米TV界で最も優れた作品・人物を称える第75回エミー賞のノミネートが、7月12日(米時間)に発表された。
最注目のドラマ・シリーズ部門では作品賞に「
ベター・コール・ソウル」がノミネート入り。米では昨年放送が終了しており、今回が最後のエミー賞。毎シーズン、ノミネートに挙がるものの受賞はなく、有終の美を飾りたいところ。これまで2度受賞の「メディア王~華麗なる一族~」やビデオゲームのドラマシリーズ化「THE LAST OF US」など手ごわいライバルと競い合う。また、同主演男優賞にボブ・オデンカーク、助演女優賞にはレイ・シーホーンなど、計6つの候補に選ばれている
第75回エミー賞授賞式は、9月18日に開催される。
主要部門のノミネートは以下の通り。
<ドラマ・シリーズ部門>
■作品賞
「キャシアン・アンドー」
「ベター・コール・ソウル」
「ザ・クラウン」
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
「THE LAST OF US」
「メディア王~華麗なる一族~」
「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
「イエロージャケッツ」
■主演男優賞
ジェフ・ブリッジス 「ザ・オールドマン~元CIAの葛藤」
ブライアン・コックス 「メディア王~華麗なる一族~」
キーラン・カルキン 「メディア王~華麗なる一族~」
ボブ・オデンカーク 「ベター・コール・ソウル」
ペドロ・パスカル 「THE LAST OF US」
ジェレミー・ストロング 「メディア王~華麗なる一族~」
■主演女優賞
シャロン・ホーガン 「バッド・シスターズ」
メラニー・リンスキー 「イエロージャケッツ」
エリザベス・モス 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
ベラ・ラムジー 「THE LAST OF US」
ケリー・ラッセル 「ザ・ディプロマット」
サラ・スヌーク 「メディア王~華麗なる一族~」
■助演男優賞
F・マーリー・エイブラハム 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
ニコラス・ブラウン 「メディア王~華麗なる一族~」
マイケル・インペリオリ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
テオ・ジェームズ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
マシュー・マクファディン 「メディア王~華麗なる一族~」
アラン・ラック 「メディア王~華麗なる一族~」
ウィル・シャープ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
アレクサンダー・スカルスガルド 「メディア王~華麗なる一族~」
■助演女優賞
ジェニファー・クーリッジ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
エリザベス・デビッキ 「ザ・クラウン」
メーガン・フェイヒー 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
サブリナ・インパッチャトーレ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
オーブリー・プラザ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
レイ・シーホーン 「ベター・コール・ソウル」
J・スミス=キャメロン 「メディア王~華麗なる一族~」
シモーナ・タバスコ 「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」
■ゲスト男優賞
マレー・バートレット 「THE LAST OF US」
ジェームズ・クロムウェル 「メディア王~華麗なる一族~」
ラマー・ジョンソン 「THE LAST OF US」
アリアン・モーイエド 「メディア王~華麗なる一族~」
ニック・オファーマン 「THE LAST OF US」
キーボン・モントリオール・ウッダード 「THE LAST OF US」
■ゲスト女優賞
ヒアム・アッバス 「メディア王~華麗なる一族~」
チェリー・ジョーンズ 「メディア王~華麗なる一族~」
メラニー・リンスキー 「THE LAST OF US」
ストーム・リード 「THE LAST OF US」
アナ・トーヴ 「THE LAST OF US」
ハリエット・ウォルター 「メディア王~華麗なる一族~」
<コメディ・シリーズ部門>
★作品賞
「アボット エレメンタリー」
「バリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「Jury Duty(原題)」
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
「ウェンズデー」
★主演男優賞
ビル・ヘイダー 「バリー」
ジェイソン・シーゲル 「シュリンキング:悩めるセラピスト」
マーティン・ショート 「マーダーズ・イン・ビルディング」
ジェイソン・サダイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェレミー・アレン・ホワイト 「一流シェフのファミリーレストラン」
★主演女優賞
クリスティナ・アップルゲイト 「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」
レイチェル・ブロズナハン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
