第23話「ネットワーク」

ANCHOR'S AWAY

ジムが海外レポートのためにリビアに飛び、代理としてミラーが派遣されてくることに。ミラーはやたらに白い歯を見せて笑うだけの無能なキャスターで、そのくせネットワークのコネをひけらかす嫌みな男だった。この人事はジムを追い出す工作ではないかと疑ったマーフィーたちは、ミラーの無能ぶりを披露させる作戦を開始する。

脚本：キャスリン・バーカー演出：バーネット・ケルマンゲスト：クリストファー・リッチ（ミラー）

第24話「マーフィー・ブラウンの陰謀」

THE MEMO THAT GOT AWAY

中学新聞の少年記者ルイスがマーフィーの書いたFYIのスタッフの批評メモをコンピューターで盗み出した。あまり良いことを書いていなかったため慌てるマーフィー。何とかルイス少年を懐柔してメモを奪回しようとするが、敵も記者根性が座っていてなかなか買収されない。

脚本：サイ・デュケイン、デニース・モス演出：バーネット・ケルマン

第25話「マーフィー、ハリウッドへ行く」

TV 'OR NOT TV

ニュース・キャスターを主人公にしたコメディ番組が新しくスタートすることになり、勉強のためにと人気女優ジュリア・セント・マーチンがFYIにやってきてフランクたちは大騒ぎ。ジュリアはマーフィーの仕事ぶりに感動して彼女をモデルに役作りをした上に、マーフィーに番組に出演するようにと言うのだ。その気になったマーフィーはマイルズが止めるのも聞かずハリウッドへ…。

脚本：クレイグ・ホフマン演出：バーネット・ケルマンゲスト：モーガン・フェアチャイルド（ジュリア）、コニー・チャン（本人）

第26話「マイルズの大冒険」

MILES' BIG ADVENTURE

マイルズは初めて長期休暇を取り、トバゴ島へバカンスに出かけた。ところがマイルズが帰る日に、空軍パイロットが核ミサイルを搭載したジェット機を乗っ取る事件が起き、マーフィーたちは情報集めに大慌て。しかもパイロットはドバゴ島に緊急着陸して…。

脚本：トム・シーリー、ノーム・ガンゼンハウザー演出：バーネット・ケルマン

第27話「誰がために分別する」

WHOSE GARBAGE IS IT ANYWAY

FYIでは環境保護問題を特集。しかし裏番組「ジェリー・ゴールド・ショー」の下品なネタに視聴率競争では負けっ放しである。しかも、フィルの店に現れたジェリー・ゴールドから、FYIは口先だけで本当に環境問題に取り組んでいるとは言えないと偽善者呼ばわりされてしまう。怒ったマーフィたちはゴミの分別収集や発砲スチロール製品の不使用、ガソリン節約のための車の相乗り通勤などを始めるのだが…。

脚本：デニース・モス、サイ・デュケイン演出：バーネット・ケルマンゲスト：ジェイ・トーマス（ジェリー・ゴールド）

第28話「勝利なき戦い」

AND THE WINNER IS

テレビ業界の勲章ハンボルト賞をあろうことかコーキーが受賞してしまった。有頂天のコーキーにひんしゅくするマーフィー。そして受賞翌週のFYIでコーキーが特集を担当することになるが、受賞後は業界人も視聴者も注目するとあり、つい肩に力が入ってしまう。しかも今回の特集は「ブレーディー法案」で、果たしてコーキーの手に負えるのか…。

脚本：キャスリン・バーカー演出：バーネット・ケルマンゲスト：アレックス・ロッコ（アル・フロス）

第29話「ジムの栄光と苦悩」

ROASTED

ジムが勤続25年となり仲間でロースト（主役を誉め倒し茶化すパーティー）を開こうと本人に内緒で準備を進めるマーフィーたち。当日、マーフィーはディナーを口実にジムを誘い出すが、マーフィーと二人きりだと思いこんだジムは25年を振り返り、胸の内の葛藤を語り出す。あせったマーフィーはジムをパーティー会場に入れまいとするのだが…。

脚本：トム・シーリー、バーネット・ケルマン演出：バーネット・ケルマンゲスト：ウォルター・クロンカイト（本人役）

第30話「ミスター・ブラウンをめぐって(Part1)」

BROWN LIKE ME Part1

マーフィーがロバート・ケネディ・ジャーナリズム賞を受賞することになった。シカゴに住む父親ビルに知らせると、授与式に同席したいとマーフィーよりも若い再婚相手と生まれたばかりの赤ん坊を連れてやってきた。そこに、マーフィーの受賞を聞きつけた母エイバリーまで押し掛けてくる…。

