スパドラ!最新USレポート

スパドラ!最新USレポート Vol.304:「Better Call Saul」、今期スタートの新ケーブルドラマ、ナンバーワンの座に

April 16, 2015

BBS5B_Gallery_us250_0416.jpgブレイキング・バッド」のスピンオフドラマ、「Better Call Saul(原題)」のシーズン1が、4月6日、全米でシーズンフィナーレを迎えた。全10話におよぶ放送期間にわたり、視聴者数、ツイッター数などが好調で、今期スタートの新ケーブルドラマの中で人気ナンバーワンとなった。

「ブレイキング・バッド」同様、 米ケーブル局AMCで放送された「Better Call Saul」は、6日のシーズンフィナーレで、全年齢層におけるライブ視聴/DVR録画を含めた3日以内の録画視聴者数が510万人を記録。18-49歳層で310万人、25-54歳層では330万人を集めた。

さらにAMCのサイトamc.comで、440万人が視聴。VOD(ビデオ・オン・デマンド)では、視聴者数1150万人を記録した。またツイッターでも今期の新ケーブルドラマの中では最多のつぶやき数を稼いだという。

「Better Call Saul」シーズン1の成功について、AMCのチャーリー・コリア―社長は文面で、「(番組製作が決まってから放送までの)一年ちょっとの間に、私たちはたくさんの友人、ファン、批評家、そして家族からも『ブレイキング・バッド』の栄光を汚すなよ、と言われてきました。幸いにも『Better Call Saul』のシーズン1で、(クリエーターの)ヴィンス・ギリガン、ピーター・グールドは、これまで通りの素晴らしい仕事そして協力体制で応えてくれました。考えられる範囲、すべての部分で感謝しています」と感謝の言葉を伝えている。

「Better Call Saul」は、すでにシーズン2も更新済み。シーズン2は全13話で、米国では2016年の放送が決定している。


<「variety.com」 4月13日>