STARTUP スタートアップシーズン3

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米国政府の関与により、ダークネット“アラックネット”が崩壊の危機に――。
アカデミー女優ミラ・ソルヴィノを新たに迎え、更なる局面を迎える異色のクライムサスペンス。
待望のシーズン3を日本初放送!

シーズン3 見どころ

豪華キャストが集結!

今シーズンでは、「The OC」のセス役でブレイクしたアダム・ブロディや、「ブラックリスト リデンプション」に出演したエディ・ガテギ、「美女と野獣」でゴールデン・グローブ賞ドラマ部門最優秀主演男優賞を受賞したほか、エミー賞に2度ノミネートされるなど数々の賞を受賞・ノミネートされているロン・パールマンが前シーズンに引き続き再集結。ロン・パールマンは、出演のオファーを受けた時について「出演することにためらいは全くなかった。どちらかといえば、既にキャスト陣が作り上げているものがあったから不安で緊張していた。ベン・ケタイの脚本のみならず演出やキャスト陣の織り成す演技がとても素晴らしい。ベン・ケタイの脚本と演出がウェスというキャラクターを確固たるものにするために必要不可欠だった。」と称賛した。また、新たな重要キャラクターとして登場するのは、ミラ・ソルヴィノ。『誘惑のアフロディーテ』でアカデミー賞助演女優賞とゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞した経歴を持ち、他多数の賞にノミネートされている。ソルヴィノは、アラックネットを調査するためにやって来たNSAエージェント、レベッカ・ストラウドを演じる。 彼女は、パールマンと共演できたことに関して「彼は作品の中では、ナルシストで人を操るようなろくでなしを演じているけれど、役に対してストイックなだけで普段はとても魅力的で面白い人なの。」と共演を喜んだ。他にも『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』「デッドビート」などに出演したタイラー・ラビーン、「ブラックリスト」などにゲスト出演したジェイソン・クラビッツ、「フラッシュフォワード」に出演したザカリー・ナイトンが登場。シーズン3はこれまで以上に豪華なキャスト陣の共演に注目したい!

現代社会のタイムリーな話題が盛り込まれた自信作

本シリーズの脚本、製作総指揮、監督を兼任するベン・ケタイはシーズン3への意気込みとして「ビットコイン、ダークネット、インターネットの起業化など現代的なトピックに関わる内容のストーリーを含んだ前シーズンはやりがいがあった。シーズン3では、登場人物たちのストーリーを掘り下げ、再集結させることを楽しみにしている。」と述べた。米ソニーのストリーミングサービスで本シリーズを手掛けたCrackleによると、同局最大のヒット作となった本作はアメリカ国内だけでなく、世界50か国以上の国と地域でも放送・配信され、シーズン3に至ってもその人気は衰えることを知らない。シーズン3は、テクノロジーへの不信、政府機関の行き過ぎた干渉、劣悪な労働環境、オンラインプライバシー、グローバルセキュリティ、権力闘争などがテーマとなっており、ダークネットの範囲に留まらず、現代社会に通ずる側面が多く見られる。新キャラクターであるミラ・ソルヴィノ演じるNSAエージェント、レベッカ・ストラウドは政府から送り込まれた人物で、一声で周りの全員を動かし望むものを全て手に入れることができる権力を持ち、暗い闇の世界を知る人物でもある。米日刊紙のボストン・ヘラルドでは、この新キャラクターが職権乱用や規則違反も厭わず、思い立つと後先考えずに行動する自分勝手な「クローザ―」の主人公、ブレンダ・リー・ジョンソンを想起させるようなキャラクターだと言う声も。レベッカの登場によってアラックネットがどのような危機に陥り、裏にいる米国政府との関係性がどうなっているのかが今シーズンの見どころの1つ。現代社会に起こり得る闇をリアルに描き、視聴者にスリルを感じさせ楽しませるストーリー展開は必見!

