June 24, 2014
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のメイエム・ビアリックが、自らのビーガン・レシピを公開した自著『Mayim's Vegan Table』についてインタビューに答えている。
メイエムといえば、子役として主演した「ブロッサム」で人気を得たのち、学業に専念。大学院では神経科学の博士号まで取得、そして二児の母親でもあるスーパーウーマンだ。「ラリーのミッドライフ★クライシス」で女優復帰し、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」にはシーズン3からレギュラー出演して、人気を再燃させている。
ビーガン(完全菜食主義者)でも知られるメイエムの『Mayim's Vegan Table』には、100を超えるビーガンの料理レシピが掲載されている。比較的シンプルで誰もが挑戦できそうなレシピがほとんどだという。
「私はごく普通の人間なの。だから『みんな見て! セレブの私が料理本を出したのよ。この通りに食べていれば、あなたの人生は完璧になるわ』なんて考えてない。私は節約家で、どこにでもいるような母親。外で食べ歩いてるわけでも、ナニーを雇ってるわけでもない。つつましく暮らしているつもりよ」(メイエム)
ハリウッドセレブの出す料理本の中には、ハイエンドなライフスタイルの一環として、洒落た食生活を提案するものもある。しかし、メイエムは子どもを産んでからしばらくの間、女優業を休業していたこともあって、セレブらしい生活とはほとんど無縁。親しみやすいムードは、料理本にも表れている。
「料理について勉強したのは、子どもたちのため。この本の良いところは、全てのお父さんお母さんに役立ててもらえるところよ。ロサンゼルスやニューヨークのような大都会に住む親だけに向けて書いたんじゃないわ、誰もがテンペ(インドネシアの大豆食品)が簡単に手に入る場所に住んでるわけじゃないから」(メイエム)
手に入りやすい食材で、ビーガンでない人でもトライできそうなレシピを集めた、メイエムの料理本。多才なメイエムの、また新たな才能を発見できる一冊と言えそうだ。
<USサイト 「laweekly.com」 6月13日記事より>