普通の家庭の普通の父親に襲いかかった災難にどう対応していくか、828便の乗客とそうでない人たちとの間に出来る心のズレや距離が、とてもリアルに描かれていて演じていてたのしかったです。
グレースとの夫婦仲もよく、模範的な父親ですが、白血病の息子のカルがいるので、ベンの心のバランスやカルを気遣う表現にはとても気を付けましたし難しかったです。工夫した点は、ただリアルに演じようと思いました。
特にありませんが、家族や大切な人たちを守るというのは、当然のことだと思います。
次回はどうなっていくのかとハラハラドキドキしながら収録しています。特にベンはグレースとの関係や、妹のミカエラ、息子のカル、828便の他の乗客たちとの関係など人間関係が複雑に描かれていて、自分だったらどう行動するかなと想像しながらベンと向き合っています。一番の見所は、機内での乱気流に襲われるシーンが何度も描かれますが、乗客ごとにピンスポットを当てた表現が見所のひとつで、それによって主人公のミカエラやベンだけでなく、828便の乗客ひとり一人に物語があること描いている細やかなリアルさでしょうか。お気に入りのシーンは、夫婦の溝と絆を描いているところ、詳しくは内緒です。
5年後はなにも変わっていないと思います。強いて言うならば、もう少しゆったりとした時間をプライベートで過ごせていればいいなと思います。
みなさんが飛行機に乗って乱気流に遭い、着陸したら5年後だった・・・、さあ、どうします?
あなたも828便の乗客になったつもりでご覧ください