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米では今秋シーズン１３を迎える「スーパーナチュラル」に新スピンオフ・シリーズ「Wayward Sisters（原題）」の計画が浮上していることが明らかになった。新シリーズの主人公ジョディー・ミルズ保安官は、シーズン５以降、たびたび「スーパーナチュラル」に登場している人気の女性キャラクター。ミルズ保安官を演じる、女優のキム・ローズが新スピンオフ計画の強力な援軍となったファンに対し、ツイッターで感謝の言葉をつぶやいている。

 

「皆さんがこれ（「Wayward Sisters」）を実現させたのです。あなたたちの声、存在、粘り強さ、抵抗、喜び、熱望、そして愛。皆さんのおかげです」

 

キムの熱いツイートには理由がある。実は、ミルズ保安官らを主人公とした新スピンオフのアイデアを生み出したのは、「スーパーナチュラル」のファンたち。彼らは2年前からSNSを使ったキャンペーンを繰り広げ、実現を熱心に推し進めていた。

 

「Wayward Sisters」は、超自然現象の悲劇によって孤児となり、問題を抱えた若い女性たちがミルズ保安官の指揮の元、モンスターと戦う集団へ成長してゆくというストーリー。

 

人気シリーズ「スーパーナチュラル」も、最初のスピンオフ計画「Bloodlines」はファンの支持を得られず、シリーズ化はならなかった。2度目のチャレンジとなるスピンオフ、そして今度は女性を中心にストーリーが展開する。キムはその意気込みを別のツイートで伝えている。

 

「皆さんには感謝してもしきれません。命の限り、全力で挑戦することを誓います」

 

「Wayward Sisters」のパイロット版は、「スーパーナチュラル」シーズン１３のエピソードの中で放送される予定。

 

 

＜「latimes.com」　6月20日付け＞