March 26, 2013
スパドラ!最新USレポート Vol.90(2013/3/26)
◆「ビッグバン★セオリー」のジム・パーソンズ、売れない頃の空しい気持ちを回想
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」といえば、シェルドン・クーパー博士抜きには語れない、全米で最も人気あるシットコム。その最重要キャラクター、シェルドンを演じているのがジム・パーソンズだ。
いまやお茶の間の人気者となったジムだが、信じられないことに(?)そんな彼にも売れない時代があった。テキサス州ヒューストン生まれのジムは、カリフォルニア州サンディエゴで演劇を学び、2001年にニューヨークへ。そこでエージェントの言われるままに、TV番組のオーディションテープを撮り、ハリウッドの担当者に送り続けた。「15個、30個、50個とテープを送っても一向に返事はもらえない。いったい、カリフォルニアの人たちはこのテープを見てるのだろうか?ってそんな疑問を感じてたよ」(ジム)
手ごたえのないテープ・オーディションに飽き飽きしたジムは、自分と同じ実力の俳優がオーディションでライバルだとしたら、ニューヨークに住んでる自分より、ハリウッドに近い俳優を選ぶに違いないと考え、2004年にロサンゼルスへとやって来た。
そのロサンゼルスについて、ジムは「もしバケーションで来るのだとしたら、リラックスできる場所だろう。だけど仕事がなかったら、住むには大変なところだよ。開放感があって、爽やかな気候、人生で何一つ成し遂げることができなくても、のんびり暮らしていける気持ちになるからね」
幸運なことに、そんな空虚な日々は長続きはしなかった。「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の主役に抜擢されたのだ。「人生が変わったよ。今じゃ、無駄に思える時間を過ごすことはほとんどない」(ジム)と、無名時代からは想像できないほど、充実した毎日を送っている。
「ビッグバン★セオリーギークなボクらの恋愛法則」は現在、米でシーズン6を放送中。続くシーズン7の製作もすでに決定している。ジムの忙しい生活はこれからまだまだ続きそうだ。
<USサイト「http://www.fansshare.com」3月23日記事より>
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