とにかく面白くてずっと見入ってしまいました。コミカルとシリアスが混ざり合って、次々に展開していくのが楽しいです。エカチェリーナとピョートルだけではなく、周りの登場人物も個性派揃いで、どのシーンも目が離せませんでした。
名前は知っていましたが、どんな人物だったのか、どんな功績を残したのかなどについてはあまり詳しくありませんでした。今作は”時々真実の物語”なので、実際のところどうだったのか、に思い馳せながらお楽しみいただける部分もあるかもしれません。
出演が決まった際は、喜びと同時にとても緊張しました。台本を開くとエカチェリーナの台詞がずっと続いていて、家でのチェック作業から実際のアフレコまで、そわそわしていたのを覚えています。
気高く賢い人ですが、シーンとしてコメディテイストの台詞まわしもたくさん出てくるので、そのギャップをつけられたら良いなと思っています。また、本当に巧みに人を動かしていくのですが、いやらしすぎないようにと言いますか、本人の中の強い信念があってのことである、というのを意識するようにしています。
状況が変わっていくにつれて、味方だった人が敵になったり、こちら側だと思っていた存在が遠くなったりするのですが、その変化がとても自然かつくるりと反転していくので、お楽しみいただければと思います。あとは、ピョートルとエカチェリーナの距離感の揺れにもご注目ください。
吹替の場合はもともとの役者さんの原音があるので、そのニュアンスや、表情を汲み取りながら声を発することを意識しています。ただ、アニメでも吹替でも、なにより現場での掛け合いで生まれたものを大切にできたら良いなと思っています。
コメディとシリアスが絶妙なバランスで織り交ぜられている、濃密で面白い作品です。ぜひ、一話からじっくりとお楽しみくださいませ!
関智一(ピョートル役)
まず素直に物語として面白いと感じました。美しくもキュートでユーモラスな魅力満載の登場人物たちが皆愛しいです。
不勉強で申し訳ないです。今作で初めて知りました。
ピュアで素直な人物と捉えて演じています。ピュアだからこその優しさ、子供っぽさ、残酷さを表現したいと思ってます。
コロナ禍の影響で、残念ながら現場でお会いする事は叶わないのですが、他作での共演は多いので、その時の佇まいを思い出しながら演じています。柔らかくも芯の強い独特の雰囲気を持つ女優さんなので、今作のエカチェリーナにピッタリだと思います。
ドラマを通して時代背景、風俗にも触れることができると思います。絢爛豪華な装飾、衣装も目が楽しいです。ワクワク、ドキドキ、ハラハラしながらご覧くださいね。
間も無く放送開始です。楽しみにお待ち下さいますよう(^^)