かわいくって、ちょっとコミカル、そんな猫を愛してやまないのは、スターも同じ。米国のショービズ界でも、ポップミュージックのスーパースター、テイラー・スウィフトやケイティ・ペリーは有名な愛猫家だし、モデルのジジ・ハディッドや「ウェストワールド」のエヴァン・レイチェル・ウッドなども猫好きを公言している。
そんな猫好きスターをはるかかなたに引き離す、新・猫好き女王が現れた。「FAMOUS IN LOVE」のベラ・ソーンだ。
ベラは、これまでも猫や犬をペットに飼っていることを公表、耳の後ろに猫のタトゥーを入れたり、猫がプリントされた服を好んで着たりと、猫好きは有名だった。しかし、米紙による最新のインタビューでその猫好きがより進化していることが分かったのだ。ベラは、ハリウッドの自宅に、なんと19匹もの猫を飼っているという。
ベラはファンキーな2億円豪邸内に、19匹のために猫城まで作成。すべては猫愛がなせるわざだ。
19匹まで猫が増えた理由も猫愛ゆえ。最初の猫ローラちゃんを飼い始めた時、ベラは去勢させることを拒んだ。まるでローラちゃんの“猫権”を踏みにじるような野蛮な行為に感じたからだ。以降、“猫権”に守られた猫たちは次々と子孫を増やし続け、現在、4世代に渡る大家族になったのだとか。
猫を飼う理由について、ベラは猫の察しの良さを挙げる。
「私が、泣いたり悩んだりしていると、猫がすり寄ってきて慰めてくれるの、私がつらい気持ちなんだって分かってるから。私も猫のことを思い出したり、猫が何をしてほしいのか考えたりすると、すぐに気分が良くなるわ。自分の嫌なことを思い出さずに済むからね」
ここまで猫愛に満ちていると、1800万人のフォロワーを抱えるベラのインスタグラムは猫の写真であふれているのでは?と誰もが思うが、意外にも猫の写真は数枚程度だとか。その代わり愛犬のために、わざわざ別アカウントを作って写真を載せているらしい。
一般人とは異なる猫愛表現だが、一応、19匹とも名前はあり。「ラグズ(ぼろ切れ)」「ビッチ・アイム・ア・キャット(あんたねえ、私は猫だよ!)」「キャット・ナンバー・ファイブ」「Cat3t」など、ベラ独特の感性で名づけられている。
<「latimes.com」 10月18日>