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スパドラ!最新USレポート Vol.325:「フォーリング スカイズ」のノア・ワイリー、「僕の俳優人生でこの5年間は一番みじめ」と吐露

July 7, 2015

FallingSkies_yr2_#15(2-5)_us250_0707.jpegER 緊急救命室」の熱血医師役から、「フォーリング スカイズ」では軍事専門の歴史家で対エイリアン市民団体のリーダー的存在を演じているノア・ワイリー。現在、米国では「フォーリング スカイズ」最終シーズンとなる、シーズン5を放送中だ。「フォーリング スカイズ」の5シーズンを振り返り、戦闘アクションシーン満載の同ドラマの撮影について語っている。

「僕の俳優人生の中で、この5年間は一番みじめだった」とノア。「フォーリング スカイズ」の撮影は、「ER 緊急救命室」で長丁場の撮影を乗り切ったノアでさえ、過酷すぎる体験だった。たとえば、ノアがデコボコの岩礁を伝い、海からはいずり上がるというシーンだ。

「最初に脚本で読んだとき、問題ないと感じた。夏に撮影すると思ったから、海水は温かいはずだと。ところが夏に撮影できなくて、結局11月になってしまった。海水は凍り付きそうな冷たさだったよ。岩礁をはいつくばったシーンは一発勝負で撮影したけれど、終わった後、僕は立ち上がってチクショーと叫んでしまったんだ」

主演のノアにも手加減なしの本気の撮影。ノアはだからこそ、「このドラマを誇りに思っている」と胸を張る。「真剣勝負だった。闘志むき出しで臨んだし、(視聴者も)リアルに思ってくれたはず。めったにテレビではお目にかかることのない作品だよ」

「フォーリング スカイズ」以降、ノアの最新プロジェクトは第二次世界大戦を巡る政治ドラマ「Those Angry Days」のドラマ化。「JUSTIFIED 俺の正義」のクリエーター、グレアム・ヨストとタッグを組む。プライベートでは、2014年6月に女優のサラ・ウェルズと再婚、今年6月22日に女児が誕生した。ノアは、公私ともに新しい一歩を歩み始めている。


<「nydailynews.com」 7月5日付け記事より>