史上最強のTVシリーズ!大ヒット映画『ターミネーター2』の続編となるドラマを、二カ国語版と字幕版でアンコール放送!!
劇場版最新作『ターミネーター4』の公開で、全世界で大きな盛り上がりを見せているSF超大作「ターミネーター」。そんな中、2008年からアメリカで放送開始された本作「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」は、映画『ターミネーター2』(1991)の後の物語にあたり、その後サラ・コナーとジョン・コナーに何が起きたのかを語る年代記(クロニクル)である。『ターミネーター2』では、旧型のターミネーターの助けを借りてジョンの命を狙う新型ターミネーターT-1000を破壊することに成功し、映画の終りでサラは“未知の未来”に初めて希望を見出すことができたというモノローグを残す。しかし「サラ・コナー クロニクルズ」でのサラとジョンは、またいつ何時、未来から暗殺マシンが送り込まれてくるか判らない危機感を抱き続け、そして実際に何度も命を狙われながら各地を転々とする生活を送る。
「サラ・コナー クロニクルズ」は、2005年の秋に企画がスタート。『ターミネーター3』をプロデュースしたマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナが製作総指揮にあたり、『宇宙戦争』や『ブラック・ダリア』の脚本を書いたジョシュ・フリードマンも製作総指揮を務める他、シーズン1ではほとんどのエピソードの脚本を執筆している。パイロット・エピソードは、全米では2008年1月に放映開始。「X-ファイル」や「ER 緊急救命室」、「スーパーナチュラル」など多くのTVドラマを手がけてきたベテラン、デヴィッド・ナッターが監督した。キャストは、タイトル・ロールのサラ・コナーにイギリス出身のレナ・ヘディ(映画『300<スリーハンドレッド>』)、ジョン・コナーにトーマス・デッカー(TV「HEROES/ヒーローズ」)、サラを妄想癖のある犯罪者とみなして追跡するFBIエージェント、ジェームズ・エリソンにリチャード・T・ジョーンズ(映画『バンテージ・ポイント』)。そして、コナー親子を守るために未来のジョンが送り込んだ“女子高生タイプ”のターミネーターを、サマー・グロー(TV「ファイヤーフライ 宇宙大戦争」)がパワフルに演じ、本作でサターン賞を受賞している。
映画版『ターミネーター』シリーズでは、未来から送り込まれてきた殺人ロボット、ターミネーターがストーリーの焦点になっているのに対し、「ターミネー ター:サラ・コナー クロニクルズ」では、タイトルが示す通り、ターミネーターの標的となるジョン・コナーを守る母親のサラ・コナーを中心にストーリーが展開する。それゆえ、 サラ・コナー役のキャスティングには、16週間という期間が費やされ、アメリカだけではなく、オーストラリア、カナダ、イギリスから、300人以上の女優 たちがオーディションを受けにきたという。クリエイターのジョシュ・フリードマンが探していたのは「サラ・コナーの闘争精神を体現でき、かつ、そのような 役をリアルに演じられる女優。ただ単に華やかなだけのハリウッド・アクトレス・タイプではない女優」だったとのことで、友人が薦めたイギリス出身のレナ・ へディは、感情の込められた瞳が特徴的なクラシカルな美貌を持ちながらも威厳のある雰囲気を持つ女優で、フリードマンは「すごくタフな女性」という印象を 受けて、ヘディをキャストすることにしたそうである。