脚本：ダイアン・イングリッシュ演出：バーネット・ケルマンゲスト：ダーレン・マクギャビン（ビル）／コリン・デューハースト（エイバリー）

第31話「ミスター・ブラウンをめぐって(Part2)」

BROWN LIKE ME Part2

授賞式の当日になってもマーフィーの両親は口論ばかりしている。つくづく愛想の尽きたマーフィーはせっかくの授賞式を欠席すると言い出す始末。スタッフのみんなも一生に一度の機会だからと何とかマーフィーを説得しようとするのだが...。

脚本：ダイアン・イングリッシュ演出：バーネット・ケルマンゲスト：ダーレン・マクギャビン（ビル）／コリン・デューハースト（エイバリー）

第32話「マーフィーの調停」

THE STRIKE

FYIの組合側と経営側の労使交渉が決裂し、カールやジョンたち放送技術陣がストライキに突入してしまった。しかし、替わりのスタッフは不慣れでミスを連発、マーフィーが何ヶ月もかけて準備してきた大事な特集も散々に終わる。そこでマーフィーはなかなか交渉のテーブルに着こうとしない労使代表を自宅に呼んで話し合わせ、調停に持ち込もうとする。

脚本：スティーブン・ピーターマン、ゲーリー・ドウツイッグ演出：バーネット・ケルマン

第33話「マイルズの後悔は先に立たず」

HERE'S TO YOU, MRS.KINSELL

マイルズがボストンの放送人コンペンションで知り合った女性と一夜をともにしてしまい慌てている。しかも相手の女性が実はFYIの副社長ジーン・キンセラの夫人ロイスだとわかり、マイルズはパニックに。相談を受けたマーフィーはマイルズに隠し通せというのだが、一方のキンセラも最近ロイスが浮気をしているようだと相談してくる。

脚本：ラス・ウッディ演出：バーネット・ケルマン

第34話「マーフィー・ブラウンの空に」

SUBPOENA ENVY

有る企業の有害廃棄物の不法投棄を糾弾したマーフィーは大陪審に召還される。しかし匿名情報者の素性を明かせないと、証言を拒否したため、女子刑務所に入れられてしまう。最初は報道人の勲章みたいなもの、と英雄気取りでいたマーフィーだがマスコミの注目は他の事件に集まり、出所の手続きの請求に手間取り、マーフィーは刑務所に入れられたままに...。

脚本：サイ・デュケイン、デニーズ・モス演出：バーネット・ケルマン

第35話「二代目マーフィー登場か！」

I WANT MY F.Y.I

FYIではマイルズの発案でオール子供キャストによる子供向けニュース番組をつくることになり、4人のキャストの指導はFYIのキャスターが一人ずつ受け持つことに。最初は非協力的だったマーフィーだが、自分が担当する女の子ナタリーが自分にそっくりで気に入ってしまいがぜん張り切る。こうして試験版が完成するのだが...。

脚本：トム・シーリー、ノーム・ガンゼンハウザー演出：バーネット・ケルマン

第36話「フランク！フランキー！」

FRANKLY SPEAKING

フランクが精神分析医の女性アレクサンドラと恋に落ちた。どうやら結婚を考えるまで真剣のようだ。フランクの懇願に負けて、アレクサンドラに会うことを承知したマーフィー、興味津々の仲間たちもフィルの店に駆けつけ、ついにご対面となる。

脚本：スティーブン・ピーターマン、ゲーリー・ドンツィッグ演出：バーネット・ケルマンゲスト：イブ・ゴードン（アレクサンドラ）

第37話「マーフィの綴方教室」

THE MURPHY BROWN SCHOOL OF BROADCASTING

高校時代の恩師でマーフィーのジャーナリスト志望を後押ししてくれたハミルトン先生との対面に喜ぶマーフィー。高校を定年退職したハミルトンは今も教育の熱が冷めず、自費でジャーナリスト養成教室を開設、その名も“マーフィー・ブラウン放送教室”としてしまう。

脚本：マリリン・アンダーソン、ビリー・リバック演出：バーネット・ケルマン

第38話「潜入大作戦」

BAD GIRLS

とある石油会社が環境保護地区内での石油の採掘権を得ようと土地開発委員たちを買収しようとしているとの情報を掴んだFYIチームは、会社の肝いりで行われるホテルでのパーティーに、売春婦に化けたマーフィーとコーキーを潜入させ、特ダネをものにしようとするのだが...。

