「NCIS」ユニバースが節目のエピソードを達成する。

 

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」、そのスピンオフとして誕生した「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」「NCIS: ニューオーリンズ」「NCIS: ハワイ」そして「NCIS: Sydney(原題)」の全5シリーズが合計放送回数1000話を迎える。その記念として、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」「NCIS: ハワイ」の人気者が特別出演する。

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」がスタートしたのは2003年。元々は「犯罪捜査官ネイビーファイル」(1995年～2005年)のスピンオフとして製作されたが、現在ではその元祖を超え、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」をオリジナルとしたフランチャイズ・シリーズが次々製作され、世界中で大ヒットしている。

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」から生まれた最初のスピンオフは、2009年から14シーズン製作された「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」。続いて2014年から７シーズン製作された「NCIS: ニューオーリンズ」、2021年からスタートした「NCIS: ハワイ」は現在シーズン3を放送中だ。さらに米国以外で初となる「NCIS: Sydney(原題)」が、2023年にオーストラリアでスタートしている。

 

「NCIS」フランチャイズ第1000話記念として、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に特別出演するのは、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」のケンジー・ブライことダニエラ・ルーア、「NCIS: ハワイ」のジェーン・テナントことヴァネッサ・ラシェイ。残念ながら二人が「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の舞台であるワシントンD.C.で合流するシーンはないというものの、3拠点のエリートメンバーたちが協力して難事件に取り組むエキサイティングなエピソードとなりそうだ。

米国では4月15日に放送される記念回、主役は意外にもレオン・ヴァンスNCIS局長(ロッキー・キャロル)だとか。

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」共同製作総指揮の一人、スティーブン・D・バインダーによれば、「(NCISの)過去についてもオマージュとなるシーンがたくさん登場するでしょう」とのこと。ヴァンス局長を中心に、これまでの印象的なシーンが再び描かれる。ファンには感激の一話となるに違いない。

 

来シーズンには新しいスピンオフも誕生予定で、「NCIS」ユニバースはますます広がる。フランチャイズ合計1000話は通過点に過ぎないと言えそうだ。

 

 

＜「variety.com」3月14日＞