の死に絶望したカサンドラは、ルイス・ダビドのせいだと彼を逆恨みする。その上、マンリケは、ルイスがカサンドラを誘ったのは、彼女が真犯人だと印象づけるためだと囁くのだった。

第98話 「それぞれの喜びと悲しみ」

ルイス・ダビドは、不利な証言をしないように国外に出るという。一方、病に倒れたオフェーリアの元に駆けつけようとしたマンリケが交通事故にあってしまう。

第99話 「幸福の陰の不幸」

マンリケは命は助かるが車椅子が必要な生活になるだろう、というロベルトの言葉に一同はショックを受ける。マンリケがカサンドラのために法廷に立つことはこれでほぼ不可能になった。

第100話 「愛する人の死」

アルフォンソは、真実を書いたカサンドラ宛の手紙をマティアスに託して死ぬ。カサンドラたちは、彼の死を深く悼むのだった。

第101話 「絶望」

エルミニアは、アルフォンソが真実を書いた手紙の存在を知って狼狽するが、誰もそれを見つけられない。マティアスは、その手紙を焼いてしまおうと考えるが、アルフォンソが彼を信じてくれたことを考えると焼いてしまうことが出来ない。

第102話 「悲しみと憎悪」

不治の病におかされたオフェーリアは、一時的に視力を失ってしまう。一方、ランドゥはトマスにカサンドラが彼が住むホテルに移ってくるように説得させる。

第103話 「復讐への誓い」

カサンドラはルイス・ダビドへの復讐に目覚め、彼に復讐するためには他の男のもとにいる自分を見せつけることだと考え、ランドゥのホテルに身を寄せる決心をする。一方マンリケは、自分の代わりにフランシスコという弁護士を立てる。

第104話 「身に纏った復讐の仮面」

カサンドラは、ランドゥのホテルのサロンで働きはじめ、色々な男に媚びを売りルイス・ダビドを怒らせる。一方、エルミニアは、マンリケ以外の弁護士が法廷に立つと知り、裁判の勝利を確信する。

第105話 「苦い復讐」

マティアスは、自分の孫チャベラの身を気づかい始める。一方、リリア・ロサは母親のオフェーリアの命がもう長くないことを知って、グリンカと早く結婚式を挙げようと計画する。

第106話 「閉ざした心」

リリア・ロサとグリンカの結婚式当日、オフェーリアは完全に失明してしまう。また、マンリケは、カサンドラの弁護に立つべく、事故にあった足の危険な手術に挑もうとする。

第107話 「リリア・ロサの結婚」

リリア・ロサとグリンカの結婚式の間、トマスはオフェーリアを助けて、彼女が失明していることを誰にも悟らせないようにする。一方、チャベラはグリンカが結婚してしまったことにショックを受ける。

第108話 「決断」

カサンドラは、自分のベッドに骸骨が置いてあるのを見つけ恐怖に震える。一方、マンリケは、医師のロベルトを説得し、足の手術をすることになった。

第109話 「新しい恋人」

カサンドラは、ルイス・ダビドへの復讐にうってつけの男を見つける。新しくホテルに歌手として入って来た男ファン・ラモンだ。一方、マンリケの手術が行われる。。

第110話 「新たな恋の予感」

ランドゥとルイス・ダビドは、カサンドラとファン・ラモンとの仲に嫉妬する。また、カサンドラに対する嫌がらせは続き、今度は皮膚を火傷させるような薬草がベッドに置かれていた。

第111話 「愛の歌」

ロサウラは、裁判でカサンドラが殺人者であると証言するようにカルンガに頼む。しかし、カルンガは、多額の金を提示するロサウラの依頼を断る。

第112話 「苦悶の選択」

ヘマとドリンダは、いたずらにルイス・ダビドの嫉妬心を煽っては、裁判で何が起こるかわからないとカサンドラをたしなめる。一方ノルマは、ファン・ラモンにカサンドラが殺人の容疑で裁判中であることを知らせる。

第113話 「新しい愛への誓い」

ルイス・ダビドの嫉妬心を煽るつもりでファン・ラモンと付き合いだしたカサンドラだったが、次第に彼を好きになっていく。ファン・ラモンもカサンドラの気持ちを知って互いの感情を確認する。

