MACGYVER/マクガイバーファイナル・シーズン

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全米大人気の痛快アクション超大作「MACGYVER/マクガイバー」もいよいよ最終章! 過去の敵や相棒も再登場し、さらには、これまでで最大の危機がフェニックス財団を襲う!
果たしてマックたちは切り抜けることができるのか? 恋の行方からも目が離せないファイナル・シーズンを独占日本初放送!!

ファイナル・シーズン 見どころ

シーズン5での突然の打ち切りと、周囲への感謝の意を即座に表したルーカス・ティル

本国アメリカでシーズン4が放送開始されたのは2020年2月のこと。しかし、その後すぐにコロナ禍がアメリカをも襲い、急遽、シーズン4のエピソード数は大幅に減らされることとなった。シーズン4を予定していたエピソードがシーズン5に持ち越され、全15話となるシーズン5が本国アメリカで放送開始されたのは2020年12月。引き続き好調な視聴率を記録し、シーズン6更新にも大いに期待がかかっていた。しかし、第13話放送直前の2021年4月7日、放送局CBSがシーズン5での打ち切りを突然発表。キャストやクルー、ファンの間にどよめきが走った。
主演のルーカス・ティルは即座にインスタグラムを更新。周囲への感謝の意をこう綴った。「何から話せばいいのだろう? この5年間は、後から振り返った時に人生で最も成長したと感じられる5年間だったと思う。大変なこともたくさんあったけれど、たくさんの愛にも恵まれた。人生を通しての友達、いや、家族に巡り会うことができた。自分の新たな限界に挑戦することを学んだし、それを何度も越えていくことを学んだ。アイコン的キャラクターのマントを引き受けることに緊張していたけれど、みんなが僕を受け入れてくれた。みんなのサポートのおかげで、僕はマクガイバー界のロジャー・ムーアになれたんだ (笑) 。そして、これはキャスト仲間やクルーたちへのラブレターでもある。撮影初日から、もしくは1000日目からにかかわらず、ジョージア州のうだるような蒸し暑い夏や、凍えるような冬(なかなか信じてもらえないけれど)を一緒に過ごした彼らへの。最初の13話を超えることはできないだろうと言った人々や、大変な時でも僕の人生に多くの喜びをもたらしてくれた人々への。彼らのおかげで僕は飛躍的に成長することができたし、真のシネマチームとは何かを学ぶことができた。ここだけでは言いたいことをすべて言い切れないから、これからもあちこちで言い続けるかもしれない。けれど、とりあえず今はありがとう、僕の新しい家族、心の底からありがとう、みんな。」 子役としてキャリアをスタートし、ブロックバスター映画『X-MEN』シリーズでハボックという大役を演じてきたルーカス・ティルだが、自身の看板作品となるような「MACGYVER/マクガイバー」に主演できたことは、役者人生において光り輝く功績となったことだろう。

物理学博士レット・アラン教授監修のトリックの数々、そしてルーカス・ティルが選ぶマックのトリック5選

アメリカでは何十年も前から、マクガイバーは言葉の一部となってきた。本作を見たことがないアメリカ人でも、もしくはオリジナル版「冒険野郎マクガイバー」さえ見たことがないアメリカ人でも、“マクガイバーする”とか、“マクガイバーのような器用な友達がいる”などと使ったりしている。そして、本物のマクガイバーとも言えるような人物が、テクニカルコンサルタントとして本作に携わっているのだ。その名も、物理学博士のレット・アラン教授。本作でマックが厄介な状況から脱しなければならなくなった時、脚本家たちはレット・アラン教授に助けを求めてきた。言ってみれば、ワンマン・フェニックス財団のような人物だ。
レット・アラン教授によると、本作に登場するトリックのほとんどが、実際に存在するトリックや科学原理に基づいているそうだ。場合によっては、トリックの効果が誇張されていたり、必ずしも映像通りの結果にならなかったりするケースもあるが、ほとんどのトリックが実現可能とのこと。彼は、脚本家やプロデューサーたちが科学的側面を考慮して本作を作り上げたことを称賛している。ちなみに、レット・アラン教授が気に入っているマックのトリックは、シーズン2の第12話「マック+ジャック」で登場する光線電話のトリックだそうだ。一方、主演のルーカス・ティルが気に入っている(印象に残っている)トリック5選は、シーズン2の第10話「指令室+船」で座礁した調査船から大学生たちを助けたトリック、シーズン3の第22話「メイソン+ケーブル+選択」でエレベーターの降下を阻止したトリック、シーズン4の第2話「レッドセル+量子+低温+忠誠心」でテディーベアを使って敵を別方向へ誘導したトリック、シーズン4の第3話「子供+飛行機+ケーブル+トラック」で気を失ったパイロットが操縦していたセスナを着陸させたトリック、シーズン4の第4話「プロペラ+アセトン+セルロイド+撃針」で不発爆弾を処理したトリックだそうだ。