ストーリー

父を失った元銀行員のニック、息子を失ったギャングの支配者ロナルド、妹を失ったIT開発者イジー。それぞれ大切な人を失い、自身も命を狙われながら、野望を全うするために伴う危険と代償を思い知る。

アラックネットはユーザー数6,000万人を突破し、規模は大きくなっていたものの赤字で経営は傾き始めていた。憧れの地キューバへ旅立ったイジーの消息は未だ掴めず、新システムを展開しようにもできない状況。ウェスは、新たな出資先を見つけようと交渉に向かい、ヘッジファンドのサギノー兄弟と「1億ユーザーを突破すれば次の投資を検討する」ことに合意したが、見通しは厳しく資金調達にも暗雲が立ち込めていた。そんな折、NSA(アメリカ国家安全保障局)のエージェント、レベッカ・ストラウドがやって来る。アラックネットがテロ活動の温床になっていることから、テロリスト一掃のために協力するよう要請される。しかし、アラックネットは秘匿性を売りにしているためニックたち幹部は揃って要請を却下。これに対してストラウドは協力を得られなければ幹部たちそれぞれの汚い過去をさらすと脅す。NSAが介入しようとしていることを受け、ロナルドはギャング組織LH7に、暫くアラックネットを利用しないよう助言するが、外部の人間となってしまった彼の言うことを誰も聞こうとしない。一方、ウェスは資金を投入し続けるも、先行きが見えない状況に焦りを感じ、アラックネットを売却しようと考えていた。ウェスの話を聞き、奮起したニックはスタートアップイベントで訪れた香港で新しいアイディアを得て、アプリ開発に向けて動き出すのだった。そして、ストラウドが権力を利用し、アラックネットに手を加えようとしたことをきっかけにアラックネットが崩壊の危機を迎え、問題の裏にいる米国政府の存在に辿り着く。果たして、アラックネットを稼働させ続けることができるのか……。今シリーズ最大の敵となる最も危険な闇組織、米国政府とどう闘うのか?!

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ニック・タルマン/Nick Talman (声:西健亮)

バレンシア銀行に勤める銀行員であったが、父親から預かった大金がきっかけで暗号通貨ジェンコインに翻弄されることとなる。ジェンコインがロシア系マフィアの手に渡ってからは、彼らに命を狙われていると怯えるが、その後も様々なビジネスを提案しもう一度スタートアップのゲームへ戻りたいと考えている。

アダム・ブロディ Adam Brody

1979年12月15日、米カリフォルニア州生まれ。2000年ごろからテレビシリーズに端役として出演するようになる。2002年に初出演した「ギルモア・ガールズ」で注目を集め、「The OC」のセス・コーエン役でブレイク。『ザ・リング』や『Mr.&Mrs. スミス』などにも出演。趣味は音楽と執筆で、インディーズバンドのメンバーであり、ショートフィルムやアメリカン・コミックスの製作も行う。妻は「ゴシップガール」で知られる女優のレイトン・ミースター。『シャザム!』『Ready or Not(原題)』などに出演。「シングル・ペアレンツ」では実の妻レイトン・ミースターが演じるシングルマザーの元夫役としてゲスト出演中。

ロナルド・デイシー/Ronald Dacey (声:星野貴紀)

ジェンコインが自身のビジネスとコミュニティーの両方に役に立つと考え、ニック、イジーらの仲間に加わった。その後リトルハイチのギャングの新たな支配者となったが、反抗的なメンバーに手を焼き、地域の変化を止めることができない。妻タマラとの間には、娘のエルシーと、ギャングのメンバーとなっている息子トゥーイがいる。前シーズン、トゥーイを殺されたことで精神的に不安定になる。

エディ・ガテギ Edi Gathegi

1979年3月10日、ケニア・ナイロビ生まれ。米カリフォルニア州で育った。バスケットボールに熱中していたが怪我によりその道を諦め、気晴らしにとった演劇の授業をきっかけに演技に目覚める。2006年に『アドレナリン』で映画デビュー。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『トワイライト〜初恋〜』、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』等の映画に出演。「ブラックリスト」、「ブラックリスト リデンプション」でのマティアス・ソロモン役で海外ドラマファンにはおなじみ。2019年「Briarpatch(原題)」に出演中。

イジー・モラレス/Izzy Morales (声:白石涼子)

キューバ系移民で、才能あふれるIT女子。暗号通貨ジェンコインとダークネット“アラックネット”の開発者である。ロシア系マフィアに妹を殺され、ジェンコインも奪われたことによって怒りを溜め込み、ふさぎ込んでいる。やがてその怒りの矛先は、ジェンコインを乗っ取り自身のビジネスとして世の中に展開しているアレックス・ベルへ向いていき……。前シーズン、以前から憧れていたキューバへ旅立った。