第114話 「思いがけない別れ」

ファン・ラモンは、カサンドラがまだルイス・ダビドを愛していることを敏感に感じとり、彼女を外国に連れ去ることを断念し一人で国を去る。

第115話 「運命の裁判の日」

オフェーリアの死期が迫り、娘のリリア・ロサは自分が妊娠していることを告げ、母親を喜ばせる。そして、カサンドラの裁判の日がついにやってきた。

第116話 「試練の始まり」

裁判では、エルミニア、ルイス・ダビド、カサンドラの順で尋問が進んでいく。一方、リリア・ロサは、見舞いに来たヘマをひどく罵って、彼女を追い返す。

第117話 「迷路の中で」

カサンドラを告発したルイス・ダビドが彼女をかばったことから、裁判官は彼と彼女の2人で対話をしたほうがよいと考える。が、しかし、この裁判官もカサンドラが有罪だと考えている。

第118話 「尋問の罠」

マンリケは車椅子で法廷に復帰し、カサンドラの弁護に務める。しかし、検事の質問に感情的になったカサンドラは「イグナシオを殺したいほど憎んでいた」と答えてしまう。

第119話 「無実までの長い道のり」

休憩の時間に感情的なったカサンドラをなだめるマンリケ。カサンドラの親友で腹話術師のシモンは、マティアスに証言させるべきだとカサンドラにアドバイスする。

第120話 「ロサウラの証言」

カサンドラは法廷で、他にイグナシオを殺す動機を持つ人物がいるかと訊かれて、 ロサウラの名をあげ、彼女とイグナシオの関係を明らかにしてしまう。

第121話 「手紙の行方をたどって」

エルミニアとロサウラの会話を立ち聞きしていたルイス・ダビドは、母親がアンドレイナの子供を誘拐した張本人だと知ってショックを受ける。

第122話 「手紙の行方は…?」

マンリケの交換条件をエルミニアは不要だと断る。一方、法廷に呼ばれたマティアスは、アルフォンソの手紙に何が書いてあったのか質問されるが、内容は読んでいないのでわからないと嘘をつく。

第123話 「失くした手紙」

マティアスは、アルフォンソの手紙がエルミニアの手に渡る前に、それを処分しなければならないと焦る。なぜなら、そこにはイグナシオを殺した犯人の名前が書かれていたからである。

第124話 「証言台のルイス・ダビド」

マティアスの娘ロサウラは、必死になってアルフォンソの手紙を探しまわる。一方、 カサンドラは、やはりルイス・ダビドを愛していることに気づくが、裁判で無罪になればマンリケと結婚する約束だ。

第125話 「驚くべき証言」

マンリケは渾身の力をふりしぼって車椅子から立ち上がり、イグナシオ殺しの犯人 は、ルイス・ダビドであるという論陣を張る。そして、ルイスは何を考えてか、犯人 は自分だと認める。

第126話 「それぞれの胸の内」

ルイス・ダビドは、カサンドラをかばって自分が犯人だと自供し監獄に入る。そんなルイス・ダビドを見て、ロサウラはほくそ笑み、エルミニアは息子の行動を責める。

第127話 「秘密を握る者」

イグナシオ殺しの裁判と同時に、エルミニアに対する幼女誘拐の裁判も進行している。マティアスはエルミニアに罪を自供すべきだという。一方、ランドゥもまた、裁判の証人台に立つことになった。

第128話 「オフェーリアの死」

カサンドラの母アンドレイナの親友オフェーリアは、愛する者に送られて静かにこの世を去っていく。ただ、リリア・ロサに拒絶されたヘマだけが彼女の死に立ち会えなかった。一方、偶然にもアルフォンソの手紙は、マティアスの手元に戻ってくる。

第129話 「カサンドラの結婚」

ルイス・ダビドが自分が犯人だと言い張っている以上、オリバーレスは告訴を取り下げるほかないとエルミニアに伝える。弁護士のマンリケは、カサンドラにプロポーズし、彼女はそれを承諾するのだった。

第130話 「割れたガラス」

カサンドラとマンリケの婚約を知って、自分がカサンドラのために有罪を受けようとしているのにとショックを受けるルイス・ダビド。ランドゥもまた、一応カサンドラに祝福はしてみるものの、心穏やかではない。

第131話 「奪われた花嫁」

マンリケとカサンドラの結婚式の当日、ルイス・ダビドは監獄を抜け出し銃を奪って逃走し、結婚式場に現れる。神父を銃で脅し、花嫁のカサンドラを誘拐し逃走するルイス・ダビド。

第132話 「選択」

カサンドラとルイス・ダビドの行方を血眼になって探すエルミニア、マンリケ、ラ ンドゥ。しかし、行く先はまるでわからない。ルイスはカサンドラと初めての夜を過 ごしたあとに、二人のことは最初から間違いだったのだといい、カサンドラを悲しませる。

