March 26, 2015
今年2月から木曜9時に放送時間が移動した、「ブラックリスト」(NBC)の健闘が話題になっている。
2014-2015年のシーズンで“木曜9時”といえば、「スキャンダル」(ABC)が独走していた時間帯。ところが、月曜10時から「ブラックリスト」が移動して以降、徐々に状況が変化している。
2月26日(木)の回では、全年齢層におけるライブ視聴/DVR録画を含めた7日以内の録画視聴者数は、「スキャンダル」が1388万人、「ブラックリスト」が1354万人で、「スキャンダル」の勝ち。ところが、最新週(※)の3月5日放送回では、「スキャンダル」が1331万人、「ブラックリスト」1356万人と、「ブラックリスト」の視聴者数が上回る結果となった。(※現時点で視聴者数が発表されている最新週)
視聴率でも両番組の差は週を追うごとに小さくなっている。「スキャンダル」の独走に、「ブラックリスト」が待ったをかけたのか?しかし、「スキャンダル」の人気は簡単には揺らがない。18-49歳層の視聴率では、「スキャンダル」が「ブラックリスト」を上回っているからだ。今後、18-49歳層に「ブラックリスト」がいかにアピールしてゆくか。“木曜9時”の激戦レースはこれからも注目を集めそうだ。
<「nydailynews.com」 3月19日>