スーパーカー デジタルリマスター版

「サンダーバード」ジェリー・アンダーソン製作、スーパーマリオネーションの初期傑作!

スーパーカー デジタルリマスター版

作品概要

「サンダーバード」「キャプテンスカーレット」のジェリー・アンダーソン製作、
スーパーマリオネーションの初期傑作を、約30年ぶりの公開となる日本語吹替え版でお届け!

◆作品解説

サンダーバード」「謎の円盤UFO」などで有名な英国TV界の名匠ジェリー・アンダーソンにとって、4作目となる人形劇であり、後のジェリーの傑作群の起点となる記念すべき作品。台詞の音声に反応して人形の唇が動く電磁機構を活用し、精緻な特撮技術で未来メカの活躍をリアルに描き出すジェリーのスタイルが本作で確立した(なお、「スーパーマリオネーション」という単語は、本作シーズン2のエンディングにて初めてクレジットされた)。以後ジェリーの後ろ盾となる有力者ルー・グレイドとの出会いから誕生することとなった本作は、特技監督にアカデミー賞受賞者のデレク・メディングス(TV「サンダーバード」映画『007』シリーズ)、音楽はバリー・グレイ(TV「サンダーバード」「謎の円盤UFO」)という、以降も次々と傑作を生み出すチームで制作された。今回は、最後の地上波再放送からなんと約30年ぶりの公開となる貴重な日本語吹替え版にてお届け。

「スーパーカー デジタルリマスター版」 動画配信サービス「スーパー!ドラマ クラシック」にて 2017年10月、配信予定!

ジェリー・アンダーソンについて

1929年4月14日、イギリス・ロンドン生まれ。「サンダーバード」「謎の円盤UFO」などで後世に多大な影響を与えたクリエーター。ユダヤ人の祖父はロシア-ポーランドの国境付近からの移民で、ジェリーが10歳の時、一家は名字をアンダーソンと改名。第二次世界中、兄のライオネルがイギリス空軍に志願しアメリカに駐在していた際、家族に送ってきた手紙の中でアメリカ空軍の拠点を「サンダーバードフィールド」と呼んでいたのを覚えており、後に自身の作品に用いたという。戦後、写真家としてキャリアを始めるが、1947年に徴兵される。イギリス空軍の航空交通管制で航空機を見ていた経験から、メカやSFといった題材を扱うようになった。1955年に仲間5人とCM製作会社「APフィルムズ」を設立。CMの仕事はなかなか来なかったが、人形劇TVシリーズ「The Adventures of Twizzle(未)」の制作依頼をきっかけに風向きが変わる。偶然に“人形劇シリーズ”を制作することになったジェリー・アンダーソンだが、彼は次々と ヒット作を制作。「ウエスタン・マリオネット 魔法のけん銃」をはじめ、「スーパーカー」「宇宙船XL-5」「海底大戦争 スティングレイ」「サンダーバード」、1965年にはプロダクション名を「センチュリー21プロダクション」に改名し、「キャプテンスカーレット」「ジョー90」「ロンドン指令X」を制作。

その後、「謎の円盤UFO」で実写作品に挑戦し、新たに設立した「グループ・スリープロダクション」からは、「プロテクター電光石火」「スペース1999」を送り出し、成功を収める。ヒットシリーズを製作する一方で、CM演出を手がけていたアンダーソンは早くからコンピューター・アニメーショ ンに触れており、その無限大の可能性を彼の作品に取り入れようと検討。1996年にはストップモーションアニメとCGIを融合した実験作 「Lavender Castle(未)」を制作。1999年から制作を開始したフルCGI作品の「キャプテンスカーレット」、「新キャプテン・スカーレット」を2005年に完成させている。 2012年12月26日に惜しまれつつ83歳で逝去。

作品基本情報

原題 スーパーカー デジタルリマスター版
SUPERCAR
データ 1961~1962年/イギリス/二カ国語/B&W/30分/全39話/人形劇(スーパーマリオネーション)/SD作品
製作総指揮 ジェリー・アンダーソン
出演 (声の出演)
グレイドン・グールド
ジョージ・マーセル
デビッド・グラハム
シルヴィア・アンダーソン
あらすじ

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