オトマラ・マレロ Otmara Marrero

1989年2月28日、米フロリダ州生まれ。女優になる前はプロのダンサーとして活躍していた。2015年にTV映画「Instant Gratification(原題)」でキャリアをスタート。「Ballers/ボウラーズ」や「グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル」などでの小さい役を経て、本作で主演デビュー。映画『Miss Arizona(原題)』や『Off the Rails(原題)』『Vandal(原題)』などに出演。

ウェス・チャンドラー/Wes Chandler (声:楠見尚己)

ニックの父アンドリューの旧友。謎に満ちた大富豪で、冷静沈着で他人を探ることに長けた不屈のビジネスマン。あるきっかけでニックと出会い、ニックたちの計画に協力していくこととなるが、アンドリューを殺害した犯人でもある。

ロン・パールマン Ron Perlman

1950年4月13日、米ニューヨーク州生まれ。ミネソタ大学で美術学修士号を取得した後、地元であるニューヨーク市へ戻り、俳優としてのキャリアをスタートさせる。80年代初頭に、『人類創世』で映画初出演。80年代後半には、「美女と野獣」でゴールデン・グローブ賞を受賞した。90年代には、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督とのコラボレーションがスタートし、『クロノス』や『ブレイド2』など数々の作品でタッグを組んでいる。2014年には、インディペンデント映画の製作を行う製作会社Wing and a Prayer Picturesを設立した。ハリー・ポッター映画の前日譚として大ヒットした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、ナーラック役を好演。また『殺し屋』では出演するとともに製作としても携わった。2020年公開の『モンスターハンター』に出演予定。俳優業のみならず、声の仕事や製作でも途切れることなく活躍中。

マーラ・チャンドラー/Mara Chandler (声:松本沙羅)

ウェスの娘。頭脳明晰で独立心旺盛。非常に野心家であるが、冷静に物事を見極め、繊細に周りを観察する眼を持っている。

アディソン・ティムリン Addison Timlin

1991年6月29日、米ペンシルベニア州生まれ。9歳の時に舞台デビュー。2005年に『すべてはその朝始まった〈未〉』で映画初出演を果たす。その後、『ミッドナイト・ガイズ』や『恋人まで1%』などに出演。2016年、ザック・クラークのインディペンデント長編作品『LITTLE SISTER(原題)』では主役を務めた。2018年に娘の出産を経て、2019年はインディペンデント系SF映画『Life Like(原題)』をはじめ複数作に出演。

レベッカ・ストラウド/Rebecca Stroud (声:日野由利加)

NSA(アメリカ国家安全保障局)のエージェント。犯罪の温床になっているアラックネットを捜査しにやってくる。権力を乱用し、ニックを始めとする幹部を脅し、従わせようとする。

ミラ・ソルヴィノ Mira Sorvino

1967年9月28日、米ニューヨーク生まれ。父は俳優のポール・ソルヴィノ。ハーバード大学では東アジアの言語と文化を専攻していた。1993年、デビュー作『AMONGST FRIENDS(原題)』がサンダンス映画祭で上映され注目を浴びる。その後、数々の作品に出演し経験を積み、1995年『誘惑のアフロディーテ』に出演し、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。その後も各ジャンルのテレビドラマ・映画に出演している。代表作は『ノーマ・ジーンとマリリン』「ヒューマン・トラフィック」など。最近では「スパイキッズ:とくべつミッション」で声優として出演、「モダン・ファミリー」『ガール・イン・ザ・ミラー』などに出演。私生活では2004年に俳優のクリストファー・バッカスと結婚。2男2女の母親でもある。

作品基本情報

原題:STARTUP
データ:今回シーズン3・2018年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン3・全10話/HD作品
製作総指揮:トム・フォーマン、アンドリュー・マーカス、レイ・リコード、ジャンニ・ヌナリ、シャノン・ゴールディング、バリー・L・レヴィー、アン・クレメンツ、ベン・ケタイ
出演:アダム・ブロディ、ロン・パールマン、エディ・ガテギ、オトマラ・マレロ、アディソン・ティムリン、ミラ・ソルヴィノ
日本語吹き替え:西健亮、星野貴紀、白石涼子、楠見尚己、松本沙羅、日野由利加