「サラ・コナー クロニクルズ」でサラ・コナーと同様に重要だったのは、新型ターミネーターのキャスティングである。映画版では、アーノルド・シュワルツェネッガーのようないかにも強靭そうな俳優が起用されてきたし、本作でもジョン・コナーを狙うクロマティという名の“悪玉ターミネーター”は、ボディビルダー・タイプの俳優がキャストされている。しかし、ジョンを守るためにやって来たターミネーター、キャメロン(『ターミネーター』のクリエイター、ジェームズ・キャメロンに対するオマージュとしてのネーミングだとのこと)は、女子高生のルックスをしたタイプのターミネーターという設定で、身長169cm、ほっそりとしたサマー・グローが起用された。グローは、12歳から20歳までプロのバレリーナとして活躍した経歴の持ち主。ターミネーターとバレエはイメージ的に結びつかない気がするが、グローは、長年バレエをやってきたことがアクション・シーンを演じるのに役に立ったと語っている。「TVドラマでは、映画のように時間をかけてファイト・シーンを撮影できないから、動きを習ってすぐにマスターしなければならないんです。でも、私にファイト・シーンを教えてくれた人たちは、カウントをとりながら動きを教えてくれたので、まるでダンスの振り付けみたいに憶えることができて楽でした。」毎回のようにダイナミックなファイト・シーンを見せてくれるグローだが、シーズン1のエピソード7では、バレリーナとしての彼女の前歴が垣間見られるシーンも出てくるのでお楽しみに。
ターミネーター役は、人間である俳優が人間のふりをしている機械を演じるという複雑な役どころだ。特にキャメロンは、人間のように食事を採ることも出来るという改良型ターミネーターだが、正体を隠して人間らしく振舞っている時と、自分の正体を知っているサラ&ジョン・コナー親子と一緒に居る時で微妙に表情を変えたりするという“小細工”の表現も必要とされる。そんな役を演じることについて、サマー・グローは「人間らしい反応を見せてはダメだということを常に自分に言い聞かせていなければなりません。脚を組んだりするような単純な動作にも気を配るし、顔に髪がかかっても普段やるように髪をかきあげたりしちゃいけないし。自分の心のメカニズムをプログラムし直さなければならないのです」と苦労を語る。
シーズン1とシーズン2をつなぐ鍵となるのは、サラやジョンが将来スカイネットへと成長することを恐れるコンピュータ、ターク。このタークを最終的に獲得するゼイラ社の女社長キャサリン・ウィーバーとは一体何者で彼女の狙いは何なのか?シーズン2では、さらに、過去にデレクと関係があったらしい女性も登場し、相関関係がグッと複雑かつミステリアスになって、エキサイティングな新展開が続いていく。
シーズン1の終わりで、乗っていたジープと一緒に爆弾で吹き飛ばされたために、頭脳機能をつかさどるチップに損傷を受けてしまったキャメロン。それが原因で自分のミッションを喪失した結果、ジョンにとって危険な存在になってしまう。チップの損傷の影響はそれに留まらず、シーズン1では、最強かつ不死身でサラとジョンの親子の頼もしいボディガードだったキャメロンだが、シーズン2では彼女の脆い部分が顔を出し、ハラハラドキドキさせてくれる。また、シーズン 2では、ジョンにガールフレンドが出来たことで、ジョンとキャメロンとの関係にも変化が・・・。"
シーズン1では、サラとジョンを追うメインのターミネーター、クロマティの他に、デレクの命を狙うヴィックや、ターミネーターの材料となる金属輸送に関わるカーターと、様々なターミネーターが登場した。シーズン2でも、ヴィックと同じT-888型ターミネーターが何体か出てくる他、映画「ターミネーター 2」で登場したT-1000型のように、液体金属でできた体で様々な人に成り変われる新型ターミネーターも登場。派手なアクション・シーンを披露して楽しませてくれる。"
「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」シーズン2では、米TVドラマ界で活躍するスターたちが多数出演する。現在スーパー!ドラマTVにて放送中「ザ・ホワイトハウス」トビー役のリチャード・シフや、「バトルスター・ギャラクティカ RAZOR」ケンドラ役ステファニー・ジェイコブセン、10月よりスーパー!ドラマTVにてHD版を日本初放送する「スタートレック エンタープライズ」トリップ役のコナー・トリナーら豪華ゲスト陣が続々登場!"
