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「GRIMM/グリム ファイナル・シーズン」花輪英司さん(ニック役)ら 日本語吹替えキャストよりベストエピソード&コメント到着!!

グリム騎士が遺した“棒”の正体、ヴェッセン界の未来、そしてニックたちの運命……全ての謎が収束に向かい、ついに衝撃的なラストを迎える。グリム童話をベースに描くダーク・サスペンス、いよいよ最終章!「GRIMM/グリム ファイナル・シーズン」独占日本初放送を記念し、日本語吹替えキャストよりコメントが到着しました。遂にファイナルを迎えるにあたり、ニック役の花輪英司さん、モンロー役の松本大さん、レナード警部役の木下浩之さ ん、イヴ/ジュリエット役の長尾明希さんが一番好きなベストエピソードやお気に入りのキャラクター、「GRIMM/グリム」 ならではの魅力、そしてファイナル・シーズンの見どころを教えてくれました。
 

Q1.2013年から約5年間続いた「GRIMM/グリム」が、ファイナル・シーズンを迎えたことについて

 

花輪英司(ニック役).jpg 花輪英司さん(ニック役)

花輪英司さん(ニック役):これは最終話の収録を終えた時も、この質問をいただいた現在もなのですが、全くなんの実感もないというのが正直な感想です。 まだ次のシーズンがあるような感覚で。きっと放送が始まった時か終わった時にさみしさが押し寄せてくるのだろうと予想され、 今から恐ろしいです。
松本大さん(モンロー役):「ああ、終わるんだな・・・早く出来上がりを見たいな」と思いました。シーズン1から続けて見るぞ!
木下浩之さ ん(レナード警部役):6シーズン100話を越えるストーリーがあった訳ですが、その一話一話に苦労や愛着があって終わってしまうのはやはり淋しい。
長尾明希さん(イヴ/ジュリエット役):ファイナル・シーズン、おめでとうございます!長く携わらせていただいた初めての作品ですし、色々なチャレンジをさせていただいた 収録だったので、ファイナルを迎えてしまったのはとても寂しく思っています。でも、きちんとゴールまで走りきれた爽快感もあります。

 

Q2.ファイナル・シーズンのアフレコ収録現場の様子について

 

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松本大さん(モンロー役)

花輪さん:音響監督さんの現場の空気作り、そしてレナード警部を筆頭にハンク、モンローのお三方が、時にゆるく、時にくだらなく、 しかしここ一番ではビシッとしめてくださるので、レギュラー陣はもちろんゲストの方々、新人たちも楽しく仕事に臨める現場でした。
松本さん:いつもと変わらずニックを見守っていました。
木下さん:打ち上げ旅行で温泉に行く話で盛り上がってました。
長尾さん:とにかく怒涛の展開でしたので、いったいどういう風に終わるのか、いったい誰が生き残れるのか!?などを皆で予想しあったりして、 休憩中も会話が絶えないキャストチームでした。収録は全て終わってしまいましたが、また来期も収録が始まりそうな感じがして、 終わった実感がなかなか湧きません。

 

Q3.ファイナル・シーズンで演じるにあたって意識したこと

 

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木下浩之さ ん(レナード警部役)

花輪さん:シーズン1の頃の受け身な「巻き込まれ型主人公」と打って変わり、シーズン2以降のニックはグリムとしての自覚、不安、自信が生まれ、 積極的に事件に関わっていくようになり行動やアクションもよりアクティブになっていきました。チームや守る家族も出来ました。ファイナ ル・シーズンはニックの変化(環境も心も)の集大成だと思います。そのすべての過程を経た彼の心のタフさはいつも念頭に置いてい ました。
松本さん:(ニックに対して)相棒から家族へ意識が変わりました。
木下さん:ファイナル・シーズン後半は苦悩するシーンが多く、キャラクターを壊さず心の揺れを演じるのが難しかった。
長尾さん:私が吹替えを担当したジュリエットは、シーズンを追うごとにグリムの世界に深く関わるようになり、シーズン2 では記憶をなくし、 シーズン4 終盤では敵方につき、シーズン5 ではなんと別人(イヴ)に!振れ幅がとても大きいキャラクターでした。ファイナル・シーズンで は、そんなジュリエットとイヴの関係の揺れ動きに注意しながら演じました。

 

Q4. 「GRIMM/グリム」ならではの魅力

 

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長尾明希さん(イヴ/ジュリエット役)

