ライラ・ロビンズ演じるキャラクター(カタリーナ・ロストヴァ)の登場は間違いなく、とても気が抜けない状態にさせられるでしょう。観客がずっと身を乗り出して夢中になる状態が作られていると思います。個人的に、新シーズンは最高の始まり方をしていると思います。
リズはシーズン7の冒頭、向かい側に住んでいる女性が自分の母親だと気付かないまま、その女性と仲良くなって信頼し始めました。その証拠にリズはその女性に娘の面倒を見てもらっていたの。リズは自分ができないかわりに、誰かにアグネスの母親の穴を埋めてほしかったからそんな行動をとったのだと思います。
最大の試練は、今のところ、乳母として雇った女性がカタリーナ・ロストヴァだと気づき、ずっと疑問に思っていた人に何年も経ってやっと初めて会えたことだと思います。
確かに長い間、視聴者と共にあった疑問の答えを見つける期間に入っているように思います。これから沢山の答えが残りのシーズンの中に出てきて、願わくは次のシーズンへと入っていければいいなと思います。
レッドとリズの絆はいつも引き裂かれたり、元に戻ったりしているから常に試されるリスクと隣り合わせなのだと思います。まだ二人の間に秘密があることから、お互いに正直になって信頼し合わないと、本物の絆にすることはできないと思う。今は二人とも、お互いにどうしたらそれが見つかるか探り合っているのだと思います。
素晴らしい質問ですね。レッドとリズの関係は、リズがレッドから必要な情報を引き出すこと。そして、お互いがそれぞれのためにこの関係を続けていること。この二つの要因で成り立っていると思います。人は複雑で、何かをするためのモチベーションやふるまい方は多次元的。そしてそういったことは、キャラクターのリアリティが高められているこの複雑な物語の中に確かに存在していると思います。
今までもこれからもずっと二人の関係性は単純なものにはならない。だからこそこの二人は「ブラックリスト」の世界を7シーズンも進んでこられたのだと思います。
シーズン全てに注目してほしいです! 個人的には第9話のリズとカタリーナのシーンが今のところ好きです。だから、そこをよーく見て注目してくれると嬉しいです。
よく聞かれる質問です。説明し辛いですね。今までこの作品で経験してきたことや元気づけられる様々な要素、そして経験してきた様々な難題があります。
本質的には私の人生の7年間を説明してと、言っているようなものです。きっと自分で説明して一つの答えにまとめるなんてすごく難しいこと。とても長い旅をしてきた。正直、この作品が始まった頃を振り返って、そこにいる若い女性を認識できないほどです。その頃の若い自分からとても変わったと感じるし、作品自体も歳月を経て変わっていったのだと思います。
なので、今までの旅と向き合ってきた挑戦を全て説明するのは、私にはとても難しいことですね。だけどあらためて言えることは、向き合ってきた挑戦に私はとても感謝したいということ。挑戦して来たことで結果的に成長することができたことは本当に幸せな事です。
快活なところがとても好きです。彼女を見てきたこの7年の間に彼女はとても変わったとも思います。それは脚本家と受賞歴のある素晴らしいベテラン俳優 ジェームズ・スペイダーと仕事ができた証であり、才能ある俳優陣と一緒に仕事をした結果、世界中で愛される作品を作ることができた証でもあります。この役と関わってこの役に取り組むことができて最も充実していたのは、彼女の成長と何度も見せてくれる彼女の快活さですね。
リズが強いのは無防備なのにも関わらず、正義のために危ない世界へ踏み込めるからなのだと知ってもらうのが重要だと思います。銃を持っているからだとか、危険な世界に身を置いていて、時に暴力を治めるためには暴力を使わなければいけないから強いのではないです。見ている人が彼女の強さは、弱さを持っているからこそなのだと思ってくれると嬉しいです。
7年間毎日セットの上で過ごしたから、セットの上にいるのが心地よくなりました。「ブラックリスト」の撮影が始まった当初は、数えられるほどの仕事(撮影)しかやったことがなかったのに、ある日突然世界的にヒットしている番組に出演することになったのだから。学ぶことが沢山ありました。
最近、まだ公表されていない新しい仕事をしたのだけど、セットに上がった時初めて私は変わったのだと実感しました。新しいセットに立てたのもこの変化のおかげで、この変化が起きたのだという証拠は「ブラックリスト」でリズを演じたからなのだとはっきりわかります。
ただ奇跡だと思います。素晴らしいキャストがいて、みんなで力を合わせて、間違いなくお互いの役どころについて理解し合えた。さらに脚本家が、みんなを巻き込み興味津々でいられるストーリーを書き続けていることです。今のカタリーナ・ロストヴァの話なんて、恐らく5シーズンくらい前から話には上がっていて、シーズン7でやっと姿を見ることができる。
カタリーナ・ロストヴァが最初紹介されたのがシーズン3だったと思いますが、彼女が今やっと明るみになるのは視聴者を引き込んで離さないストーリーを長い期間かけて練った素晴らしい脚本家の努力の賜物です。
私にとっては、世界中のファンの人たちと関われて、自然環境の保護や、社会にいる女性たちの保護など意味のある論点での話ができました。時々、私たち人類は暗く破綻していく世界に立っていると考えます。だからまずこのような機会ができてよかったと思います。
幸運なことに、最近NY知事が立法会議で「気候変動に関してできることはない」と言った時、記者会見でお話をする機会をいただきました。そこで私が話したスピーチが広まって、次の日知事は考えを変え、この国でも世界にとっても進歩的な法律を作ってくれました。
