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撮影待機中の映画『Breath(原題)』で映画監督デビューを果たす、「メンタリスト」のサイモン・ベイカーが、同映画PRのため、フランスのカンヌ映画祭を訪れた。

「メンタリスト」が大ヒットしているフランス。周囲の友人がサイモンと一緒だと、フランス人の愛想が全然違うとこぼすほど、サイモンはフランスでスーパースター級の人気なのだという。「メンタリスト」共演者のロビン・タニーも「フランスでは、サイモンはビートルズみたいなのよ」と、かつて冗談めかして語ったことがある。

今回の訪問でも、サイモンは自身の人気を肌で実感した。「エレベーターでベルボーイと乗り合わせたんだ。そしたら彼が僕の顔を見て、顔を真っ赤にしたんだよ」

フランスでは2010年に「メンタリスト」の放送がスタート。フランスおよび他の海外ドラマを合わせた中でも、ナンバーワンの人気を博すドラマに成長した。2013年の調査では、全フランス国民の13％が「メンタリスト」を毎週視聴していたという。

「メンタリスト」シーズン７は、フランスでは2015年秋からの放送が決まっている。


＜「hollywoodreporter.com」　5月21日付け記事より＞