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海外ドラマ最新レポート Vol.628  「トランスプラント 戦場から来た救命医」の仏系カナダ人女優ロランス・ルブーフ、夢は国際派女優

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トランスプラント 戦場から来た救命医」で救急医療科の研修医マグスを演じている仏系カナダ人女優のロランス・ルブーフが、米エンタメサイトの取材に答え、国際派女優の夢を語った。
 
「トランスプラント 戦場から来た救命医」で準主役のロランスは、フランス語圏のカナダ・モントリオールで生まれ育った。そのため母語はフランス語。英語は今でもちょっぴり苦手意識を持っている。
「英語は小さい頃から話せるようになりたいと思っていたわ。ずっと心のどこかで意識していたから、7歳の時に大切にしていたぬいぐるみは、英語を話していたくらいよ。英語を話す真似をしていたと言った方が正しいのでしょうけれど」
誰でも子どもの頃、むにゃむにゃと外国語を話す真似をしたことがあるだろう。ロランスはそれくらい英語という言葉に惹きつけられていた。また英語を使った映画やTV番組が大好きだったという。
「英語を話せるようになる、それが私の目標だった。話せるようになると、仕事のオファーももらえるようになったわ。もっと大きな作品に出たいし、夢もある」
その夢とは?
「米国で仕事がしたいの。国際的な作品に出たいのよ。オランダ人の監督の作品に出るためにドイツに行く、撮影のために世界中を旅する。それが私の究極の夢であり、ゴールでもあるわ」
 
両親とも俳優という家庭に育ったロランス。小さい頃から子役としてさまざまな作品に出演してきた。
「いろいろな役を演じたわ。問題を抱えた女性の役も多かった。本来の自分と正反対の役を演じるのは楽しいし、やりがいがあるものよ。そんなエッジの効いた作品を常に探しているの。自分が枠からはみ出せたと感じる瞬間が好きなのよ」
もしかして、ロランスはマグスと性格的に似ているのかもしれない。真面目な完璧主義者、自身の性格はそう簡単に変えられないから、役に入り込んだ時だけは、型の外れた自分になれるのだ。
現実世界と究極に異なる世界を描くファンタジーも大好きだとか。
「『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな作品に出てみたいわ。どんな役でもいいから!」
 
モントリオール出身らしく透き通るように白い肌の色を持つロランスは、どこか妖精的でもある。「トランスプラント 戦場から来た救命医」シーズン2ではカナダ・スクリーン・アワードの最優秀主演女優賞に輝いた実力派。果てしない夢はそんなに遠くなく叶うかもしれない。
 
 
<「lrmonline.com」 2021年2月22日>