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スパドラ!最新USレポート Vol.264:「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」「ブラックリスト」が視聴率ランキングのトップグループに 「エレメンタリ― ホームズ&ワトソン in NY」は録画視聴率増加ランキングで首位争い

December 9, 2014

bbt_BL_elementary_us250_1209.jpgTV番組の最も重要な人気バロメーターとなるのが、ライブ視聴及びDVR録画を含めた視聴率。この秋スタートの新ドラマ/シーズンの番組において、18-49歳層の視聴率ランキングで熾烈な首位争いを繰り広げるのは、共に30分コメディの「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」と「モダン・ファミリー」。ライブ視聴/DVR録画を含めた7日以内の視聴率は6%台で、トップグループの中でもずば抜けた人気だ。

この2つのコメディに続くのが、1時間ドラマの「ブラックリスト」と「How To Get Away With Murder」(今期の新ドラマ)。ライブ視聴/DVR録画を含めた7日以内の視聴率は4%台と上位のコメディには及ばないものの、共に熱心な視聴者を引き付け数字は安定している。

また、ライブ視聴をしのぎ、DVR録画視聴で好調を維持する番組も。10月30日にシーズン3がスタートした「エレメンタリ― ホームズ&ワトソン in NY」は、ライブ視聴/DVR録画を含めた7日以内の視聴率ランキング(18-49歳層)で11位。一方、放送日のみの視聴率に対し、7日以内の録画視聴率は2倍の増加(100%)を記録し、2日以内の録画視聴率増加ランキング(18-49歳層)では首位に立った。翌週の第2話も92%の増加で、「Originals」(「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のスピンオフドラマ)に続く、第2位を記録している。

「エレメンタリ― ホームズ&ワトソン in NY」の録画視聴率の高さは、番組の人気に加え、夜10時からの遅い放送開始、そして強力な裏番組(「How To Get Away With Murder」)の存在と、放送時間帯事情も関連しているようだ。


<「tvbythenumbers.zap2it.com」 11月24日記事より>