ベティ~愛と裏切りの秘書室第一部 愛、灯火篇

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イントロダクション

あの人気作「アグリー・ベティ」のリメイク元である南米ドラマが約20年ぶりにスーパー!ドラマTVに帰ってきた!!
当時全世界の視聴者を釘付けにしただけでなく、今なお25年ぶりに続編が作られるなど話題の尽きないコロンビア発⇒世界的大ヒット・テレノベラ。
大手ファッション企業『エコモダ』を舞台に、主人公ベティがさまざまなトラブルにもめげずに頑張る前向きドラマ、第一部放送スタート!!



注)初回放送当時の情報となります

第一部 愛、灯火篇 見どころ

1999年10月、コロンビアでの放送スタート直後から地元の視聴者の間で話題沸騰、コロンビア・テレビ史上の記録を塗り替えるメガヒットを記録した大人気テレノベラ(ラテンアメリカ・ソープドラマ)。オリジナル・タイトルは、「Yo soy Betty, la fea.(直訳すると「私はベティ、醜い女」)」。イマイチな見た目の主人公という、テレノベラではかつてなかった新ヒロイン“ベティ”の誕生に、地元コロンビアでは放送直後から話題沸騰! 視聴率50%という脅威的な数字を稼ぎ出した。

ベティは、社内でのイジメや会社の倒産危機など、様々なトラブルに巻きこまれるが、粘り強く頑張り屋な性格と頭の良さで都度ピンチを切り抜ける。見た目重視のファッション企業・エコモダ社で、誠実にひたむきに頑張り続けるベティが、毎回どんな奮闘ぶりを見せるかが世間の注目を集め、コロンビア女性たちを夢中にさせた。

「ベティ」は、国内で影響力をもつ有名雑誌の表紙を次々と飾り、一流政治コラムニストのコメントやコロンビア大統領の演説(のネタ)にも登場。各地でイケてない「ベティ」のコスプレを競い合う「ベティのそっくりさんコンテスト」が開かれたり、「ベティ」人形を筆頭にベティ・グッズが続々生産され、いずれも大ヒット。その人気ぶりはコロンビアの社会現象にまで発展した。

「ベティ」は南米各国で放送された他、北米、ヨーロッパ、アジア諸国など世界中の国々で放送され(日本では2004年、スーパー!ドラマTV(当時スーパーチャンネル)が独占日本初放送)、アメリカでも2006年に米国版リメイク「アグリー・ベティ」が放送され、4シーズン続く人気作となった。
その大ヒットぶりはとどまることを知らず、「ベティ」放送開始の2年後、続編となる「エコモダ~愛と情熱の社長室」が放送、さらに2024年、何とオリジナルから25年ぶりの続編となる「ベティ~新たなる日々~」が制作される(現在Prime Videoにて配信中)など、四半世紀たった現在でも根強い人気を誇る傑作シリーズである。

地元コロンビアだけでなく、全世界で一大ブームを巻き起こしたドラマ「ベティ~愛と裏切りの秘書室」。全169話の大河ドラマを、スーパー!ドラマTVでは第一部~第三部に分けて放送! 今回は、その第一部 第1話から第62話を、「第一部 愛、灯火(ともしび)篇」と題して、日本での初回放送から約20年ぶりに放送開始! 一度見たら病みつきになる面白さにハマること間違いなし!!
なお、日本語版でベティの声の吹き替えを担当するのは、映画『呪怨』シリーズで恐怖の象徴「伽椰子」を演じていた俳優・声優の藤貴子。

テレノベラとは?

