ストーリー
ローラ・ダイヤモンドはニューヨーク市警の殺人課に所属する刑事。事件解決に向けた捜査のため日々NYの街を駆け回る一方、プライベートでは凶悪事件にも負けず劣らずやんちゃな双子の息子たちに振り回されながら、シングルマザーとして奮闘している。ある日、息子たちはイタズラが過ぎて学期の途中だというのに幼稚園を退園させられてしまう。離婚協議中で別居している夫は、同じくニューヨーク市警の警部補だが自分勝手な性格で、仕事を理由に子守りの約束をあっさり破るので頼りにならない。やっとのことで探し出した新しい幼稚園の入園面接に漕ぎ付けたローラだが、そこでもピンチに陥ってしまい……!?
そんな時、IT長者エリック・ウォルデンの元へ殺害予告が届いた。本部長からの命令で事情聴取のため、上司ハウザー警部と共にエリックの邸へと出向くローラ。早速彼に聞き込みをすると、初めのうちはイタズラだろうとあしらったエリックだったが、突然動揺した様子でハウザーとローラを追い返す。その直後に寝室でエリックの死体が発見される。彼の首には注射針の跡が残っていた。窓もドアも施錠されており、センサーの反応もないことから犯人は内部の人間であることは確実だが……。