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スパドラ!最新USレポート Vol.462:米TVコマーシャル30秒あたりの料金は6750万円?コメディでは「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」がナンバーワン

October 19, 2016

BigBangTheory_yr8_us250_1019.jpeg米エンタメ業界紙ヴァラエティが、TV番組におけるコマーシャル30秒あたりの料金を発表した。上位を独占したのは、プロ・アメリカンフットボールNFLの中継番組。トップは、「Sunday Night Football」(NBC)で、わずか30秒の枠で料金は65万ドル(約6750万円)だという。

NFLは米国で最も人気の高いプロスポーツ。王者決定戦となるスーパーボウルは全世界に生中継されている。さらにNFLは、MLBやNBAに比べ一シーズンあたりの試合数がレギュラーシーズンで16試合と少なく希少価値があることも、料金を押し上げる理由のようだ。

その他、コメディでは「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(CBS)がナンバーワン。月曜日放送分が30秒あたり31万3119ドル(約3200万円)、同木曜日放送分が25万3099ドル(約2600万円)となっている。

ドラマの主なところでは、それぞれ30秒あたり、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」(CBS)が14万6268ドル(約1500万円)、「ブラックリスト」(NBC)が13万6730ドル(約1400万円)。一般的にThe CWの番組はコマーシャル料金が低く、「スーパーナチュラル」(CW)は3万2373ドル(約330万円)となっている。

TV業界は、長年のスランプでコマーシャル料金も下がり気味だったが、米経済の好調を背景に、今年に入って好転。プライムタイムにおけるコマーシャル料金は、5大ネットワーク合計で84.1億ドルから92.5億ドルまで上昇した(日本円で9000億円前後)。昨年のプライムタイムは、5大ネットワーク合計で80.2億ドルから86.9億ドルだったと推定されている。


<「variety.com」 10月17日>