テレノベラはスペイン語で「テレビ小説」の意味。主にラテンアメリカで制作される連続メロドラマ。1シリーズ平均して150話、日本の昼ドラ(お昼の連続ドラマ)と同様「月~金放映で半年間放送」が基本的なパターン。ストーリーを長く展開させるため、登場人物がやたらと多く、内容も愛憎たっぷり、苦難に満ちた恋物語などなど、とにかくベタな展開で視聴者をひっぱるのが特徴。

ストーリー

この物語の主人公はベアトリス・ピンソン・ソラーノ、通称ベティ。ベティは大学で経営学を学びトップの成績で卒業、語学も堪能と素晴らしい実力を持ちながらも、イマイチな見た目のために就職活動をしても門前払い。ついに写真なしの履歴書でコロンビア有数のファッション企業「エコモダ」社の社長秘書の募集に応募する。今回も門前払い…になりそうだったところ、とあるきっかけから社長秘書として採用されることに。

エコモダ社での仕事はどん底から始まった! ベティと同時に採用されたもう1人の秘書パトリシアが社長室の受付デスクに座る一方、ベティはカビくさい物置部屋に押し込まれてしまう。ところがベティは、薄暗い物置を自分のオフィスに作り上げ、明るいスペースへと改造に大成功。
ボスのアルマンド・メンドーサは、父親から社長の座を受け継いだばかりのハンサムな青年だった。ベティは秘書として、社長アルマンドのビジネス面やプライベート面でのサポートに日夜奮闘。連日彼の世話を焼くうちに、彼に恋するようになってしまう。しかしアルマンドはベティのことを、まったく女性とは見ていなかった。婚約者の目からアルマンドの浮気をごまかしたりしてくれる、彼にとっては公私ともに都合の良い社員に過ぎなかった。

アルマンドの婚約者、マルセラ・バレンシアは裕福な家庭に生まれ育った美女。エコモダ社重役でもある彼女は常に”勝ち組”人生を歩んできた。そんなマルセラは、ベティのことが大嫌い。親友のパトリシアと組んで、彼女を攻撃する。 ベティには幼なじみで親友のニコラス以外、ほとんど友達がいなかったが、エコモダ社に入社してから、社員に煙たがられている女性達の仲間に入る。
彼女たちは、困った時に親身になって相談しあう仲間として友情を深め、エコモダ社での情報交換にも大活躍、ベティを助ける。

やがて、ベティの周りで変化が起き始める。アルマンドが社長になってから、エコモダ社の経営に危機が訪れるのである。アルマンドがトラブルに巻き込まれるたびに、必ずベティがそれを助けてきた。が、アルマンドの無茶な経営プランが原因で、エコモダ社はついに危機的な状況に。アルマンドとベティは毎日長時間、共に仕事に追われることになる。そんなある夜、アルマンドとベティは……!?

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ベアトリス・“ベティ”・ピンソン・ソラーノ/Beatriz Aurora "Betty" Pinzón Solano (声:藤貴子)

優秀な経歴と偶然から、「写真なし」の履歴書で応募した大手ファッション企業『エコモダ』の社長秘書に採用! 父親から社長の座を受け継いだばかりの若き青年社長アルマンドをビジネス&プライベート公私にわたってサポート。エコモダ社の同僚たちからの陰湿なイジメを受け、経営トラブルに次々と巻き込まれながらも、頭の良さと持ち前の頑張り屋の性格で毎回ピンチを切り抜ける、のだが……? ほのかな恋心を寄せるイケメン社長アルマンドとのロマンスの行方はいかに?

アナ・マリア・オロスコ Ana María Orozco

1973年7月4日コロンビア共和国ボゴタ生まれ。子役出身。「La Potra zaina」(1993) 、 「Perro amor」(1998)などのコロンビアのテレノベラに出演後、初の主演作となる本作のベティ役で大ブレイク。 撮影の際は、特殊カツラとメイクで「ベティ」に変身、セリフ回しもわざと声を抑えて「ベティ調」を作り上げていたとか。

アルマンド・メンドーサ/Armando Mendoza Sáenz (声:新垣樽助)

エコモダ社二代目新社長。コロンビアでも有数のリッチな一族、メンドーサ家の長男。メンドーサ家とともにエコモダ社を所有しているバレンシア家の次女マルセラと婚約中だが、美人な女性には常に興味津々。マルセラに隠れて浮気をすることもしばしば。裏工作の末、社長の座に就任しただけに、ビジネス手腕はイマイチ。無茶な経営プランを立てて失敗することも多く、エコモダ社を倒産の危機に陥らせてしまうことも! 社長の座を狙うマルセラの兄ダニエルとは犬猿の仲。秘書のベティの仕事ぶりは認めているが、女性としての興味はゼロ!?