クインタ・ブランソン 「アボット エレメンタリー」
ナターシャ・リオン 「Poker Face(原題)」
ジェナ・オルテガ 「ウェンズデー」
★助演男優賞
アンソニー・キャリガン 「バリー」
フィル・ダンスター 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ブレット・ゴールドスタイン 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェームズ・マースデン 「Jury Duty(原題)」
エボン・モス=バクラック 「一流シェフのファミリーレストラン」
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ 「アボット エレメンタリー」
ヘンリー・ウィンクラー 「バリー」
★助演女優賞
アレックス・ボースタイン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
アイオウ・エディバリー 「一流シェフのファミリーレストラン」
ジャネル・ジェームズ 「アボット エレメンタリー」
シェリル・リー・ラルフ 「アボット エレメンタリー」
ジュノー・テンプル 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ハンナ・ワディンガム 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェシカ・ウィリアムズ 「シュリンキング:悩めるセラピスト」
★ゲスト男優賞
ジョン・バーンサル 「一流シェフのファミリーレストラン」
ルーク・カービー 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
ネイサン・レイン 「マーダーズ・イン・ビルディング」
ペドロ・パスカル 「サタデー・ナイト・ライブ」
オリヴァー・プラット 「一流シェフのファミリーレストラン」
サム・リチャードソン 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
★ゲスト女優賞
ベッキー・アン・ベイカー 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
キンタ・ブランソン 「サタデー・ナイト・ライブ」
タラジ・P・ヘンソン 「アボット エレメンタリー」
ジュディス・ライト 「Poker Face(原題)」
サラ・ナイルズ 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ハリエット・ウォルター 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
<リミテッド・シリーズ/TV映画部門>
■リミテッド・シリーズ 作品賞
「BEEF/ビーフ」
「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマー」
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
「バツイチ男の大ピンチ!」
「オビ=ワン・ケノービ」
■TV映画 作品賞
「Dolly Parton’s Mountain Magic Christmas(原題)」
「Fire Island(原題)」
「ホーカスポーカス2」
「プレデター:ザ・プレイ」
「Weird: The Al Yankovic Story(原題)」
■主演男優賞(リミテッド・シリーズ/TV映画)
タロン・エジャトン 「ブラックバード」
クメイル・ナンジアニ 「チッペンデールズへようこそ!」
エヴァン・ピーターズ 「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマー」
ダニエル・ラドクリフ 「Weird: The Al Yankovic Story(原題)」
マイケル・シャノン 「George & Tammy(原題)」
スティーヴン・ユァン 「BEEF/ビーフ」
■主演女優賞(リミテッド・シリーズ/TV映画)
リジー・キャプラン 「バツイチ男の大ピンチ!」
ジェシカ・チャステイン 「George & Tammy(原題)」
ドミニク・フィッシュバック 「Swarm(原題)」
キャスリン・ハーン 「ちょっとステキな物語」
ライリー・キーオ 「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
アリ・ウォン 「BEEF/ビーフ」
■助演男優賞(リミテッド・シリーズ/TV映画)
マレー・バートレット 「チッペンデールズへようこそ!」
ポール・ウォルター・ハウザー 「ブラック・バード」
リチャード・ジェンキンス 「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマー」
ジョセフ・リー 「BEEF/ビーフ」
レイ・リオッタ 「ブラック・バード」
ヤング・マジノ 「BEEF/ビーフ」
ジェシー・プレモンス 「ラブ&デス」
■助演女優賞(リミテッド・シリーズ/TV映画)
アナリー・アシュフォード 「チッペンデールズへようこそ!」
マリア・ベロ 「BEEF/ビーフ」
クレア・デインズ 「バツイチ男の大ピンチ!」
ジュリエット・ルイス 「チッペンデールズへようこそ!」
カミラ・モローネ 「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
ニーシー・ナッシュ・ベッツ 「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマー」
メリット・ウェヴァー 「ちょっとステキな物語」
<「variety.com」 7月12日>