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人気ドラマ「ブラックリスト　シーズン２」が、2月1日に行われた「第49回スーパーボウル」直後に放送された特別回で、番組始まって以来の最高となる2,650万人の視聴者数を集めたことが分かった。18～49歳層の視聴率は、8.7％。同層の視聴率が４％を突破すれば、大ヒットと認知される近年において、「ブラックリスト」は記録的な数字を獲得した。

アメリカンフットボール、NFLの優勝決定戦である、スーパーボウルは、全米最大のお祭りイベント。例年、最も視聴率を稼ぐコンテンツとして知られている。「第49回スーパーボウル」で１億1,440万人の視聴者数を集め、これまでの記録だった昨年の1億1,220万人超える、米テレビ史上最高の視聴者数記録を樹立した。

こうした人気から、スーパーボウルを中継する放送ネットワークは、試合中継終了直後の時間に、そのネットワークで最も期待される番組を特別放送するのが恒例。今年はスーパーボウルの中継がNBCで行われたため、NBCのエース的番組「ブラックリスト」がこの特別枠に選ばれた。ちなみに昨年は「New Girl ～ ダサかわ女子と三銃士」（FOX）、一昨年は「エレメンタリ―　ホームズ ＆ ワトソン in NY」（CBS）がそれぞれ放送されている。

米NBCでの「ブラックリスト　シーズン２」は、2月5日の放送より、これまでの月曜10時の時間帯から、木曜９時へ移動する。今シーズンの木曜日は、ションダ・ライムズ製作の3ドラマ（「グレイズ・アナトミー」「スキャンダル」「HOW TO GET AWAY WITH MURDER（原題）」）が強力なABC、「ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則」「エレメンタリ―　ホームズ ＆ ワトソン in NY」のCBSと、人気ドラマ、コメディが放送される激戦区。NBCでは「ER　緊急救命室」の終了以降、木曜日は低迷していた。「ブラックリスト」の参戦で、NBCが一矢を報いるか、注目が集まっている。


＜「variety.com」　2月2日＞