第133話 「衝撃の告白」

ルイスは逃走する時に負った傷でうなされ、カサンドラをかばって自分が有罪を認めたことをもらしてしまう。そして、ランドゥはついにルイスとカサンドラを捜し当て、彼を殺そうとする。

第134話 「愛と憎しみの間(はざま)で」

現場に到着した警察によって二人は、町に連れ戻される。カサンドラの依頼を受けたロベルトは、ルイスの傷を診る。マンリケはそのことで兄を責めるが、彼は仕事に私情をはさむべきではないと弟を注意する。

第135話 「真犯人捜し」

アローチャ家からカサンドラとルイス・ダビドの婚姻を無効にする手続きのために送られてきた弁護士をカサンドラは不要だと追い返す。一方、マティアスは、アルフォンソの手紙をカサンドラの鞄の中に忍び込ませることに成功する

第136話 「真実の行方」

ついに法廷で判決が下されようとする時、ランドゥが法廷にカルンガを連れて乱入しカルンガに証言させろという。検事と裁判官はそれを認める。一方、ロサウラは父が手紙をカサンドラに渡してしまったことを知って、激怒する。

第137話 「隣の女」

法廷でカルンガはなかなか証言しようとしない。それに苛立ったランドゥは、自分でロサウラ真犯人だということを証言する。一方、当のロサウラはカサンドラを探し て手紙を渡せというが、カサンドラは何のことかわからない。

第138話 「アリバイ」

法廷に呼び出されたロサウラは、事件当日のアリバイをでっち上げる。エルミニアはまだロサウラが犯人だということを信じていない。グリンカはリリア・ロサに、父親に対する態度を改めるように言うが、彼女は聞き入れない。

第139話 「陰謀の終結」

法廷では、ランドゥ、カルンガ、ロサウラの間で対決が行われることになった。ロサウラとマティアスの会話を聞いてしまったチャべラは、ロサウラが真犯人だということをエルミニアに言いつけるという。

第140話 「夜明け前」

チャベラはエルミニアにロサウラが犯人だということを明らかにするが、エルミニアはなかなか信じられない。ロサウラを呼んでじかに問いただすが、彼女は否定する。だが、マティアスは、娘が犯人だと認めてしまう。

第141話 「運命の手紙」

逆上したロサウラは、エルミニアを階段から突き落としてしまう。エルミニアは重傷を負うが、偶然訪ねてきたエクトールによって病院に運ばれる。一方、カサンドラは、真犯人の名前が書かれた手紙を見つけ、それを持って法廷に駆けつける。

第142話 「怨恨の銃弾」

カサンドラが持参した手紙を見て検事や裁判官は真実を知る。ロサウラは、その場の人々に取り押さえられ、自分の罪を認める。だが、彼女は隙をつき、銃を取り出しカサンドラに銃口を向け発砲してしまう・・・。

第143話 「誇り高き死」

ロサウラがカサンドラヘ向けて発砲したその時、ランドゥが身を挺してカサンドラをかばった。凶弾はランドゥを貫き、彼は倒れた。ランドゥはカサンドラを呼び寄せ「俺のことを忘れるな」と言うのだった・・・。

第144話 「旅立ち」

ランドゥの葬儀がしめやかに行われた。カサンドラは、喪主であるヤリツアの許しを得て、ランドゥに別れを告げる。一方、病室ではエルミニアが死に際して、これまでのことをカサンドラに誤りたいとルイス・ダビドに告げる。

第145話 「和解」

エルミニアとカサンドラは和解し、カサンドラが財産を受け取れるように遺言状が書かれる。チャベラは何とか財産を得ようとするが思うにまかせない。一方、父親ロベルトとヘマの関係に抱いていたリリア・ロサの誤解もとける。

第146話 「友への遺言状」

ロサウラに判決が下され長かった裁判も終わりを告げることになった。リリア・ロサは、父とヘマに結婚をすすめるが、ヘマは亡くなったオフェーリアを思い自分が幸せになることに臆病になっている。一方、ランドゥの残した莫大な財産は未亡人と認められたヤリツアとサーカスの仲間たちで分けられることになった。

第147話 「遺産」

カサンドラの愛が得られなかったマンリケは、自分のとった行為について深く悩んでいる。一方、エルミニアはカサンドラにアンドレイナの写真のありかを教える。母親の顔を見たことがないカサンドラは最高の贈り物だといって感謝する。

第148話 「家族の誕生」

第149話 「幸福への序曲」

第150話 「幸せの始まる日」

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