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海外ドラマ最新レポート Vol.424  元スーパーモデル、イケメン俳優ノア・ミルズが明かす「NCIS: ハワイ」の過酷な撮影

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NCIS: ハワイ」でNCISパールハーバー支局の副司令官、ジェシー・ブーンを演じているのは、カナダ人俳優ノア・ミルズ。男性スーパーモデルとしてファッション界で活躍、一時はドルチェ&ガッバーナの顔でもあった。俳優への転身後は、出演シリーズが打ち切りとなってしまう不運が続いていたが、このたびの「NCIS: ハワイ」でついにヒット作に巡り合えた。 「撮影はチャレンジの連続だよ。撮影班の手際の良さには驚くばかりだ」 現時点で俳優ノアの代表作である「NCIS: ハワイ」について、米エンタメサイトで撮影秘話を明かす。
 
撮影が行われているハワイのスタッフの多くは「HAWAII FIVE-0」(2010-20)に携わっており、アクションシーンはお手の物。ハワイの地理にも詳しい。 「僕らのような作品の場合、分単位で撮影スケジュールが組まれている。シーンの規模が大きいし、あちこちでロケをしているんだ。大変な毎日だけれど、その分刺激的でもあるよ」
 
朝6時にオアフ島北部のジャングルで撮影後、また別の場所に移動して撮影、最後にサウンドステージ(スタジオ)に戻って室内の撮影を行うという過酷なスケジュールをこなす日もあるという。「朝5時には目覚まし時計で起こされるのさ。『さあ、やるぞ』とロケ車に乗り込み、ヘアメイクをしてもらって衣装に着替える。後はジャングルでの撮影に挑むまでだ。肉体的にはくたくただけど、同時に忘れられないエピソードにもなるんだよ」「まるで軍隊みたい」と苦笑い。しかし、“NCIS”は米海軍犯罪捜査局の頭文字なのだ。 「NCIS: ハワイ」の撮影が、実際の海軍の訓練並みにタフなのには理由がある。 「NCIS: ハワイ」では出演者・撮影班合わせて約150名が撮影のたびに移動している。軍隊並みに規律正しく動かなければ、スケジュールはあっという間に狂いかねない。
 
そして何より、皆が仲良くやること。これが大事。 「長い時間一緒にいるからね。お互い気を使わないといけないんだ。仲良くやってるよ。たとえば150人で8日間キャンプをすると考えてみてよ。絆を深めるか、ケンカするか、どちらかだよね」 「僕はもちろん皆と絆を深めている」とノア。俳優としてやっていくには個人プレーは許されない。トップモデルから俳優転身に苦労したことも、人間性を高める上で、結果的に良かったのかもしれない。
 
「NCIS: ハワイ」にキャストされるまではLAに住んでいたノア。サーフィンを愛するが、意外にもハワイを訪れたことはなかったとか。 「ハワイは僕にとって特別な場所だよ。海との結びつきが一層強くなれた気がするんだ。(ハワイの海は)脅威的で恐ろしく感じたりもするけどね」 疲れた体はハワイの海が癒してくれる。そして過酷な撮影に再び望むのみだ。俳優ノアはこの地で一回りも二回りも成長を遂げる。
 
 
<「looper.com」   4月18日>