スパドラ!最新USレポート Vol.470:第22回放送映画批評家協会賞TVカテゴリーのノミネート発表「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」からリーヴ・シュレイバー、ジョン・ヴォイトらが候補に
米国の放送映画批評家協会が主催する、第22回放送映画批評家協会賞TVカテゴリーのノミネートが発表された。同賞は、例年9月からスタートするTVの新シリーズ及び新シーズンを対象に含む最初の主要アウォードとなる。
プラットフォーム(放送局、映像ストリーミング配信サービス)別で最もノミネート数を稼いだのは、HBOで22個。続いてネットワークのABC、ストリーミング配信サービスのネットフリックスが14個で並んだ。
番組別ではエミー賞でも圧勝した「ゲーム・オブ・スローンズ」などがノミネートを稼ぐ中、健闘したのは「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」。ドラマ部門の主演男優賞にリーヴ・シュレイバー、同助演男優賞にはジョン・ヴォイト、そしてシーズン4に出演していたリサ・ボネットが同ゲストパフォーマンス賞にそれぞれノミネートされている。
また、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」からは、コメディ部門のゲストパフォーマンス賞にクリスティーン・バランスキーがノミネート入りした。
ちなみに、放送映画批評家協会賞のゲストパフォーマンス賞は男優・女優が混在して選出されており、かなりの激戦区。ドラマ部門では、他に「グッド・ワイフ」のマイケル・J・フォックス、「ウォーキング・デッド」のジェフリー・ディーン・モーガンら、コメディ部門では「サタデー・ナイト・ライブ」のアレック・ボールドウィン、「Inside Amy Schumer」のリーアム・ニーソンなど大物の名前が挙がっている。
この日の発表はTVカテゴリーだけだったが、放送映画批評家協会賞は映画も対象としている。映画カテゴリーのノミネートは12月1日に発表、TVと映画共に授賞式は12月11日に開催される。
TVカテゴリー主要賞のノミネートは以下の通り。
<ドラマシリーズ部門>
■作品賞
「ベター・コール・ソウル」(AMC)
「ゲーム・オブ・スローンズ」(HBO)
「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(USA)
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(ネットフリックス)
「ザ・クラウン」(ネットフリックス)
「This Is Us(原題)」(NBC)
「ウエストワールド」(HBO)
■主演男優賞
サム・ヒューアン 「アウトランダー」
ラミ・マレック 「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
ボブ・オデンカーク 「ベター・コール・ソウル」
マシュー・リス 「ジ・アメリカンズ」
ケビン・スペイシー 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
■主演女優賞
カトリーナ・バルフ 「アウトランダー」
ヴィオラ・デイヴィス 「殺人を無罪にする方法」
タチアナ・マスラニー 「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」
ケリー・ラッセル 「ジ・アメリカンズ」
エヴァン・レイチェル・ウッド 「ウエストワールド」
ロビン・ライト 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
■助演男優賞
ピーター・ディンクレイジ 「ゲーム・オブ・スローンズ」
キット・ハリントン 「ゲーム・オブ・スローンズ」
ジョン・リスゴー 「ザ・クラウン」
マンディ・パティンキン 「HOMELAND」
クリスチャン・スレーター 「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
■助演女優賞
クリスティーン・バランスキー 「グッド・ワイフ」
エミリア・クラーク 「ゲーム・オブ・スローンズ」
レナ・ヘディ 「ゲーム・オブ・スローンズ」
タンディ・ニュートン 「ウエストワールド」
モーラ・ティアニー 「アフェア 情事の行方」
コンスタンス・ジマー 「UnREAL(原題)」
■ゲストパフォーマンス賞
マハーシャラ・アリ 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
リサ・ボネット 「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」
エレン・バースティン 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
マイケル・J・フォックス 「グッド・ワイフ」
ジャレッド・ハリス 「ザ・クラウン」
ジェフリー・ディーン・モーガン 「ウォーキング・デッド」
<コメディ・シリーズ部門>
■作品賞
「Atlanta(原題)」(FX)
「black-ish(原題)」(ABC)
「Fleabag(原題)」(Amazon)
「モダン・ファミリー」(ABC)
「シリコンバレー」(HBO)
「アンブレイカブル・キミー・シュミット」(ネットフリックス)
「Veep/ヴィープ」(HBO)
■主演男優賞
アンソニー・アンダーソン 「black-ish(原題)」
ウィル・フォーテ 「The Last Man on Earth(原題)」
ドナルド・グローヴァー 「Atlanta(原題)」
ビル・ヘイダー 「Documentary Now! (原題)」
パトリック・スチュワート 「Blunt Talk(原題)」
ジェフリー・タンバー 「トランスペアレント」
■主演女優賞
エリー・ケンパー 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
ジュリア・ルイス=ドレイファス 「Veep/ヴィープ」
ケイト・マッキノン 「サタデー・ナイト・ライブ」
トレーシー・エリス・ロス 「black-ish(原題)」
フィービー・ウォーラー・ブリッジ 「Fleabag(原題)」
コンスタンス・ウー 「フアン家のアメリカ開拓記」
■助演男優賞
ルイー・アンダーソン 「Baskets(原題)」
アンドレ・ブラウアー 「Brooklyn Nine-Nine(原題)」
ティトゥス・バージェス 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
タイ・バーレル 「モダン・ファミリー」
トニー・ヘイル 「Veep/ヴィープ」
T・J・ミラー 「シリコンバレー」
■助演女優賞
ジュリー・ボーウェン 「モダン・ファミリー」
アンナ・クラムスキー 「Veep/ヴィープ」
アリソン・ジャネイ 「Mom(原題)」
ジェーン・クラコウスキー 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
ジュディス・ライト 「トランスペアレント」
アリソン・ウィリアムズ 「GIRLS/ガールズ」
■ゲストパフォーマンス賞
アレック・ボールドウィン 「サタデー・ナイト・ライブ」
ラリー・デヴィッド 「サタデー・ナイト・ライブ」
リサ・クドロー 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
リーアム・ニーソン 「Inside Amy Schumer(原題)」
<criticschoice.com」 11月14日>