May 15, 2013
スパドラ!最新USレポート Vol.104(2013/5/15)
◆「メンタリスト」のサイモン・ベイカー、役のお手本はあの“喜劇王”チャールズ・チャップリン!
「メンタリスト」で軽快かつユーモラスな演技が人気のサイモン・ベイカー。主役のパトリック・ジェーンを演じるに当たり、あの“喜劇の王様”をお手本にしていたと、雑誌のインタビューで語った。
かつてはインチキ霊能力で、人の心を揺さぶった偽りの過去を捨て、今はコンサルタントとして犯罪捜査に協力するジェーン。ユニークな設定の主人公のお手本となったのは、なんとチャールズ・チャップリン!
チャップリンの代表的なイメージを生んだ映画『チャップリンの失恋』から、上着、ベスト、ズボンの三つ揃えスーツ姿と、すり切れた靴も拝借した。『チャップリンの失恋』は、“放浪者”のチャップリンが農場の娘に恋をするが、彼女に婚約者がいたことが分かり、自ら身を引くという切ないストーリー。
サイモンは、「『メンタリスト』(のジェーン)は、カーニバルの手品師みたいなものだろう。彼には人を騙していた過去もあるしね。ベストもそのイメージにぴったりだと思う。僕にしてみれば、昔ひと花咲かせた男っていうのは、そんなイメージじゃないかと思ってる」と、その役作りについて話す。
ひょうひょうとしたジェーンに、チャップリンの姿を重ねてみれば、「メンタリスト」の新しい魅力がまた一つ発見できそうだ。
<UKサイト「www.gq-magazine.co.uk」 5月9日号記事より>
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