ニュース

ドラマコラム「LA発!海外ドラマ最新情報」Vol.324「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」の製作総指揮/脚本家が全米脚本家協会賞を受賞

MITF_Keyart_column250.jpg 「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」の製作総指揮と脚本の執筆を務めたベテラン脚本家兼プロデューサーのアリソン・クロスが、全米脚本家協会の特別功労賞にあたるパディ・チャイエフスキー栄誉賞を受賞した。(パディ・チャイエフスキーは、映画『ネットワーク』などで3度アカデミー賞を受賞した名脚本家。)

クロスは、1979年のテレビ映画「誘惑の行方」で脚本家デビュー。1989年のホリー・ハンター主演のテレビ映画「沈黙の裁き」と1995年のグレン・クローズ主演のテレビ映画「アーミー・エンジェル」では、エミー賞を受賞。「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」で一緒に仕事をしたスティーヴン・ボチコがクリエイターの「レイジング・ザ・バー 熱血弁護人」では脚本の執筆とコンサルティング・プロデューサーを担当した。そのボチコ自身も1994年にパディ・チャイエフスキー栄誉賞を受賞している。

パディ・チャイエフスキー栄誉賞の近年の受賞者には他に、アーロン・ソーキン(「ザ・ホワイトハウス」)、ラリー・デイヴィッド(「ラリーのミッドライフ★クライシス」)、デイヴィッド・チェイス(「ザ・ソプラノズ」)、ジョン・ウェルズ(「ER 緊急救命室」)などがいる。

授賞式は、2月11日にビバリー・ヒルトン・ホテルで行われる予定。



【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2018/01/11】
 
荻原順子:在ロサンゼルス映画/TVライター。キネマ旬報とTVタロウにハリウッド情報コラムを連載中。