October 6, 2015
米エンタメ誌ヴァラエティが、2015-16年シーズンTV広告30秒スポット料金の上位25番組を発表した。
今年もナンバーワンの座に君臨するのは、プロアメリカンフットボール(NFL)中継番組「Sunday Night Football」(NBC)。そのTV広告料金637,330 ドル(約7,676万円)は、2位「Empire 成功の代償」の521,794ドル(約6,285万円)に、10万ドル以上の大差をつける圧勝だ。アメフト以外のスポーツ中継は上位に入っていないことからも、米国でのアメフト人気の高さがうかがえる。
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」と「モダン・ファミリー」の人気コメディ対決は、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が、289,621ドル(約3,488万円)、一方の「モダン・ファミリー」は、236,296ドル(約2,846万円)。「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が、視聴率に続き、TV広告料金でも、ライバルに勝利を収めた。
アメフト中継、リアリティショー以外では、上位に「スキャンダル 託された秘密」、「ブラックリスト」など人気ドラマが順当に並んでいる。
また、4大ネットワーク(NBC、ABC、CBS、FOX)が圧倒的優位を占める中、ドラマを放送するケーブル局では、唯一AMCがランクイン。「ウォーキング・デッド」、「ベター・コール・ソウル」など個性的なAMCドラマが4大ネットワーク作品に並ぶ、広告収入を上げている。
<「variety.com」 9月29日付け記事より>