ストーリー

アンガス・マクガイバー(愛称マック)は、表向きはシンクタンクを装う秘密組織フェニックス財団で働くエージェント。奇想天外な問題解決方法と幅広い科学知識を用いて、日々、人々の命を救っている。ハイリスクなミッションを請け負うマックを支えるチームメイトは、予測不能なコンピューターハッカーのライリー、マックのルームメイトで特殊メイクが得意なボーザー、マックの元相棒だったジャックの後任としてマックを手助けするデジィ、知的で英オックスフォード大卒の元スパイであり人を煽ったりウソを見抜くのが得意なラスの4人。そして、その優秀なチームをまとめるのが秘密工作のレジェンドであるマティだ。

前ミッションで、マックの叔母グウェンがリーダーを務めるエコ・テロリスト組織コーデックスを、グウェンの死とともに解体したかのように見えたマックとチームだったが、コーデックスとの戦いはまだ終わっていなかった。マックと仲間たちは、コーデックスに関する重大な情報を握っているとされる情報提供者に会うため、世界の犯罪者たちの隠れ家となっている豪華ホテルを装う建物に潜入することになる。しかし、彼らは問題にぶち当たる。ターゲットとしている情報提供者は、秘密裏に新しいアイデンティティーを獲得していたのだった。

コーデックス以外にも、マックの宿敵であるプロの殺し屋マードックなど過去の敵が再び登場する今シーズン。そして、マックの元相棒ジャックも意外な形で再登場する。さらにはコロナ禍がマックたちを襲い、ついにはマックとライリーをこれまでで最大の危機が襲う。果たしてマックたちは切り抜けることができるのか?! そしてフェニックス財団の運命や如何に?!

各話あらすじ

放送時間

キャスト

アンガス・マクガイバー/Angus MacGyver (声:宮野真守)

アメリカ合衆国政府の秘密組織フェニックス財団のエージェント。愛称は「マック」。マサチューセッツ工科大学中退。不発弾処理専門家として米軍に3年間勤務した後、諜報機関にリクルートされ、ジャック・ダルトンとパートナーを組んで仕事をするようになる。平和主義者で銃を携帯することを拒否。代わりにスイスアーミー・ナイフを持ち歩き、周囲にある種々雑多な物を使って即席の武器や装置を作り上げる。自分では高所恐怖症と称しているが、任務のためなら飛行機やヘリコプターからぶら下がることもいとわない。家族絡みのわだかまりから、一旦はフェニックス財団を離れ大学教授として働いていたが、苦楽を共にしたチームや危険にさらされている人々の命のことを考え、フェニックス財団に復帰した。

ルーカス・ティル Lucas Till

1990年8月10日、米テキサス州フォートフッド生まれ。10歳の時にコマーシャルや広告への出演を始め、映画『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』でマイリー・サイラスの恋人役を演じ、その後、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のハボックことアレックス・サマーズ役に大抜擢されブレイクを果たす。かつてテイラー・スウィフトのミュージック・ビデオにも出演し、テイラーとの交際でも注目を集めた。

ライリー・デイヴィス/Riley Davis (声:永宝千晶)

