June 15, 2017
米ニールセン・メディア・リサーチ社が、2016-17年期におけるTV番組視聴者数ランキングを発表した。調査期間は、2016年9月19日から2017年5月14日の間で、対象となるのはリアルタイム視聴者数と7日内のタイムシフト視聴者数を合わせた総合視聴者数。スーパーボウルやアカデミー賞中継などの特番を除く、レギュラー放送のみの集計。
1位は、NFL(プロ・アメリカン・フットボール)のシーズン中継番組「NFL Sunday Night Football」(2010万人)。米国人の日曜夜の定番番組は、ランキングの中で唯一視聴者数2000万人を突破した。
2位は、やっぱり強い「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(1900万人)。18~49歳層のTV番組視聴率ランキングでも、NFL関連番組以外でトップの6位を記録しており、今シーズンも全米ナンバーワンコメディの座を堅守した。
3位は、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」(1840万人)。シーズン14を終えたロングラン番組も固定ファンに支えられ、根強い人気だ。さらに同番組のスピンオフシリーズも、10位に「NCIS:ニューオーリンズ」(1340万人)、14位に「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」(1250万人)と、それぞれ上位にランクインした。
以下、22位に「クリミナル・マインド」(1090万人)、24位には「SCORPION/スコーピオン」(1070万人)と、個性派の犯罪解決ドラマが引き続き、視聴者を集めた。また一部を除いて、低調に終わった今期の新ドラマの中で、「MACGYVER/マクガイバー」が980万人を記録、30位に滑り込んでいる。
<「TV Guide」 6月12日付け>