脚本：スティーブン・ピーターマン、ゲーリードンツィッグ演出：バーネット・ケルマン

第39話「今宵かぎりの」

HEART OF GOLD

毒舌が売り物で嫌われ者のTVキャスター、ジュリーとフィルの店で会ったマーフィー、フィルの口からジュリーの意外な優しさを聞いて興味を持ち、好奇心からデートをするようになる。マーフィーの様子に疑問を抱いたフランクは、変装してマーフィーの後をつけ、相手を突きとめようとする。

脚本：ラス・ウッディ演出：バーネット・ケルマン

第40話「ある夜の出来事」

ON THE ROAD AGAIN

出張でカンザス州ダルトンに出かけたジムとマーフィーは、嵐のためホテルの同室に一泊を余儀なくされる。旅先でのロマンスの経験がない、というジムにマーフィーはバーで飲んでいる女性に声を掛けろとけしかけ…。

脚本：デニーズ・モス／サイ・デュケイン演出：バーネット・ケルマン

第41話「マーフィー死すとも…」

BUT FIRST A WORD FROM SPONSORS

FYIの番組予告でティーン・エイジャーのセックス問題を取り上げるとを告知した途端、保守派の主婦から放送すればスポンサーの商品をボイコットするという脅迫状が関係者全員に配られ、スタッフは大慌て。そこで主婦本人をワシントンに招待し、直接説得しようとするのだが…。

脚本：クレイグ・ホフマン演出：バーネット・ケルマン

第42話「大統領の陰謀の陰謀」

FRANK APPENDECTOMY

フランクの下にウォーターゲート事件の“ディープ・スロート”だという男グリーンが現れ、最初は相手にしなかったフランクも、ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード記者らの証言から本物だと信じ、大特ダネだと舞い上がるのだが…。

脚本：トム・シーリー／ノーム・ガンゼンハウザー演出：バーネット・ケルマンゲスト：ボブ・ウッドワード（ワシントン・ポスト記者）

第43話「マーフィーのクリスマス」

MURPHY'S PONY

クリスマス・イブの前日、「子供達を養って欲しい」と書かれた母親からの手紙を持った子供3人がマーフィーの元に現れる。マーフィーは子供が苦手な上に、中国行きを控え、子供達を警察や福祉課に連れていくのだが全くらちが明かず、仕方なく自宅に連れて帰ることに…。

脚本：ダイアン・イングリッシュ演出：バーネット・ケルマン

第44話「マーフィーのお正月」

WHAT ARE YOU DOING NEW YEAR'S EVE

コーキーの家で大晦日年忘れパーティが開かれることになる。コーキーが、マーフィーの禁酒に気を使ってアルコール類ゼロにしたためエスケープする者が続出し、パーティーは盛り下がってしまう。

脚本：ダイアン・イングリッシュ演出：バーネット・ケルマン

第45話「桃色の店」

FAX OR FICTION

マイルズにファックスでラブレターが送られてきた。例によって彼をからかうFYIチーム。一旦手紙を無視す るようなフリをするマイルズだが未練はたっぷりあった。そこでマーフィーが彼の名前で返事を出してしまう。

演出：バーネット・ケルマン

第46話「暇嫌い」

THE BITCH'S BACK

マイルズの発案でスタートしたストレス解消体操、全員参加の命令に渋々参加したマーフィーは、途中背中をね じって椎間板がずれ入院する羽目に…。

演出：バーネット・ケルマン

第47話「結婚不安症（Part 1）」

GOING TO THE CHAPEL PART-1

コーキーの高校時代のクラスメイトで今はニューオーリンズで弁護士をしているウィルが、ワシントンでセミナ ーが開かれたついでにコーキーを訪ねてきた。コーキーとウィルの中は急展開を見せ…。

脚本：ダイアン・イングリッシュ、コービー・サイアミス演出：バーネット・ケルマンゲスト：スコット・ブライス（ウィル・フォレスト）

第48話「結婚不安症（Part 2）」

GOING TO THE CHAPEL PART-2

なんと電撃的に婚約したコーキーとウィル。結婚を前に心が揺れ動くコーキーは、深夜にエルディンとドライブ に出かけてしまう。翌朝エルディンと共に帰ってきたコーキーは、ウィルに結婚の中止を宣言する。

脚本：ダイアン・イングリッシュ、コービー・サイアミス演出：バーネット・ケルマン

第49話「マーフィーの怒り390回目」

THE 390TH BROADCAST

13シーズン目に入り、通算390回目の放送を迎える「FYI」。番組の刷新をはかり、視聴率アップを狙ったマイルズは、イメージ・コンサルタントを雇って各キャラクターのイメチェンし、アットホームな番組作りを目指すが…。

脚本：ダイアン・イングリッシュ演出：バーネット・ケルマン