スパドラ！最新ＵＳレポート

スパドラ！最新ＵＳレポート Vol.139（2013/9/18）

◆「VEGAS／ベガス」マイケル・チクリスをスターに押し上げた、あの人気ドラマに映画化構想

「VEGAS／ベガス」で、デニス・クエイド（『デイ・アフター・トゥモロー』）やキャリー＝アン・モス（『マトリックス』シリーズ）と共演している、マイケル・チクリス。マイケルと言えば、海外ドラマファンには「ザ・シールド」の悪徳刑事ヴィック・マッキー役でおなじみだろう。

昨今のTVドラマ→映画化ブームで、「ザ・シールド」も一部のファンから熱い期待が寄せられているドラマの一つ。実際に同クリエーターのショーン・ライアンもその映画化構想について明かしていている。

「映画を作るとしたら、テレビの続きのようにはならないよ。“同窓会”みたいな映画を期待しているんだったら、あきらめてもらった方がいい」（ライアン）。実現には至らなかったものの、ライアンとマイケルは、TV版が終了する前から、映画化を考えていたという。

「その企画とはこんな感じだ。LA警察の若い刑事が、LAのドラッグ問題の深刻さを知るにつれ、ちっぽけな自分には何もできないと苛立っている。なんとかして悪を叩きのめしたいと、その思いは強くなる一方だ。そんな時、元刑事だった、ある男が手を貸してくれるかもしれない教えられる。その元刑事というのが、ヴィック・マッキーだというわけさ」（ライアン）


「まあ、いつかやるかもね」と、ライアンはファンの気をもたせる一方で、自分の手がけたTV版にも完璧な自信を持っている。「番組が評価されているのは嬉しいし、終わり方にも満足している」と、ライアンの心の内ではすでに「ザ・シールド」の終止符は打たれているのかもしれない。

「ザ・シールド」からは、「VEGAS／ベガス」主演のマイケルの他、「Justified」のウォルトン・ゴギンズ、「デクスター」のケニー・ジョンソンら、数々のスターが育ち、人気TVドラマに出演を続けている。

＜USサイト「www.digitalspy.com」９月１１日記事より＞

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