天才ハッカー。違法ハッキングで服役していたが、過去に母親がジャックと交際していたことがあり、ジャックの紹介でマクガイバーのチームに引き抜かれ、IT分析官として極秘ミッションに加わることになる。小柄でキュートなルックスだが世渡り上手でタフな女性。マックのルームメイト、ボーザーとは良き友人同士になり、仕事でペアを組むと息のあったところを見せる。今ではマックとボーザーと一緒に生活しているが、あることを理由に、家を出て行く決意をする。

トリスティン・メイズ Tristin Mays

1990年6月10日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。1996年に子役としてデビュー。その後は子役、ティーン・スターとして「エイリアス」や「プライベート ~女子寮連続殺人事件」などにゲスト出演。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」ではサラ・ネルソンを好演した。

ウィルト・ボーザー/Wilt Bozer (声:安田裕)

マックの幼なじみでルームメイト。マックがフェニックス財団のエージェントとは夢にも思わず、同僚のジャックもライリーもマックと一緒にシンクタンクで働いているものと思っていたが、マックの宿敵マードックとの遭遇で、真実を知る。映画監督を目指していたが、特殊メイクの腕をかわれてフェニックス財団のメンバーに仲間入りを果たす。主にラボでの作業に従事していたが、最近ではマクガイバーらと現場で活躍することも多くなっている。

ジャスティン・ハイアーズ Justin Hires

1985年6月24日、米フロリダ州セントピーターズバーグ生まれ。2005年に映画デビュー。米CBSで2016年に放送された「ラッシュアワー」では主演をつとめた。その他の出演作には『ストンプ・ザ・ヤード』や『21ジャンプストリート』などがある。

マチルダ・“マティ”・ウェバー/Matilda "Matty" Webber (声:小宮和枝)

裏切り者だったことが発覚して逮捕されたソーントンに代わってフェニックス財団のリーダーに就任。所属していたCIAではジャックの上司だったこともあり、ジャックは頭が上がらない。有能かつタフで、部下の仕事には容赦無い評価を下す一方、実は思いやりと気配りも忘れない人情派。

メレディス・イートン Meredith Eaton

1974年8月26日、米ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。臨床心理学の修士号を持つ。主な出演作には「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」などがある。

デジレー・“デジィ”・グエン/Desi Nguyen (声:花村さやか)

子供っぽさ、無邪気さ、人懐っこさなど人から好かれる印象を全く持ち合わせていないが、仲間のためなら上に背いてでも命を張って助ける情熱がある。パンチすることでストレス解消をしている。マックと恋仲になったが、最近は関係がギクシャクしているよう。

レヴィ・トラン Levy Tran

1983年4月8日、米カリフォルニア州サンノゼ生まれ。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」や「シェイムレス 俺たちに恥はない」に出演。

ラス・テイラー/Russ Taylor (声:さかき孝輔)

元秘密情報部(MI6)のメンバーで現在は軍事会社を運営している。英オックスフォード大で学び、知的かつハンサムな魅力を最大限に生かし、口八丁手八丁で周囲を惹きつける。人を煽ったり、ウソを見抜くのも得意。マックとは正反対の派手な性格で、高級スーツ、スポーツカー、プライベートジェット機などセレブな暮らしを好む。

ヘンリー・イアン・キュージック Henry Ian Cusick

1967年4月17日、ペルー生まれ。「LOST」でデズモンド・ヒューム役を演じ、「The 100」で6シーズンにわたりマーカス・ケイン役を演じた。「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」などに出演したことでも知られる。

作品基本情報

原題:MACGYVER
データ:今回シーズン5・2020~2021年/アメリカ/二カ国語&字幕・5.1chサラウンド/60分/今回シーズン5全15話/HD作品
製作総指揮:ジョン・ロジャース、ジェームズ・ワン、ヘンリー・ウィンクラー、リー・デヴィッド・ズロトフ
出演:ルーカス・ティル、トリスティン・メイズ、ジャスティン・ハイアーズ、メレディス・イートン、レヴィ・トラン
日本語吹き替え:宮野真守、永宝千晶、安田裕、小宮和枝、花村さやか、さかき孝輔