花輪さん:誰もが知っている、どこかで聞いたことのあるキャラクター、ここで初めて知るキャラクター、それらが現実に歴史や社会の裏側で、 時には表で蠢いている。そこに何とも言えないロマンを感じます。
松本さん:初期の一話完結とは変わって、たたみこむような展開はまさにジェットコースターのよう!
木下さん:自分の特性や力を使って人間社会に溶け込んでいるヴェッセンたちが引き起こす、様々なストーリー。 個性の強い人を見ると「こいつもヴェッセン?」と思ってついヴォーガしたところを想像してしまう。
長尾さん:グリム童話をベースとした作品と思いきや、その枠にとどまらず、物語が様々な展開をし、時には意表を突かれ… とにかくその世界観に引き込まれてしまう魅力的な作品です。ファイナル・シーズンも、ここにきて出てきた新たな要素が多く、 目が離せません!
 

Q5. シーズンが終わった今だからこそ言える収録秘話

花輪さん:休憩中のソフトなエロトークが楽しかったです。
松本さん:濃いおじさんが多いので女性キャスト・ゲストは大変だったと思います(笑)
木下さん:レナードは語学が堪能らしくよく外国語を話します。それをそのままフランス語やドイツ語で吹き替えるのに苦労しました。
長尾さん:警察や捜査のシーンでの、会話のバックに流れる無線の音声を、レナード警部役の木下さん、ハンク役の志村さん、モンロー役の 松本さんが担当された回があります。めったにないことなので是非どのシーンか探してみてください。
 

Q6. 好きなヴェッセンのキャラクターは?

 

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バド(アイスビーバー)

花輪さん:最後までちょいちょい話題に上り男性陣の心をつかんでいたのはシーズン1第4話のツィーゲフォルクでしたが、個人的には シーズン1第14話のデーモンフュアー。神秘的でかっこいいです。あとシーズン4第4話のゴーレムも、物語を含め好きです。
松本さん:モンロー 理由は愛してるからです。
木下さん:シーズン1第4話のツィーゲフォルクというカエルを食べて不思議なフェロモンを出し、女性を虜にしてしまうヴェッセン。 うらやましい・・・
長尾さん:アイスビーバーです。バドのキャラクターが面白くて可愛いので。 バドの奥さんや子供達との、アイスビーバー一家のエピソードを見てみたかったです。
 

Q7. シーズン1からこれまでで、一番好きなエピソードは?

花輪さん:シーズン3ラストからシーズン4冒頭のモンロー、ロザリーの結婚から、グリムの能力を失ったニックが力を取り戻すまでの一連の エピソード。ニックの人生における大きなイベント目白押しなところが好きです。
松本さん:シーズン1第1話 犯人扱いされたことです。
木下さん:年老いたヴェッセンが自分のヴォーガをコントロールできなくなっていき・・・というエピソード。辛かった・・・。
長尾さん:クリスマスエピソードは毎回お気に入りです。モンローのお家の飾り付けが楽しみというのもあります。 特に、シーズン3の第8話「クランプスの饗宴」は、ロザリーがクリスマスの辛い思い出を乗り越えて、モンローとクリスマスを祝った 心温まるエピソードでした。
 

Q8. ファイナル・シーズンの見どころ

GRIMM-FS_yoko600.jpg花輪さん:最終話のエピローグ。グリム全シーズンを受けてのこのラスト。お楽しみに!
松本さん:シーズン1から悩み考え楽しんでやってきました。レギュラー陣の息も合って終わることのさびしさを感じながらも「大団円」を迎えてやる! という想いで皆やってきました。全ての台詞のかけあい、全てのシーンが見どころです。お楽しみください!
木下さん:成長したダイアナの可愛らしさとパワー炸裂です!
長尾さん:このシーズンが本当にファイナルなの!?と思ってしまうほどに、いろんな要素が盛り込まれています。 人間関係の変化にも注目していただきたいですし、中には閑話休題のようなちょっとスペシャル(?)なエピソードもありますので、 是非楽しみにしてください!
 

 

GRIMM/グリム ファイナル・シーズン
5/9(水)22:00 独占日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週水曜22:00ほか
【字幕版】毎週水曜24:00ほか
 
物語はいよいよ佳境へ!グリム、そして王家の存在さえ飲み込む、ヴェッセン界を揺るがす熾烈な争いが始まる!グリム童話をベースに描く衝撃のダーク・サスペンス、シーズン5を全話一挙放送!
【二カ国語版】
第1話~11話:5/3(木・祝)10:00
第12話~22話:5/4(金・祝)10:00