February 24, 2015
今や「ブラックリスト」で重厚かつ貫録ある演技を見せるジェームズ・スペイダーも、1980年代には青春映画に欠かせない若手俳優として、女の子たちからアイドル的な人気を誇っていた。当時からクールなジェームズと、対極的に甘くソフトな魅力にあふれていたのが、アンドリュー・マッカーシー。80年代に公開された映画『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』『マネキン』、そして『レス・ザン・ゼロ』の3作品で共演した元アイドルの二人が、なんと「ブラックリスト」で再タッグを組むという。
“再タッグ”とはいえ、「ブラックリスト」にアンドリューは監督として参加。2月12日放送のエピソード(第11話)「Ruslan Denisov」を皮切りに、計3エピソードでメガホンを取ることが決定している。
80年代アイドル二人の夢のような再タッグに、「ブラックリスト」製作総指揮のジョン・ボーケンキャンプとジョン・アイゼンドレイスは共同で「二人は共に偉大なアーティストとして、過去に素晴らしい共演の場を分かち合いました。今回は、(旧交を温める)絶好の機会になったようです」と声明文を発表。当の本人たちだけでなく、周囲にとっても刺激的な現場となったようだ。
アンドリューはこれまでに「ゴシップガール」や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち」など話題作を手掛け、TVドラマの監督として実績は十分。80年代の共演当時からビッグに成長した、ベテラン俳優ジェームズを、アンドリューはどう演出するのか、お楽しみだ。
<「eonline.com」 2月6日>