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スパドラ!最新USレポート Vol.234:これぞアメリカンドリーム!「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の主要キャスト、一本あたり100万ドルの出演料に

August 5, 2014

TBBT_us250_0805.JPEG全米ナンバーワンの視聴者数を誇る、超人気シットコム「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の主人公、ジム・パーソンズジョニー・ガレッキケイリー・クオコの3人が、それぞれ一本あたりの出演料100万ドル(約1億300万円)へ大幅アップを勝ち取っていたことが分かった。3人及び現在もギャラ交渉中のサイモン・ヘルバーグクナル・ネイヤーの5人は、7月30日からスタートする予定だった新シーズンの撮影を欠席して、ギャラ交渉に臨んでいた。

「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」全米での放送は、今秋始まるシーズン8からシーズン10まで、すでに決定済み。新しい3シーズンで計72話製作されるとすれば、ジム、ジョニー、ケイリーの3人は、一人あたり7200万ドルの出演料を手にすることになる。

3人の主要キャストの出演料はこれまで1話あたり32万5000ドル(約3300万円)。このたびの交渉で3倍以上のアップとなる。加えて、番組所有権もそれぞれ4倍にアップしたと言われており、出演料以外の収入も増える見込みだ。

過去には「フレンズ」のジェニファー・アニストンら主要キャスト6人が、同じく一話あたり100万ドルを手にしたことがあったが、それも番組終盤の頃の話。シーズン7で人気を盛り返した「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は、今回の交渉でシーズン11以降継続の目途がついたともされており、順調に続けば、主要キャストの出演料はシットコム史上最高となる可能性が高い。

まさにアメリカンドリームのような話だが、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の人気からすれば、ビッグマネーも当然か。「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」シーズン7は、毎週2000万人以上の視聴者を集めて、全米ナンバーワン。特に18-49歳の年齢層での視聴率が良く、広告面での注目度も高い。国内の再放送権や海外での放送権も莫大な収入となっている。

ギャラ交渉中の5人のうち、残るサイモンとクナルも一両日中に同意に達する見通し。また、同じくレギュラーキャストのメイエム・ビアリックメリッサ・ローチもすでに出演継続は決定しており、ギャラの交渉は9月にスタートするという。

<「deadline.com」 8月4日記事より>