シックス・フィート・アンダー

人々の"死"を通して限りある"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き
全米で絶賛の嵐を巻き起こした描いた衝撃のヒューマンドラマ

シックス・フィート・アンダー

作品概要

人々の"死"を通して限りある"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き
全米で絶賛の嵐を巻き起こした描いた衝撃のヒューマンドラマ

第72回アカデミー賞で作品賞、監督賞など計5部門に輝いた映画『アメリカン・ビューティー』。同賞で脚本賞に輝き、一躍ハリウッドの風雲児となった鬼才アラン・ボールが企画・製作総指揮・脚本・監督をつとめ、米国の2大TV賞であるエミー賞とゴールデングローブ賞で絶賛を浴びた、前代未聞のセンセーショナル・ドラマ、それが『シックス・フィート・アンダー』だ。

『アメリカン・ビューティー』で"サバービア(大都市の郊外およびその居住者のライフスタイル)"の空虚さを暴いたボールが、今度はロサンゼルス郊外の高級住宅街、パサディナを舞台にブラックユーモアをまぶして描くのは、"機能不全家族(ディスファンクショナル・ファミリー)"の実態。親の世代が深刻な問題を抱え、そのせいで子供が健やかに育たない(そんな子供は大人になっても"アダルト・チル ドレン"と呼ばれる)"機能不全家族"は、今や世界的な問題だ。

「シックス・フィート・アンダー」は、パサディナで葬儀社を営むフィッシャー家を舞台に、世代間の価値観の対立、同性愛などセクシュアリティの混乱、ドラッグをはじめとする社会問題など、平和なサバービアの仮面の下に渦巻く"危機"を容赦なく暴 く、衝撃のヒューマンドラマ。葬儀業は日常的に人々の死に直面する職業であるが、「フィッシャー・アンド・サンズ」に運ばれてくる故人たちのそれぞれの死にも、その背後に深い人生のドラマと教訓が秘められている。人々の"死"を通して限り ある"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き、本国アメリカで絶賛の嵐を巻き起こした「シックス・フィート・アンダー」。 「OZ/オズ」 、「SEX AND THE CITY」、「ザ・ソプラノズ」など、話題作を世界に発信し続ける米国 HBO チャンネルの傑作シリーズだ。

◆作品解説

充実のスタッフ陣

「シックス・フィート・アンダー」は脚本家アラン・ボール以外もスタッフが充実。シーズン1には、ボール自身の他、映画『ミザリー』の実力派女優キャシー・ベイツが2エピソードを監督し、TV 「ザ・ソプラノズ」のアレン・クールターやジョン・パターソン、映画『グッド・ガール』のミゲル・アルテタ、映画『ハイ・アート』のリサ・チョロデンコ、映画『フォー・ルームス』で第3話を監督したロドリゴ・ガルシア、映画『ブレスレス』のジム・マクブライドほか、アメリカTV・映画界の鬼才が参加。
また、音楽を担当したのは、ハリウッドの売れっ子映画音楽家、トーマス・ニューマン。映画『ショーシャンクの空に』『若草物語』『想い出の微笑』『ロード・トゥ・パーディション』『ファインディング・ニモ』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』、そしてアラン・ボールが脚本をつとめた『アメリカン・ビューティー』で計7回アカデミー賞にノミネートされている。

6 feet under

タイトルの『シックス・フィート・アンダー』"(地面より)6フィート(182cm)下"、つまり棺桶が埋められる場所をさす。フィッシャー家が葬儀社であることを 示しつつ、人生の真実は目に見えない場所に隠れていることを暗喩したかのようなタ イトルだ。

受賞歴

全米で絶賛された「シックス・フィート・アンダー」の主な受賞歴は以下の通り。

<エミー賞>
第54回(2002年発表)=23個ノミネート獲得&監督賞など6部門受賞!
第55回(2003年発表)=16個ノミネート獲得&キャスティング賞受賞!
第58回(2006年発表)=9個ノミネート獲得&客演女優賞ほか2部門受賞

<ゴールデングローブ賞>
第59回(2002年発表)=3部門ノミネート&ドラマ・シリーズ作品賞、助演女優賞(レイチェル・グリフィス)受賞!
第60回(2003年発表)=3部門ノミネート
第61回(2004年発表)=2部門ノミネート&ドラマ・シリーズ主演女優賞(フランセス・コンロイ)受賞!

<グラミー賞>
第45回(2003年発表)=最優秀インストゥルメンタル作曲賞、最優秀インストゥルメンタル編曲賞受賞!

作品基本情報

原題 シックス・フィート・アンダー
SIX FEET UNDER
データ 2001~2005年/アメリカ/二カ国語/60分
製作総指揮 アラン・ボール(映画『アメリカン・ビューティー』脚本)
スタッフ アラン・ボール(監督)、ロドリゴ・ガルシア(監督)、トーマス・ニューマン(音楽)
出演 ピーター・クラウス
マイケル・C・ホール
レイチェル・グリフィス
フランセス・コンロイ
ローレン・アンブローズ
フレディ・ロドリゲス
レイチェル・グリフィス
マシュー・セント・パトリック
リチャード・ジェンキンス
あらすじ