February 17, 2014
「One Tree Hill」のチャド・マイケル・マーレイが一か月弱で11キロの減量に成功していた。そのチャド式ダイエット法を、米USウィークリー誌が伝えている。
チャドが減量したのは、映画『Other People's Children』撮影のため。同作でホームレスの麻薬中毒者を演じるにあたり、体の肉をそぎ落とす必要があったのだ。「映画のために25パウンド(約11.3キログラム)痩せたんだ。ダイエットは一か月くらいの期間だったけれど、つらかったよ。ずっと難しい宿題を抱えているようなもんだからね」。もともと痩せ型のチャドが体を絞るのだから、その大変さは推して測るべし。
健康的で、自然な方法でダイエットしたかったというチャド、「毎日、(野菜や果物など)大地から採れたものしか口にしなかった。食べたのは、オートミール(えん麦)、卵の白身、サラダにチキン、ツナくらいだね。料理はきれいに盛り付けして、見た目を良くしておいた。その方が美味しく見えるんだ」
食事制限に加え、もちろんトレーニングも欠かせない。「(朝は)オートミールを食べて、一時間半のサーキットトレーニングとウエイトトレーニングに出掛ける。家に帰ってから、卵の白身とバナナとか、ヘルシーなランチを摂って、コーヒーを飲んで…。後は、毎晩8キロ走るのが日課だったよ」
チャドのように本格的なダイエット食を徹底すれば、一日のカロリー摂取量はわずか1500カロリー程度。トレーニングだけで3000カロリーを消費し、3週間と半分が過ぎたころには11キロの減量に成功していたという。
過酷なダイエットに耐えたチャドは、自分との闘いだったと語る。「僕は自分自身に挑戦するのが好きなんだ。“意志あるところに道は開ける”っていうじゃないか。ずっと(ダイエットを)続けなくちゃいけないわけじゃない。僕はただ3週間半続けただけだよ」
映画の撮影が終了したと同時に周囲から手渡されたのは、大好物のバッファローウィング。鶏肉の手羽の揚げ物をスパイシーなソースで絡めたもの。高カロリーで、ダイエット中には決して口にできない一品だ。
現在は、以前の体形に戻すため、体重を増やしているのだが、これが意外に苦労なのだとか。運動好きのチャドだけに、トレーニングの時間を減らさなければならないのが苦痛らしい。
トレーニング好きでなければ、かなり厳しい、チャド式ダイエット法。話だけでギブアップしてしまいそう?
<USサイト「www.usmagazine.com」 2月7日記事より>
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