キャストが語るシーズン2>>
製作総指揮 ジョシュ・フリードマンが語るシーズン2>>
1984年5月、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、ロサンゼルスで謎の殺人者に襲われる。その殺人者とは未来から来たT-800型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。サラは間一髪のところを、同じく未来から来たレジスタンス、カイル・リース(マイケル・ビーン)によって救われ、なぜ自分が狙われているのかを知る。1997年8月29日、軍事用コンピュータ、スカイネットが人類に対して反乱を起こし核戦争が勃発(「審判の日」)、30億もの人命が失われた。しかし2029年、機械対人類の最終戦争において、機械の支配に対するレジスタンスの指導者ジョン・コナーの活躍で戦局が一変、滅亡の危機に追いやられたスカイネットは、ジョンの母サラをジョンが生まれる前に抹殺すべくターミネーターを1984年に派遣、それを知ったジョンは過去の母を守るため部下のカイルを送り込んだのだった。最初は信じられなかったサラだが、逃避行を続けるうちにカイルに心を開き、ついには愛が芽生える。しかし2人はとうとうターミネーターに追い詰められ、カイルの必死の闘いでターミネーターは倒したもののカイル自身も死亡してしまう。数ヵ月後、お腹にカイルとの子供ジョンを宿したサラは、来るべき戦いに立ち向かう決意をする。
あれから10年後、サラは反社会的な言動や行動から警察病院に収監、10歳のジョン(エドワード・ファーロング)は養父母に育てられていた。ある日2体のターミネーターが再び未来から送られてくる。1体は前回と同モデルのT-800、もう一体は液体金属で作られ変幻自在に変身できる最新型T-1000(ロバート・パトリック)だった。2体は共通のターゲットであるジョンに接近、しかし彼を殺害しようとしたT-1000からジョンを救ったのは意外にもT- 800だった。このT-800は、未来のジョンが過去の自分を守るためにリプログラムして送りこんだターミネーターだったのだ。一行はサラを救出。T- 800から、スカイネットの生みの親となるサイバーダイン社の開発プログラマー、マイルズ・ダイソン(ジョー・モートン)の存在を知らされたサラは彼を暗殺しようとするが、彼の妻子を見て思いとどまる。サラたちはダイソンにすべてを話し、彼の研究が10年前カイルとサラが倒したT-800の残骸に残されていた未来の技術に基づいていたことを知る。未来を変え「審判の日」を回避するため、一行はダイソンの協力によりサイバーダイン社を爆破することに成功するが、その際にダイソンは犠牲となり死んでしまう。さらにT-1000の執拗な追跡を受け追い詰められるが、T-800の活躍でT-1000を撃破。さらに、未来の痕跡を残さぬためT-800を溶鉱炉の中に沈め、消滅させるのであった。
T-1000の襲撃を、T-800の力を借りなんとか退けたサラとジョン。10年後の2004年、「審判の日」1997年8月29日は何事も無く過ぎ去り、青年となったジョン(ニック・スタール)は、母サラを白血病で失って、孤独な放浪生活を続けていた。そんなある日、2032年から新たに2体のターミネーターが送り込まれた。1体はジョン、及び彼の未来の副官を抹殺対象とした女性型ターミネーターT-X(クリスタナ・ローケン)。もう1体はジョンを守るために送り込まれたT-800の改良版、T-850(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。偶然再会したジョンの幼馴染ケイト(クレア・デーンズ)も巻き込み、T-850はT-Xの襲撃からジョンを守って逃走する。未来を変えたはずなのに再びターミネーターが現れた事を驚くジョンに、T-850 は「審判の日は先延ばしになっただけで不可避だ」と告げた。ジョンは新たに設定された「審判の日」がまさに今日7月24日であり、ケイトはジョンの未来の妻であること、ケイトの父で軍の高官であるロバートがスカイネットの開発責任者である事を知る。スカイネット誕生を阻止すべくロバートの許へ向かう一行だったが、あと少しで間に合わずスカイネットは起動してしまった。ジョンとケイトはT-850に助けられ、T-Xを倒してシェルターに避難するもついに「審判の日」は発動し、核ミサイルで人類のほとんどは死滅してしまう。2人は無線を使って、生き残った数少ない人類をまとめ上げ、機械との戦いに備え始めた…。
2018年。「審判の日」を生き延びたごくわずかな人類は、スカイネットと戦い続けていた。レジスタンスとして戦うジョン・コナーは、ある日、謎の男と出会う。半分が人間、半分がターミネーターの体を持つその男はマーカス・ライトという名前以外の記憶をすべて無くしていた…。
原題 | ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ Terminator: The Sarah Connor Chronicles |
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データ | 2008~2009年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/全31話/HD作品 |
製作総指揮 | マリオ・F・カサール、ジョシュ・フリードマン |
出演 |
レナ・ヘディ トーマス・デッカー サマー・グロー リチャード・T・ジョーンズ ブライアン・オースティン・グリーン |
あらすじ |
©Warner Bros. Entertainment Inc.