ホルヘ・エンリケ・アベリョ Jorge Enrique Abello

1968年2月28日コロンビア共和国ボゴタ生まれ。「La Mujer en el espejo」(1997) 、「Perro amor」(1998)などのコロンビアのテレノベラに出演後、「ベティ」のアルマンド役を射止め、その後もテレノベラの主演作が続いているテレノベラ界のトップ男優。

マルセラ・バレンシア/Marcela Valencia (声:峯香織)

アルマンドの婚約者で、アルマンドとエコモダの社長の座をめぐって対立しているダニエルの妹。エコモダの新社長決定の2日前に幼なじみであるアルマンドと婚約。プレイボーイで女遊びの激しいアルマンドの浮気妨害にいつも必死で、オフィスでの彼の行動を監視するために、親友のパトリシアを秘書としてエコモダに迎え入れる。パトリシアと組んでベティをいじめることも。

ナタリア・ラミレス Natalia Ramírez

1967年8月3日コロンビア共和国ボゴタ生まれ。コロンビアのベテラン・テレノベラ女優。「ベティ」出演後もコンスタントに数々のテレノベラのレギュラー出演を果たす。

ダニエル・バレンシア/Daniel Valencia (声:高階俊嗣)

エコモダ社の株主でマルセラの兄でもある。ロベルト、アルマンド親子のメンドーサ家と共にエコモダ社を経営するバレンシア家の一員。エコモダ次期社長候補であったが、アルマンドに敗れたことを大変恨んでおり、彼のアラ探しに余念がない。優秀な人物だが冷酷。

ルイス・メサ Luis Mesa

1968年11月9日コロンビア共和国メデジン生まれ。「El Manantial」(1996)、「Hombres」(1997) などのテレノベラ出演を経て、「ベティ」の悪役ダニエル役に抜擢される。その後もコロンビアのテレノベラを中心に活躍し、近年ではNetflixのシリーズ「ナルコス」「エル・チャポ」などにも出演。ミニシリーズ「La Lectora」(2002)では、ベティ役の女優アナ・マリア・オロスコの妹ヴェロニカ・オロスコと共演した。

パトリシア・フェルナンデス/Patricia Fernández (声:水落幸子)

マルセラの親友。離婚後の生活費稼ぎにアルマンドの浮気のお目付け役として(マルセラのコネで)エコモダ社長秘書の座に。気が強い彼女はマルセラと組んでベティの手柄を横取りするなどイジメに励んでいたが……。親しい人からは「パティ」と呼ばれる。

ロルナ・パス Lorna Paz

1970年11月18日コロンビア共和国カルタヘナ生まれ。コロンビアのファミリー・ドラマ「Padres e hijos」(1993)など、テレビ・シリーズに出演後、本作のパトリシア役を獲得。その後、テレノベラ作品の出演を経て、「Mi pequeña mamá」(2002)では主役のカサンドラ役を好演した。

ウーゴ・ロンバルディ/Hugo Lombardi (声:丸山純路)

エコモダ社の専属デザイナーで、美しくないものが大嫌い。

フリアン・アランゴ Julián Arango

本作の出演前は「Tiempos difíciles」(1995)などのコロンビアのテレビ・シリーズに出演。本作では、強烈なキャラクターが印象的なデザイナー・ウーゴ役をつとめ、話題を集める。その後の出演作は「El inútil」(2001)ほか、近年ではNetflixのシリーズ「ナルコス」「ナルコス:メキシコ編」などにも出演。

作品基本情報

原題:Yo soy Betty, la fea.
データ:1999年/コロンビア/60分/二カ国語(日本語・スペイン語)/全169話(今回第一部全62話)/SD作品
製作総指揮:アンパロ・グティエレス
出演:アナ・マリア・オロスコ、ホルヘ・エンリケ・アベリョ、ナタリア・ラミレス、ロルナ・パス、ルイス・メサ、フリアン・アランゴ
日本語吹き替え:藤貴子、新垣樽助、峯香織、高階俊嗣、水落幸子、丸山純路