私にとってこれが一番やりがいがあったことで、自分の力をいい方向に使えたと思います。他の女性たちもエンタメ業界でこのような動きをしています。でも、まだまだ変化は必要だと知ってもらうのも重要なことだと思います。この業界で女性はまだまだ平等に扱われていなく、それに関してはやることがまだまだたくさんあります。ジャーナリストがこちらの味方になったからと言って、もちろんこのメッセージを広めるために協力してもらっているけど、だからと言って根本的な変化が起こったわけではありません。だから、このことを話し続けて努力し続けることが大事なのだと思います。
テレビ業界で言うと変わったのは性別だけじゃないですよね。テレビを見る方法もこの7年間で随分と変わりました。世界は急速に、とても速いペースで動いています。まだ番組がシーズン1くらいの頃、Netflixに販売したのは当時では聞いたこともない歴史的な出来事でした。
今となっては番組をストリーミングで、自分のペースで見ることができて、テレビの視聴方法は本当に変わりました。性別に関しては、先ほど述べたようにやらなくてはいけないことはまだ沢山あると思います。自身の仕事をこなすことで、本当に平等な社会にいるとはどのような事なのか学びそこに貢献したいと思っています。
実感できているのか正直まだ分からないです。発信し続ける作品に出演していると木を見て森を見ず状態。すべてが急速に進んでいって、全てのペースにとても圧倒されていました。少し落ち着いた今なら、少し年を重ねた今なら、振り返るととても意味深いことが私の人生で起きたのだなと確かに感じられます。
彼女と紆余曲折共に過ごしたから、先ほど言ったみたいに、危険な世界で生きるこの役を演じられるのはとても勇気づけられるし心強いと感じます。
私にとってはまず番組の主役を務めるということ。世間の目に晒されるという根本的なチャレンジがありました。正直に言うと、ケイト・ウィンスレットやローラ・リニーのような女優さんになりたいと願っていた頃はこんなにチャレンジングなことだとは考えたこともなかったから。
公の場に出るときや、今のようなインタビューのとき、セットの上にいるとき、注目されている時、こんなにシャイになってしまうなんて思ってもみなかったです。ドラマは私にとって、心を動かさせる重要なものだったので、いつか私も携わりたいと思っていました。でもいざその時が来たら、シャイな部分を隠す鎧を作らなくてはなりませんでした。
番組を成し遂げることを学びました。彼にとって「ブラックリスト」は3度目のテレビシリーズ。彼はこの仕事に熟達していて、何年もの間成功し続けています。彼が成し遂げてきたことを、私も見ることができています。彼の存在が私を強くしてくれて、将来番組をやろうと思うことがあったら、その番組を成し遂げられるということを教えてくれました。
とてもショックです。この地球は平和であることが可能な場所だと私は思っています。自然界の法則を大事にして、命をくれる地球を想えるようお互いを尊重し合える世の中を作らなくてはいけないと思います。ブラジルや各国で新しい社会や経済を作るために、大事な自然界のルールを無視し続けている現状に、私は深く悲しんでいます。
私の心はアマゾンの先住民の人たちとあります。私はこれからも世界中の森林再生のために出来る限りのことをします。素晴らしい森は私たちの大切な資源だから。これらがなくなってしまったら命もなくなる、何もなくなってしまう。
私の願いは、もっとたくさんの人にこのことを知ってもらい、意識してもらい、自然の権利のための解決を見つけることです。
気付いたわけでもなく、誰かにインプットされたと言うわけでもなかった。ただ、すごく強く環境問題について考えさせられることがあったので、何かしなければ、私にできることならばやらなくてはと感じました。私が今会計士だったとしても、次世代のために環境を守れることを何でもしていたと思っていたと思う、私は母親だから。きっと、母親になったことで見方が変わったのだと思います。その時、私の人生が今までの人生を超えて彼女(娘)の人生へと繋がった。親になるとその繋がれてきた命を見て、残せるものは残してあげたいと思うようになります。
今の世界の状況で一番重要な戦い、私たちの世代の戦いは、この場所が次世代の人類が住める地にするための戦いだと思います。
確かに私を通じて「キャロラインアグネス」を知ってもらえたわ。でも何か変化をもたらすことができていると今まで感じた中で、最も誇らしいと思った瞬間はNYの立法会議で気候変動の対策に関われたことです。 私たちが持っている力を合わせて、自分たちよりも大きなもののために使えたなら、私たちの努力は有益に使えたのだと思えます。
力を合わせると、普段の暮らしぶりに目を向けることができ、この機会に一歩踏み出して、必要としている人たちや災害などに手を差し伸ベようと思えます。この行為はいつも本当に素晴らしいと感じています。
まず、日本のファンの皆さんこんにちは! この作品に夢中になってくれる人が日本にいてくれて本当にありがたく思っています。いつか日本に行ってみたいです。
実は日本には行ったことがないの、前々からすごく行ってみたいと思っているの。だから、ただ言いたいことは、コンニチハ、そして本当にありがとう、本当に感謝しています。
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