ストーリー
USSエンタープライズの艦長として名を馳せたジャン=リュック・ピカードは、ロミュラン人のジャバンとラリスに身の回りの世話をされながら、シャトー・ピカードで引退生活をしていた。今から10年以上前、ロミュラン人たちが超新星爆発で滅亡の危機に瀕した際、ピカードは救助艦隊を組織して助けに向かおうとした。しかし火星でシンス(人工生命)たちが反乱を起こしたため、救助計画は頓挫してしまう。しかも難民の数が膨大であることや、長年の敵であったロミュランへの反発を理由に、宇宙艦隊はロミュラン人たちの支援から手を引いてしまった。そのためピカードは抗議の意味を込めて宇宙艦隊を辞職したのだった。そして今、20年以上前に彼を救って死んだ人工生命であるデータ少佐の夢を見るようになる。
一方、ボストンに住むダージ・アーシャは、突然ロミュランの特殊工作員たちに襲われる。ところが自分の中で眠っていた何かが起動してロミュラン人たちを撃退する。そしてなぜか心に浮かんだピカードを訪ねてシャトーへやって来る。戸惑いながらもダージを迎え入れたピカードは、その夜データ少佐がダージの絵を描いている夢を見る。
ピカードの夢に何度となく現れるデータ少佐。一体、彼はピカードに何のメッセージを伝えようとしているのか?