スパドラ！最新ＵＳレポート

「レイ・ドノヴァン　ザ・フィクサー」シーズン３で、ストーリーの中心となるアンドリュー・フィニー（イアン・マクシェーン）の娘ペイジ役を演じる、ケイティ・ホームズ。やり手のスポーツエージェントを演じて貫録たっぷりのケイティだが、役のために装着しているある物がファンの間で話題になっている。

 

そのある物とは、歯につける歯列矯正器。歯並びをきれいに矯正するためにつける、ワイヤのようなものだ。歯の美しさにこだわる人の多い米国では、大人でも歯列矯正器を装着する人は珍しくないが、それでも青年期までに済ませてしまうのが一般的。大人になればなるほど、装着するのが厄介な物でもある。

 

では、なぜケイティ演じるペイジが、劇中で歯列矯正器を装着しているのだろうか？米国でシーズン３がスタートした7月12日以来、ツイッターなどでファンの憶測を呼んだ、その理由が朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」の中で明らかになった。

 

PRのために同番組にゲスト出演したケイティ、司会者の「なぜ『レイ・ドノヴァン　ザ・フィクサー』に出演しようと思ったのか？」との質問には、「番組のファンだったの。クリエーターに誘われて、これまでに演じたことのないキャラクターに興味を持った。そのキャラクターが歯列矯正器を装着していると聞いて、すぐに『やるわ』と答えたのよ」と回答。なんとケイティは歯列矯正器があったからこそ、出演を決めたというのだ。

 

ケイティはペイジが歯列矯正器を装着している理由として、ペイジの持病である片頭痛を和らげるためとしながら、潜在的には「それがペイジ自身を表している」と分析する。「彼女は何でもキチンとやりとげないと気が済まない人だけど、それでもどこかに欠点を抱えているの。彼女はとても複雑なキャラクターだと分かって欲しかった。外見どおりの完璧な人じゃないのよ」（ケイティ）。

 

普通なら敬遠したくなりそうな歯列矯正器がケイティの女優魂に火をつけたのだろうか。ちなみにケイティが「レイ・ドノヴァン　ザ・フィクサー」で装着している歯列矯正器は本物ではなく、マウスピースのようなものだという。
 

 

＜「abcnews.go.com」　7月22日記事より＞