December 1, 2016
人気TVドラマシリーズ「ブラックリスト」の小説版「The Blacklist - The Beekeeper No. 159」が、米タイタン・ブックス社から11月29日に販売開始された。アマゾンなどで購入が可能だ。
小説版に登場するのは、レイモンド・レディントン、エリザベス・キーンら、本家「ブラックリスト」でおなじみのメンバー。そして彼らが追い詰める“ブラックリスター”が、誘拐を専門とする闇の凶悪犯、ボディスナッチャーだ。レディントンの情報により、エリザベスらはボディスナッチャーの計画を封じることに一度は成功するが、意外な事実が判明し…というストーリー。
小説版を手がけるのは、スティーヴン・ピジクス。ピジクスは、SF、ファンタジー系を中心にさまざまな著作を持つ作家で、「スタートレック」の小説版の一つ、「The Nanotech War」などTVドラマや映画のノベライズ作品も執筆している。
今回の小説版発行にあたり、製作総指揮者の一人、ジョン・アイゼンドレイスは、「スティーヴン・ピジクスさんに協力していただいて、私たち一同感激しています。私たちは常々『ブラックリスト』が素晴らしい読み物になると考えていました。新しいフォーマットで番組の世界が構築されるのを楽しみにしています」と、エールを送っている。
「ブラックリスト」は、これまでにコミック版(「The Blacklist Vol 1: The Gambler」「Blacklist Volume 2: The Arsonist」)が出版、そしてTVではスピンオフ・シリーズ「The Blacklist: Redemption(原題)」 の放送も決定している。根強いファンに支えられ、これからも「ブラックリスト」ワールドはどんどん広がりそうだ。
<「ew.com」 11月23日>