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スパドラ!最新USレポート Vol.486:「スーパーナチュラル」、シーズン13の放送継続が決定! 米The CW、2017-18年シーズンの継続番組を発表 

January 11, 2017

supernatural_yr10_us250_0111.JPEG米大手ネットワークの一つ、The CWが、今秋からの2017-18年シーズンに向け、放送継続が決定した7番組を発表した。

継続が決定した7番組は、「ARROW/アロー」(シーズン6)、「レジェンド・オブ・トゥモロー」(シーズン3)、「THE FLASH/フラッシュ」(シーズン4)、「スーパーガール」(シーズン3)、「ジェーン・ザ・ヴァージン」(シーズン4)、「Crazy Ex-Girlfriend」(シーズン3)、そして「スーパーナチュラル」(シーズン13)。(かっこ内は継続が決まった新シーズン)

他のネットワークと比べ、The CWは比較的、若い視聴者層に支えられたネットワークとして知られている。そのThe CWにとって、アメコミを原作とする4番組(「ARROW/アロー」「レジェンド・オブ・トゥモロー」「THE FLASH/フラッシュ」「スーパーガール」)は看板のようなもの。視聴率の低下傾向の番組もあるが、オンラインでのストリーミング視聴では、今も高い人気を誇っているという。

また、米では現在シーズン12が放送中の「スーパーナチュラル」もその次のシーズン継続が決定。「スーパーナチュラル」が築いた根強いファンの支持基盤は、The CWにとっても魅力的なようだ。

今回発表した7番組の中には、「スーパーナチュラル」のように現シーズンが放送前の段階の番組も含まれている。時期の早い継続決定について、The CW社長のマーク・ペドウィッツ氏は、「番組プロデューサーたちは、次のシーズンに向け計画を練ることができるだろう」と、クリエイティブ面でのメリットを強調。一方で、The CWにとっても番組継続の決定は、コンテンツの確保として重大な意味を持つ。The CWは、2016年に映像ストリーミング配信サービスのネットフリックスと10億ドル(約1161億円)とも言われる巨額の配信契約を結んでおり、同サービスの利用者に対しても魅力的なコンテンツを提供しなければならないからだ。

ビジネスの思惑がどうであれ、お気に入りの番組の継続か打ち切りか、毎シーズンごと気をもんできたファンにとって、早期継続の決定はなによりの朗報であることは間違いなさそうだ。


<「variety.com」 1月8日付け>